怪我をしているおばあさまを助けようとしたら怒られた!でも考えさせられたこと。

(※怪我的な表現のある記事なので、苦手な方はスルーしてください。)

 

我が家は田舎なので・・・夜になると辺りは真っ暗です。街灯がない道なんてザラで、そんな道では自分の足元さえも見えません。(本当です)

 

そんな真っ暗闇の道を・・・先ほど歩いてコンビニに向かっていたわたし。お酒を買おうと思ってですね。

私が歩いていた小道は、左は雑木林、右は民家。街灯なしの真っ暗な道でした。

 

そしたら暗闇の中に、自転車にまたいだまま止まってらっしゃるおばあさまが。

 

何してるんだろう?と思いつつ、横を通り過ぎましたが・・・

 

なんだかポタっポタって、何かが滴る音が聞こえます。

 

ありゃ、飲み物こぼしちゃったのかな~って思って「大丈夫ですか?」って近づくと、どうも水滴はおばあさまの足元から垂れてらっしゃる。

 

道路には水たまり。おっと何かこぼしちゃったのね~!!って見たら・・・それは水たまりではなくて・・・

 

血 でしたから!!!!!

 

血だまり!!!!

 

深さ1㎝あるかもってくらいの血だまり!!(こんな多量出血初めて見ましたが、意外と赤くはなくくすんだ紅色だったのが印象的でした。今思えば静脈血だからですね。救急車を呼んだ自分が間違いだったのかも。)

 

ど、どーしたんですか?って聞いたら、「ちょっとけがしちゃってね。帰るから大丈夫!!アナタ・・・放っておいて!!」と最初からけんか腰のおばあさま。

「放っておいてって言われても、めちゃ血が出ますけど~」

 

「だから放っておいて。家に帰ったらどうにかしますから!」

 

「家どこですか?」

 

「〇〇よ」って、、、そこめちゃ遠いですから。。。

 

うーん、とりあえず圧迫止血しますよ。ちょうどタオルとビニール袋を持っていたわたし!用意いい!!

 

出血源と思われる場所を圧迫止血すると、タオルにすぐじわっと血がにじんできます。

 

ご家族呼びますねって言っても「放っておいてちょうだい」の一点張りのおばあさま。

 

放っておいたら、家に帰りつくまでに出血多量でやばいことになりますからね!!!?

 

そのおばあさまにどんなに聞いても「放っておいて」しか言わないし、その間にも・・・私が圧迫止血をしている指の間から血がポタポタ。

 

もー仕方ないと思って救急車を呼んだのですが、それからのおばあさまの抵抗がすごかったんです。

 

「本当に余計なお世話する女(私のこと)につかまっちゃったわ」「放っておいてちょうだい!!!!」「あなた地獄に落ちるわよ!!!」「最低よ!あなた最低よ!!」「死ぬ時は死ぬんだからいいのよ!!」「あなたを一生恨むわよ!」「お腹空いているんだから、早く帰らせて!」「老人をなんだと思ってるの!?」「人の嫌がることはやめなさい!」「アナタみたいな最低な女につかまるなんて、なんて運が悪いんでしょう!!」「アナタの名前を教えなさい!一生恨んでやる!!」「私は92歳だけど、今まで好きに生きてきたの!!」「アナタみたいな世話好きな女をはじめてみた!!」

 

私が圧迫止血をしている足をブンブン振って、振り切って動こうとするおばあさま。私は絶対に出血源は離しませんよ!?って、私の手を道路に押し付けるのはやめてください(;^_^A

 

おばあさまが動く度に・・・圧迫止血をしているタオルに血がじわっとにじんできます。(そのうえ、道路は血だまりですからね。一応わたしは医療関係者なので、圧迫止血をしているタオルの上にビニールをかぶせましたけど、あとで見たら私の手も血だらけでした)

 

うーん・・・このままおばあさまを帰したら、危険であることは明らか。でも本人が望むのなら、それを尊重すべきなのか?自分の中で葛藤しているうちに救急車到着。

 

ど田舎の救急隊だからでしょうか。救急隊はすご明るいライトを持っていらっしゃる。おばあさまの傷を照らすと、こりゃまぁパックリ!!

 

救急隊の方が処置した後、救急隊員が私に「ご協力ありがとうございました。もう帰っていただいて大丈夫です」と言ってくれたので、お酒を買いにいかないととコンビニでお酒を購入。そして家へ戻る途中・・・

 

おばあさま、自転車を漕いで自宅へ帰っていく途中でした。

 

おばあさま、結局救急車には乗らなかった模様・・・。

 

 

 

 

そのおばあさまの姿を見て、なんかかっこいいなぁ!!!と思ったわたし。

 

もしかしたらあのおばあさま。認知症があった方だったのかもしれませんが、あのパックリ傷を顧みず「大丈夫!!」と言い切れる精神力はなんなんだろう??

 

そう言えば、私の職場(障がい者さんの施設で、10代の子から70代の方までいます)でもいます。頑固な方。

 

 

その方、障がいが原因で大きなけがもしょっちゅうですが、いつも「なーんともないよ」って顔をしてらっしゃる。それが本心なのか、演技なのかは分かりません。(先日も、施設でその方の怪我チェックしたら・・・靴下と靴が血まみれでしたからーーー!!!)

でも弱音を吐かないその姿をみて、尊敬の念を抱くのです。私は1ミリ出血しただけでも、この世の終わりなので・・・(;^_^A

 

 

私が救急車を呼んだのが間違いだと、そう言う方もいらっしゃるでしょう。私も、自分の判断が正しかったのかはわかりません。

 

もしおばあさまの言う通りに家に帰らせたとして、でも道でおばあさまがお亡くなりになったら?

多分私は「自分のせいかも」と一生悩むと思うんです。
おばあさまの足を圧迫止血しながら、「自分が後悔するのはいやだな。だからやっぱり帰らせられない」と悩む自分。

結局は人助けのつもりでも、自分なんだなぁ・・・。自分、最低だなぁ・・・。

 

 

そんな・・・色々考えさせられた本日でした。

わたしの行動がよくなかったのかなぁ~・・・でも血だまりみたら放っておけないよ!!

 

葛藤する自分。

 

悩み続ける自分、そんな金曜日夜ーーーー!! おしまいです。

 

 

(以上実話です)

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12 件のコメント

  • ひぇーー!おばあちゃん大丈夫だったんですかね?おばあちゃん頭も打ってないですよね、、、良く喋るようになったら危ないらしいので。
    娘の幼稚園のクラスにお医者さんと看護師さん夫婦が居て「独身の頃デートしていたら目の前のおじさんが心筋梗塞で倒れたけど、捕まると時間かかるから2人で逃げたの〜」と言う話を聞いて凄く悲しい気持ちになったことがあります。
    だから手足してくれる医療関係者がいることにホッとしました。

    • ウユさま コメントありがとうございます。
      おばあちゃん、ずっと自転車にまたがったまま。荷物もきっちりしてたので頭は打ってないかな~と思います。
      それにしても!!病棟で働いていた時もあんな血だまりは見たことがなかったので、ほんとうに驚きました。

      娘ちゃんの幼稚園のご夫婦のお話!!
      でも実際医療関係者の間では、そんな話たまに聞きます。ケガとか病気に慣れちゃうのかなぁ。自分が反対の立場だったら?と思うと、わたしもウユさまと同じく悲しくなっちゃいます。

      ただ私が的確な処置ができたのか?という問題はありつつーーーー。傷口を直に確認したかったのですが、素手では触れられず。。。なんか変に冷静な自分に反省です(;´・ω・)

  • 滴り落ちる血を見て大丈夫だなんて普通は思えませんよね!
    なかなか判断の難しい部分です。

    暗闇ですし、遠方のお年寄りでしたら心配になりますし。
    でもとりあえず元気にお帰りでよかったです。

    最近は近所づきあいもなかったり、下手に親切心で話しかけたら不審者扱いされたりする世の中なのでどうしたらいいか悩みますが、それでもやっぱり同じ後悔するなら行動して後悔の方がいいかもと私は思います(●´ー`●)

    • 歩さま コメントありがとうございます。
      本当、最近は話しかけただけで不審者扱いされちゃいますもんね(;^_^A
      たまに暗い道で小学校低学年の子をみかけると、「気を付けて帰るんだよ」くらい言いたくなりますが。あとあと「不審者出没!主婦のでフリをして幼い子に近づくので注意!」なんてことになったら怖いわぁ~とか。
      歩さまが書いてくださった通り、わたしも「行動して後悔」のほうがいいな~!
      行動できなかったら、きっと一生後悔するだろうなって思うんですよね。偽善と言われればそれまでなのですが、怪我は・・・やっぱり命は大切にしたいなぁと自分も思うので♪

      それにしてもあのおばあさま、その後大丈夫だったかな。あの傷は縫わないとやばそうな気がします!

  • これでよかったんだと思いますよ。というか、私からするとすごいと思います。なかなかできることではないと思うので。
    私は知識もないし、小心者なので、そこまで言われたら引き下がってしまって、後々大丈夫だったかなとかウジウジすると思います。どうせウジウジするなら、あっぷーさんのように行動して、悩む方が良いと思うのです。
    感謝されるとかされないとかじゃなく・・上手く言えないけど、当然の行動をした、んだと思います^^/

    • とんとんさま コメントありがとうございます。
      わたしも小心者なので途中まではどうしたものか・・・でしたが、おばあさまがそこまで言うなら絶対帰さないぞ(笑)みたいな。
      いやいや、楽しんでいるわけではありませんが。
      でも何はともあれ、あれだけの出血でもあの元気さ。途中「後ろのかごからデカビタ取って!!」と言われて、ぐびぐび飲んでらっしゃいました・・・。
      途中から尊敬の念に変わってきて、なんだか私も勉強させられた気分です。

  • あっぷーさん、おばあさんの救出お疲れさまでした。
    最低なんて、そんなこと絶対ないですよ。
    目の前でひどい出血をしている人を助けるのは立派な行いですし、
    ましてやあっぷーさんはその専門知識を活かして、適切な処置をしたのですから。
    おばあさんはあっぷーさんにお礼の言葉を述べるべきであって、
    罵詈雑言を浴びせるなど言語道断です!
    ただ、どうしてそのおばあさんがそんなことを言ったのか…。
    人の気持ちってわからないですね。
    きっと何か理由はあるのでしょうが。
    でも、とにかく、あっぷーさんは自分のことを責めたりしないで下さいね。

    • 源ちゃんさま コメントありがとうございます。
      いえいえ、なんだかこういうのって偽善なのかなぁとも思ってしまったりして(;´・ω・)でもけがだし・・・命は大切だし・・・。
      わたしは図々しいので、おばあさまの罵詈雑言、全然響かないばかりか、途中からはそこまで言うなら絶対帰らせないよ~!!なんて・・・。
      長男に「そこまで言うなら、この単元全部理解するまで、勉強終わらないからね」みたいな気持ちになってきてしまいました。

      何か事情がおわりだったのでしょうが、あのおばあさまの元気と精神力(?)に学ぶものがありました。私も小さい傷でグズグズ言うのはやめようと・・・(;´・ω・)←そこ!?

  • お邪魔します

    壮絶でしたね
    家内が医療従事者ですのでよく聞く形としては
    統合失調症にも思えますが。。。

    焼きそばを食べながら喉につまらせ
    それでもそのまま焼きそばを食べ続け亡くなられた方がいらっしゃったそうです
    テーブルと皿にしがみつき数人がかりでとめれなかったそうで…

    そうと決めたらそれだけの行動になるようです

    まぁ思い煩っても本当のことはわかりませんが…

    わかるのは
    「情けは人の為ならず」が最も低いなんてことはないということです

    まず自分が気持ちよく生きて
    それが周りのためになるならいいと思いますよ
    本人が望まなくても御家族が望まれる事かもしれませんし
    あっぷー様の御家族もそういうシーンで放っておかない
    奥様であったり御母様であったりを望まれるかもしれませんし

    なんにしても大事でしたね
    なにかでリフレッシュしてください

    • タラオさま コメントありがとうございます。
      なるほど、そういった疾患の可能性もありますね。
      タラオさまが書いてくださった焼きそばのお話・・・。そういう意味では状況が似てますよね!!
      もしくは認知症が多少なりともおありだったか?
      田舎だからということではありませんが、たまに認知症の方がいらしておうちに連絡したり・・・ということあります。(結構小さい地域なので)
      その時の感じと似ているのかなぁ~。お名前などを伺っても「分からない」から答えない。馬鹿にされたくない。とか・・・。
      まー、暗くてあの血だまりは見えてなかったのはあるかと。あれ見て「大丈夫」と言うならやばそうです。

      そうですよね。おばあさまが望まなくても、ご家族はどうだったか? 何はともあれ命は大切です。
      本当に血が止まってよかったーーー!!今後あの出血量を見ることはありませんように!!

  • 人として他人への思いやりの気持ちを持っている人であれば、当然の行動だと思います。
    全くご自身を責めることはないと思いますよ。

    悪いことでも、非難されるようなことでも無いのに、そんな対応って、正直、年齢も年齢だし認知症ではないかと疑わずにはいられません。
    認知症は、本人が一番認知症だと分かっていませんし。

    そのまま老婆を見なかったことにして仮に道端で亡くなるほうが、もしかしたら、その人にとっては幸せだったかもしれません(自分は大丈夫!と信じ込んだまま亡くなるのですから)
    でも、きっと残された家族がいたら、そんな道端で出血死することを知らされるほうが余程悲しい思いをしたと思いますので、その家族にとって、とても素晴らしいことをされたんだと思いますよ。

    私にも身内へ老人がいるので、よく死の時を考えます。
    家で寝てるように死んでいるのを看取れると良いなと思っていますが、いつ死ぬかは分からないので、ついコメントを残さずにはいられませんでした。

    • 秋山さま コメントありがとうございます。
      そして暖かいお言葉、胸に染みます。
      なるほど、そうか認知症ってご本人が認知症だと分かっていない・・・。そう思うと、あの方やはり認知症だったのかなと。
      そうですよね、ご本人はよくてもご家族がと考えるとどうしても放ってはおけません。それに認知症だろうと何だろうと命は大切・・・。
      そう言いつつ、後々自分が後悔したくないという身勝手な考えも無きにしも非ずですが、でも同じ状況だったとしてもまた同じことをすると思います。

      わたしはご老人と接するのも大好きだし、頑固な方も尊敬!職場でも色々学ばせてもらっています。
      あのおばあさまは、私を恨んでいるかもしれませんが(;^_^A でもアナタの頑固さがすごく好きです!と余計な一言を伝えたいな~なんて思う最近です。

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