『お母さんが教える国語』 目新しいことはないけど心が温かくなる本

一時期すごく流行した「お母さんが教える国語」シリーズ。著者は、25年以上にわたりカリスマ国語家庭教師として小学生を指導している早川尚子さんです。

 

中学受験 お母さんが教える国語 (地球の歩き方BOOKS)中学受験 お母さんが教える国語 印つけとメモ書きワークブック (地球の歩き方BOOKS)お母さんが教える国語 親子で成績を上げる魔法のアイデア (BOOKS)

 

我が家は、対象が小4くらいまでのシリーズ3冊目「親子で成績を上げる魔法のアイデア」を購入しましたが、内容は以下の通り。

第1章 わが子を読書好きにする魔法
第2章 わが子を漢字好きにする魔法
第3章 読む力のベースを身につける魔法
第4章 正確に読めるようにする魔法
第5章 親子で書く力をつける魔法
第6章 親子で書く力を伸ばす魔法
第7章 国語を通して親と子の絆を深める

 

本シリーズは問題集ではなく、親が子どもの国語力を伸ばすにはどうしたらいいのか?お母さんと子どもが取り組める様々な方法を「魔法」と題して紹介しています。

シリーズ1冊目と2冊目は「中学受験」という文言が入っていますが、3冊目のこちらは中学受験という文字は入っておらず、内容も10歳くらいまでの家庭でできる国語の勉強法についてとなっています。

 

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「魔法」って言葉が素敵だな

この本の最初の方に書かれていること。

親は子どもが誕生したその日に「魔法が使える力」をプレゼントされている。
その魔法は「ねんね」「いたいの、いたいのとんでけー」だったり。わたしたち母親は赤ちゃんと心を通わせるために、いろいろな言葉の魔法を使ってきたと。

でもまだ使い切れていない魔法がたくさんある。魔法は尽きることがない。魔法を使って子どもの心を育み、国語の土台も作りましょう。

 

いいですよね。母親としてこの文章に心がふんわり。そして改めて、普段の生活から私たち母親の子どもへの接し方が大事なんだなと感じました。

 

本書の具体的な内容ですが、「これは新しいいいアイディア!」というものは正直あまりありません。

ですが日常生活の中で簡単に実践できるアイディアがたくさん散りばめられているのがこの本の特徴です。そしてそのアイディアがかなり具体的。

例えば「読書を精読に近づける」では、本のストーリーをわざと間違えて言ってみる。
「その本の内容を教えて!」「一番好きなところはどこ?」「悲しいところはあった?」などポイントを尋ねてみるといった感じ。その日からすぐに実践できるアイディアが書かれています。

 

この具体的というのはどの章にも共通していて、漢字学習でしたら漢字学習への取り組み方が小学校4年生まで1年毎で書かれている項目もあります。

正確に読む力を付ける章では、書写や印つけ。作文では手作りカードを活用するなどどれも具体的。ただ「正確に読む」章以降のアイディアは、実際にやるとなると親にもかなりの忍耐が必要そうです・・・。

 

(そしてこのブログを読んで下さっているみなさんなら、この本に書いてあることは特に考えることなく自然に実践されてそうな気もします・・・。)

目次を見ていただいて、「うちの子はここが弱い」という項目がいくつかある場合にいい本かもしれません。

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