【中学受験4年生】内申が取れない子は中学受験?




ー2016年1月3日ー

我が家は夫婦同じ体育会系部活の出身で、その部活というのが大学1・2を争う「OB・OGの活動が盛んな部」です。

OB・OGの大きな集まりが年に何度もあって、山菜取りに始まって、バーベキューに登山、紅葉、スキー、マラソン大会などなど。
その1つ1つがたくさんのOBが集まる大きな会になるのですが、子ども参加もOKなのでうちも頻繁に参加させてもらっています。

現役の大学生たちは子どもとよく遊んでくれるので、子どもたちも大学生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが大好き。「おい、受験どうすんだよ。中学受験しないの?」なんて肘でつつかれ・・・。体育会系のノリが大好きな長男がノリで「ぼく中学受験します!」って大声で宣言してしまうという事態に。

おいおいおいおい。

 

そんなこともあってほんの少しだけ中学受験を考えてしまった私。ですが中学受験を考えてしまったことの一番の理由は「内申」というものの存在です。

 




長男の成績表

以前ブログにも書きましたが、長男の成績表ははっきり言って良いものではありません。ちなみに直近の3年前期の国語です。(長男の学校は2学期制で、成績表は9月と3月の2回です)

国語の成績

 

小学校の説明会では「テストの点数が90点以上で良いをつけます。そこに授業態度を加味するという方法です」との説明会がありました。90点以上とってればとりあえず「良い」でいけるのか?と思っていましたが・・・

それでこちらが学校の国語テスト

テスト11
テスト2
テスト3
テスト12
テスト5

見えにくくてすみません。点数は98点と100点。ここに載せていない漢字テストはほとんどが満点です。

 

とまぁ90点はクリアしています。(ちなみに98点というのは句読点抜けや本文を正確に書き写してないなどです。)

結局は授業態度の問題かなと思って個人面談で先生にお聞きしたのですが、「授業態度は問題ありません。積極的とは言えませんが手も挙げてます」とのこと。

こうなるといよいよ学校の成績を上げるために何をしたらいいのかが分かりません。

 

(ちなみに小2次男の成績表は全て「良い」でした。2年生までは甘い評価とは言え「おいおいおい、全部「良い」のわけないだろーーよ?とね。次男は学校で相当いい子ぶってるらしいのでそれが成績表にも反映されているのかもしれません。いい成績表をもらっておいて文句を言うつもりはありませんが、学力と成績が反映していないなと正直感じます。)

 

そもそも公立小学校の成績基準は?

気になったので調べてみました。成績の付け方は指導要領の見直しとともに微妙に変わるみたいで、直近の変更は2010年のようです。

 

ここでは思考力が重視される成績表の付け方に変わっているという記事も目にしました。

成績のつけ方、微妙に変わる!? 新指導要領【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】
http://benesse.jp/blog/20100610/p3.html

ただ公立小学校の成績は絶対評価というのが基本でこちらは以前より大きな変化はないようです。

では明確な基準があるかということですが、そこは各学校にゆだねられているというのが実情なよう。ネット上でも成績表に関する問題点は色々言われているみたいですね。

 

もしかして成績表の評価ってこんな感じ?

私の個人的な感想では、学業成績に子どもの性格が大きく関係するという印象を持っています。うちの長男は確かに優等生タイプではありません。

 

ですが積極的に授業に関わっているかといえば、NOです。

(何せテストを白紙で出したこともあるやつですので・・・。あは。)

私の考えはこうです。

小学校テストは難易度が高くないのでほとんどの子がいい点数。絶対評価とは言え全員に「良い」をつけるわけにはいかない。ということでテスト以外の積極性なども重要視しよう。と。

テストでいい点数を取るとか授業をきちんと聞くというのが最低ライン。そこからどれだけプラスアルファを取れるかが成績に関わってくるのではなか。

 

この考えが正しいかは分かりませんが、もしこういった側面があるのなら長男の成績はこれから先も振るわないままでしょう。

それで中学受験というのは短絡的ではありますが「今後も学校の成績に悩まされるだろうし、中学の内申点は恐らく期待できないだろう。となると高校は私立。なら中学受験でも一度チャレンジしてもいいかも?』という気持ちが出てきたのも確か。

あとは自分自身がいつか学習塾を開くのを目標としているので、塾のカリキュラムやテキストが…喉から手が出るほど欲しい!!あ、それなら長男をダシにしちゃえばいいじゃんみたいな(笑)えへ。塾のカリキュラムとテキストが手に入るのなら塾代も惜しくありません(本心)。

 

長男のやる気スイッチは入るのか?

と最近皆の前で高らかに「中学受験します」と宣言していた長男。どうせ口だけだろうと思っていたら、翌日だけは「ぼく受験するから塾の宿題がんばる」と文句も言わずに2時間ほど机に向かっていました。

ただ万が一にも本人がやる気になったとしても(そこから可能性は低い)、まだまだクリアすべき問題はたくさんあります。

  1. 週4練習のスポ少と両立できるのか(前提として長男の優先順位はスポーツです)
  2. サラリーマン家庭の我が家が塾代を捻出できるのか(サラリーマン家庭で中学受験ってあり?)
  3. 長男が受験するとしたら次男も?となると塾代が完全に無理ゲー(将来は私、下流老人になる気がする)

 

とつらつら書いてしまいましたが、全く受験を考えていなかった我が家。

今のところ受験する可能性は低いですが、子どもの成長とともにさまざまな道や選択肢が現れて、親に突きつけてくれるのが・・・面白い!!

これもまた子どものお陰。今後も学習面のみならず色々な壁や道が現れるのかと思うとワクワク。そこは今後も子どもたちに期待です。

 



16 件のコメント

  • 通知表の各教科の一番上のみについては、先生の前で一生懸命さを出すと絶対「大変良い」にまるがつくそうです。
    義母が現役小学校教諭なので、、、。この年末通知表を見て力説してくれました。
    (うちの娘は運動音痴なので、先生の前でマラソンなら毎日走ってアピールしなさい。遅くても頑張ってたら一番上は大変良いになるから!と言われました)

    前期ということは、二期で成績がつくのでしょうか?
    うちは昔ながらの三学期制なので違う点もあるかもしれませんが、一学期あまり高い成績をつけると後の伸び幅がなくなってしまうので少し低めにつけている可能性もあると思います。

    • 歩さま いつも貴重な情報をありがとうございます。前半部でいただいたコメントがすごーい衝撃で。。。何度も読み返しては考えさせられました。
      でも個人情報のこともあり掲載していいのかな?と悩んでしまい、とりあえずは前半部を省略して掲載させてもらいました。
      もし掲載してもいいよということであれば別途コメントなりメールをいただけるとありがたいです。

      そうなんです、うちの学校は2学期制で9月と3月に成績表をもらいます。3回もがっくりしなくていいのは良い(笑)のですが、夏休み前に成績表がないとなーんとなくダラダラな夏休みになってしまうのがマイナスポイントです。

      • 掲載は全然問題ありませんー。
        義母は他県の教師ですが、基本は同じだとは言っていました。

        今回得たのは、基本がなっていないのに次々先に進むことがよくない。
        安易に大人のやりやすいやり方で進めると、意味を理解しないまま進んでしまうのでいつかつまづいてしまう。
        教科書は基本の基本から順を追って説明されるので、まずは教科書を読みなさい。だそうです。

        うちの子は人の3倍理解に時間がかかるのでついつい先に進めたくなるんですけど、、、教科書先に欲しいです、、、。
        また次回帰る時に情報もらいます。

        • 歩さま ありがとうございます! 遠慮なく訂正して掲載させていただきます。
          生の情報・・・すごくありがたいです。そして義母さまのアドバイスも「なるほど」とかなり身に染みました。そうなんですよ、学校の学習についてはちゃんと教科書に全て書いてあるんだから、教科書準拠の問題集買う前に教科書読んだ方が・・・とか(また問題集の方に話が飛びました)思ってしまったり。

          大人のやりやすいように進めるのはマズイよなぁと私も自分に言い聞かさせてもらいました。ありがとうございます♪

  • 我が家もです~。習い事辞めたくないといって、来年度小4の塾通いはあきらめたクチですが、
    それでいいの?と今あせっているところ。取り合えず家庭学習はアレコレやらせています。

    学校の成績の付け方はホントよくわからないですよね。
    小3娘は国語のテストはほぼ100点。先生からは授業態度も真面目と言われていますが、2学期の成績は「よい」がほとんどでした。1学期は大変良いが多かったのですが、ガタ落ち。
    ・・で、何が原因か考えてみました。私の結論は国語の教科書に沿った範囲が「国語」の評価ではない
    ということです。例えば、社会科見学の発表を纏めたり、学年発表をするときに色々な意見を出したり、積極的に発表したりということも一部国語力としてみなされているんだろうなと感じました。
    →2学期はそういう発表などの機会が多かったので。

    うちの子は臆せず意見を言うのではなく、正解を言いたい子で、
    質問されても自由な発想で回答が出来ないという点を指摘されました。
    (まぁ、指摘というか、こちらからその辺りが弱いのが悩みですと答えた結果ですけれど)
    あとは読書は嫌いではないですが、物語の中の主人公の気持ちを追って読んだりすることが出来ない。
    あらすじを追っているだけで、正しく本を読めていていないという点を
    先生に伝えたところ、先生もできるかぎりもっと突っ込んで聞き出すようにしますとのこと。
    まぁ、他の教科の基礎も国語ですし、日ごろの生活の中で感じられる国語力の評価なのかな?
    と感じました。

    算数は習熟度ごとにクラス分けしているのですが、それがどのように成績表に反映されるのか
    評価の仕方がこちらも釈然としません。結局明確な基準がなく、先生が「うーん。この子は・・・」
    となんとなく決めているのだろうなぁと思ってしまいます。

    • AIさま コメントありがとうございます! AIさまの娘さんと長男の状況が少し似ていて、ちょっと安心。私はこのまま通塾を続けてもいいかなと思ったのですが、どうしても長男が「いやだ」と。今まさにグルグル悩み中です。
      AIさま娘さんは小5からの塾を考えておられる感じですか?

      そしてAIさま娘ちゃんの成績が長男と似ているように感じて(とは言え長男の方が全体的にはひどそうですが・・・)、勝手に気持ちがシンクロ!
      なんで~~と。

      >私の結論は国語の教科書に沿った範囲が「国語」の評価ではないということです。

      なるほど。これすごくしっくりきました。AIさまのこの一文を念頭に置いて長男成績表を見ると激しく納得できます。
      ただこういう評価されちゃうと、長男は今後もダメだろうなというのが目に見えてしまって「あわわわ」です。
      というか、学力の習熟度を見るのがテストなわけで、それが成績に反映されないのならやる必要なくないですか? それにこの成績表の付け方だと、学力が伴っていないのに「良い」をつけられている子が確実にいるわけで。それが子供と親の油断になり、後々困ったことになることもあるわけで・・・。
      なんかスンナリ納得できない成績システムです。

      >算数は習熟度ごとにクラス分けしているのですが、それがどのように成績表に反映されるのか評価の仕方がこちらも釈然としません。

      こちらも同意です。うちも習熟度のクラス分けなんですが、どのクラスにいるのかが知らされないので分からないようになっています。算数はそれこそテストの点数が重要なのかと思いきや息子の成績を見るとそうでもないような。
      一番得意な図形で「普通」とかなので、本当AIさんのおっしゃる通りなんとなくなんだろうなぁと思ってしまいます。

      先生もお忙しいのは分かりますので、これは多分先生の責任ではなくて、そもそもの成績のあり方が問題なのではと。など色々考えてしまう年始でございます。長文失礼いたしました。

  • 今年もよろしくお願いいたします~。
    絶対評価トピック、おお、来たか!という感じです。私も未だに実態を掴めきれていません。。。

    息子さんの学校は、点数などの基準を明確にされている分、まだいいのではないかと。
    うちの子が通う学校は、“基本はどんなによくても「よい」にしかつきません。よっぽどでないと「大変よい」につくことはありません。だから「よい」についていればまずは安心してください”などと、
    それってどうなの~?という超曖昧な基準しか言い渡されていないのです。涙。
    夫は“そんな曖昧な基準なら成績表を見る意味はない”とバッサリ。2学期は全く目を通してません。笑。
    質的に深い評価や考察をしてくれるなら絶対評価でもいいかと思うけど、そうしたものもなく、
    やれ、どう子どもの学力を測ればよいものか、どう課題をクリアしていけばよいのか、とも思ってしまいます。

    独り言のようですみません・・・

    • MMさま コメントありがとうございます。

      >うちの子が通う学校は、“基本はどんなによくても「よい」にしかつきません。よっぽどでないと「大変よい」につくことはありません。だから「よい」についていればまずは安心してください”

      これって成績表の意味あるのって思っちゃいますね・・・。これじゃぁなんとなく成績つけてますって公言しているようなものだし、公平性という意味からも問題ありなような。それに成績表を今後の学習に役立たせることできない・・・。
      うーん、本当今の成績表のシステム自体が疑問です。

      私的には、とりあえず成績表は相対評価。テストの点数で上位何パーセントが「良い」など明確な基準を決める。それが学習面の評価。
      そして各教科に「授業態度・積極性」などの項目を別に設ける。
      なーんてのはどうかなと思っていますがどうでしょう。

      >質的に深い評価や考察をしてくれるなら絶対評価でもいいかと思う

      激しく同意です。やっぱり絶対評価って先生にも負担なのではと思うのですがどうなのでしょうね。
      それにしてもご主人が成績表に全く目を通さないなんて!すごすぎますし、憧れます♪
      私も成績表に一喜一憂しても仕方ないと思いつつ、動揺しちゃって。成績表というフィルターを通して子供を見てしまっているのかもと反省。
      だからこそ潔いご主人の行動にかなり衝撃を受けました。ぜひご主人の教育方針なんかも聞かせていただきたい・・・!!

      • >それにしてもご主人が成績表に全く目を通さないなんて!すごすぎますし、憧れます♪
        あはは。かなり衝撃的でしょう?その潔さに、我が夫ながら惚れ直しましたよ~(嘘)。
        今の先生が物事を大局的に見たり本質を捉えることができず、チマチマと表面的なこと
        (漢字のハネ・トメがどうとか、親が見ても“どうでもいいだろう。。”と閉口するほど細かい)、
        枝葉末節なことばかりにこだわってばかりなんですよね。

        夫曰く、“教師の仕事は将来につながる人材を育てるべきなのに、そういう大局的なビジョンがない教師が
        主観で評価した成績表など見ても意味がない。学校の基準が曖昧ならなおさらだ”、と。
        男親って、いざという時に、頼りになるんですねえ。
        私もこの言葉は目うろこで、2学期からは参考程度に目を通すようになりました(笑)。

        というわけで、だいぶ気持ちは楽になったものの、本題でもあるわが子の学力向上のためには
        なんの参考にもならない評価と成績表なのですが。
        昨日申し上げた質的な評価というのも、教師の主観も入るでしょうし、なにより力量にも左右されるのかな~。
        いっそ会社の人事考課のように、教科やスキルごとの目標や課題を洗い出して、
        到達できたかどうかをチェックするほうがよっぽど建設的だと思うんですがねえ。

        • MMさま レスありがとうございます!
          本当ご主人の潔さには衝撃です。ご主人のおっしゃる通り『枝葉末節なことばかりにこだわってばかり』というのは激しく同意です。そして『教師の仕事は将来につながる人材を育てるべきなのに、そういう大局的なビジョンがない教師が主観で評価した成績表など見ても意味がない』というのにも!
          今の小学校って少しやんちゃな子ってだけで、いい成績がつかなかったり先生に嫌われたりってことがあるみたいですよね。でも私は幼少期から優等生タイプの子と同じくらいやんちゃな子に可能性というか未来を感じるな~。本当学校というのは「人材育成」。先生たちがもう少し広い視点で生徒をみてくださったらいいな~。

          とは言えそのために親もクレーマーとかになってる場合ではないし、やるべきこともあるのでしょうけど。友だちの小学校先生が「クレームを入れてこない親がいないくらい」なんて文句を言っていて、先生たちがクレーム対応に追われている現実もあるみたいですしね。
          なんとかそのあたりが、こううまく噛み合ってないですよね。

          話が逸れましたが、とにかくもっと参考になって子どものためになる成績表にならないものかと思ってしまいます。優等生タイプの子がずっといい成績で親は安心していて、でも高学年になったら学習面でついていけていなかったことが判明なんて話も聞きます。なんの参考にならないどころか弊害がある成績表って何と思いましたよ!

          • 参考にならないどころか弊害がある成績表・・・全くおっしゃるとおりです。
            そして、他の方のコメントからの情報も衝撃的すぎます!
            やっぱりやる気アピールで◎が付く説は本当だったのか・・・

            学校がここまでアテにならないとなると、やはり中学受験もあり?と迷いが生じてきたりもします。
            どこかの記事を拝見して思い出したのですが、親が私を中受させた一因に
            “不器用なこの子がア・テスト(ご存知かと思いますが)をクリアしていい高校にいけるわけがない”と
            ア・テ回避のために中学受験したというのもあったのです。

            わが子についても、こんな不明瞭な評価のまま公立中→高校受験のコースでいいのかなあと思う一方、
            心から行かせたいと思う私立中は皆無だし、都立一貫も実態はどうなんだろう、とか
            とりあえず学費のない公立に行かせて家庭の力でなにか極めさせるのもありかなあ、とか。
            逡巡し始めております。うぬー。

          • MMさま 
            とっても考えさせられるコメントをありがとうございます。そうなんです、コメント欄にくださった情報が衝撃的すぎ。でも同一時期で比較した時に「長男の方が学力はあったけれど、次男の方が成績はよい」というのがなるほどそういうことかと。
            それと全統テストの説明会で「中学受験に向いている子のタイプ」として「内申点がとれない子」というのがあって。今後突然大変貌を遂げて「優等生タイプ」になる(笑)ことはないと思うし、中学で「内申」に追われるのは正直いや~。
            で本人が受験したいと言うのなら、今なら間に合う中学受験に舵を切ってもいいのかなと思い始めています。
            (長男は塾に入れようという方に傾いています。中学受験ではないことが大きな理由なのですが、これはそのうち記事にしますので読んでくだされば嬉しいです)

            >ア・テ回避のために中学受験した

            そうだったのですね。ア・テということは神奈川県だったのでしょうか。
            私も最近分かってきたのですが、高校受験には学力+内申点力という生まれながらではどうにもならない器用さも必要なんだなと。
            そのため今だからこそご両親の「不器用なこの子がア・テをクリアして・・・」というのが痛いほど分かります。

            この時期は親が子どもの性格をしっかり見極めてあげる必要がありますよね。それが難しいのですが。
            中学生ママに内申のこととか色々聞いてみたいな~。

  • 人間が人間を評価する以上、定性的な判断の方が正しい、、、とまで言わなくとも、少なくとも評価者の主観的判断は避けては通れないんじゃないでしょうか。

    すべてが定量的・客観的などというのは、絶対にありえません。

    私はただの会社員で、教育とか教職とかまったくカンケイない立場なのでこういう例えになりますが、「先生=課長」「生徒=その課の社員」と考えたとき、課長はどういう社員によい評価をつけるでしょうか。

    たとえば技術的にはスゴいものをもっているんだけど、それを笠に着て不遜だったり、そのスキルの高さを他のメンバーに還元しようとしなかったり、課の目標に対してシラけていたり、自分だけの目標を追求しているような、そんな社員の評価はどうでしょう?

    または一方、コツコツ型で地味で着実なんだけど、それ以上でも以下でもなく、何かをアピールすることもなく淡々とこなすだけの社員の評価はどうでしょう?

    そう考えると、完全に私見ですが、よい成績をとるコドモのキーワードって「他者への良い影響力」、つまり、リーダーシップとまでは行かなくとも何かしらで他の友達のお手本になる能力なんじゃないかな、と思ってます。

    そこが「塾ではトップクラスから落ちたことないのに」「テストはいつも満点なのに」・・・・「なぜか成績が4から上がりません!」という怨嗟を聞く4のカベなのではないでしょうか。

    能力高いんなら自分だけじゃなくてみんなを善導しろよ。それこそが求められている能力だよというのが先生の期待かと思います。

    • をづさま も~目から鱗すぎ!!ほっんとうにその通りですね・・・!!
      全然自分が考えたこともない視点だったので、もう本当にすごい意見すぎます。(自分が考え付かない考え方ってたくさんあるわけで、そういうのを聞かせていただけるなんてブログやっていてよかったなと。人の意見を聞くのが大好きなので、ありがたいです)
      確かに学校は一つの社会で、そういう意味でをづさまのコメントを読ませてもらうと「本当そうだよなぁ」と。

      >よい成績をとるコドモのキーワードって「他者への良い影響力」、つまり、リーダーシップとまでは行かなくとも何かしらで他の友達のお手本になる能力

      そうか~、そこかぁ・・・。これ勉強より難しいですよね。性格にも関係あると思うので、子どもによってはちょっと無理だなという子も(うちの長男がそうかも)。
      個人的な希望ですが、やっぱり成績表は「学習面」と「をづさまが書いてくださったような能力面」に分けて欲しいなと。そうでないと、家庭で成績表を活用しにくいです。もっと子どものことがきちんと把握できるような成績表であってくれたらいいなと思います。

      • 毎度すみません。

        >個人的な希望ですが、やっぱり成績表は「学習面」と「をづさまが書いてくださったような能力面」に分けて欲しいなと。

        キモチ、わかります(^^;

        でも、、、そのように学力だけで評価をしない学校側のキモチも、なんとなくですが、わかります(^^;

        といいますのも、そのように「学力・それ以外」というカタチで評価してしまうと逆に波紋と混乱を呼ぶのが必至な気がしますので・・・

        またビジネスの現場のハナシで例えで恐縮ですが、特定の業務のための技術やスキルを「ハードスキル」といいます。たとえばプログラミングとか原価計算とかTOEICとか。まあとにかくなんらかの資格とか検定とかで定量化しやすいスキルです。

        一方、そうでないようなスキル。つまり特定の業務には限定されないスキルを「ソフトスキル」といいます。たとえば「統率力」「説得力」「コミュ力」「計画性」「実行力」「カリスマ性」「たじろがない力」「その場をなんとか丸く収める力」「反論するけど憎まれない力」「宴会盛り上げ力」「おばちゃんに好かれる力」・・・等々。いずれにせよ定量化・客観化させにくいけど、大事な能力たちです。後半はしゃれですが(笑)

        まあとにかく、ハードスキルとソフトスキルは車の両輪なワケです。

        で、学生の成績を学力(つまりハードスキル)と、学習態度等の学力以外(ソフトスキル)に分けて評価しちゃった際に、「ハードスキル高いけど、ソフトスキル低い」とかの評価を受けちゃった場合、、、なんかヤじゃないですか?(^^; なんか人格否定されたみたいなキモチになってしまいますよね。。。

        ただそうは言っても、そのコドモの純粋な(もしくは相対的な)学力の出来不出来は、当然気になります。それは当人、親御さんのみならず当の学校の先生も同様でしょう。

        しかし、そこはある程度広域かつ同条件で試合ができる模試業者や塾等のテスト等でないと判断できないでしょう。(実際、私の時代なので思いっきり大時代の公立中学のハナシではありますが、高校受験進路指導では毎月の業者模試の結果はかなり重要な判断材料とされていました。)

        なのでかなり実もフタもない意見で恐縮なんですが、純粋な学力の高低(つまり定量的・相対的)を知りたいというのでしたら、そうした模試等の結果こそが正確と割り切って、そこを指標にした方がスッキリするのではないでしょうか。

        学校の通知表は、ヘンな具合にソフトスキルの評価が(当然主観・定性的に)入っているので、どうしたらいいのかがわかりにくい。それは確かだと思います。

        でもそれだからこそ、「オマエはこの図工の「3」を「4」にするために何をすればいいと思うか」みたいに取り組みをあーだこーだする(そしてそれはとても実社会的な)良い機会を与えられてた、と、好意的に考えます。

        (ただ、「3」で結構!と開き直られてしまったらそれまでなんですが(笑))

        • をづさま コメントありがとうございます。
          なるほど~!!と本当納得しまくりです。確かに学校側から考えるとをづさまの意見にも納得。
          ハードスキルとソフトスキルという分け方が目から鱗で、確かにそのソフトスキルの評価がわかりにくい。でもをづさまのおっしゃる通り、そこを「ではどうすればいいのか」という機会だと捉えるのは「なるほどな~」と深く納得。

          そういう風に捉えると、学校の成績も結構役立つななんて思いました。

          となると、その学校成績を役立たせるためにももう少し評価基準が明確(明確でなくても、先生に聞きやすい雰囲気とか)だといいですね。
          成績に対してオープンな雰囲気というか(それは難しいかな?)。
          成績のことを聞いてしまうと「クレーマーと思われる?」とか「そう思われたら、子どもの成績に悪影響?」など親も色々と考えてしまいます。
          もっとポジティブに捉えるべきなんでしょうね~。

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