学校算数にも効く!小5までに絶対やっておきたい「サイパー5・量」

 

現在までのサイパー思考力算数練習帳シリーズの当ブログレビューです。

 

うちの子どもたちが取り組んだのは上記ですが、現在自宅塾などでも上記以外のサイパーを活用させてもらっています。

 

その中でもおススメのサイパー5「量」のレビュー!

量―倍と単位あたり (サイパー思考力算数練習帳シリーズ)

 

サイパーシリーズの中で特殊算に関しては、いつも書いている通り「特殊算を自宅学習でマスターする」のにはいいと思います。ただ、塾などでやったことがある場合は正直物足りないかも。(自分が苦手範囲を徹底的にやり直すのにはいいと思います。)

また特殊算を中学受験しない場合にも勉強するかという問題にもなってくるので、おススメ範囲が限られてきます。

 

ですがサイパーの特殊算以外は、使う子を選ばないといいますか、広く使えるつくりになっています。

 

こちらの「シリーズ5~量~」(整数範囲/小4レベル)も、倍・単位量あたりの概念を徹底して学べて、最終的には5年生で勉強する割合の基礎的概念を習得できる作りになっています。そのため中学受験しない子にも自信を持っておススメできる問題集です。

 

 

サイパー5「量~倍と単位あたり」

サイパー5は「量」と書かれているので、表紙だけ見ても何に関しての問題集か分かりにくいですが、大きく言えばかけ算の概念に関する問題集です。(答えはわり算で求める場合もあるので、四則演算できることが取り組む前提になるかと思います)

こちらのサンプルを見ていただくと分かる通り、中は全て文章題。

 

最初はサンプルのような「50円は10円の□倍」から始まり、最終頁では「5枚で72円の色紙は、15枚では□円です」という問題になります。

(問題は50Pで、1ページ10問なので500問!!)

 

この「50円は10円の□倍」という問題ですが、意外と最初は「あれ?」ってなってしまう子もいるかもしれません。

というのも、学校算数ではかけ算というと数式か、単純な文章題が多いです。そのため、このように少し表現を変えると戸惑ってしまったり。またはそもそもの読解力に問題があったり、かけ算の概念を理解していない場合もあるかも。

 

せっかく学校でかけ算・わり算を習ったのですから、このサイパー5で「倍や単位当たり」に関する概念をきちんと身に付けておくこと。お勧めです。

 

そして最初は「50円は10円の□倍」といった問題ですが、最終的には「5枚で72円の色紙は、15枚では□円です」という割合の基礎的概念の問題になります。

そこはやっぱりサイパーのすごいところで、問題集を最初から進めていくことによって自然と割合の基礎的概念まで理解できるようになっているつくりなんです。

(サイパーらしいスモールステップで最終到達点はめちゃ高い!というのはサンプルの目次を見ていただければわかると思います)

 

4年生までにやっておきたいサイパー5「量」

自宅塾をやっていて思ったのですが、5年生で出てくる「割合」ではそれまでの学校算数とはレベルが違う算数的概念が必要になります。

 

個人的には学校算数の1つ目の山は4年の「帯分数・仮分数の概念」(1と3/4と7/4の図を書かせた時に、同じ分量の図が書けるか?)。

次の山はやはり5年生の「割合」の概念で、文章を正確に理解して線分図のようなものがイメージできるか?または単位当たりの概念が理解できるか?割合の1は整数の1とは違うということを理解できるか?

このように割合は色々な能力が必要とされる単元で、ここがあやふやなまま先に進んでしまう子も多いと聞きます。

 

じゃぁ5年生で「割合を完璧に」と思っても、そもそもこのサイパー5「量」のような倍や単位量あたりの概念がきっちり身についていないと結局よく分からないまま終わってしまう危険性も。

 

そのためこのサイパー5「量」は、学校算数や学校算数以上をやっておきたいという場合小4くらいの子にお勧めです。

(中学受験を考えている子なら四則演算ができれば小2終わりか小3くらいでもいいのかなという印象。)

 

あ、最後にもう1つ。サイパー5は問題数が500問。これをやるだけでずっと書いてきた倍と単位あたりの概念が身に付くのみならず、計算練習と読解練習にもなる面もあり。1度で2度も3度もおいしい問題集ですよ~!

 

追記:コメント欄より取り組み方について教えていただいたので引用させていただきます。(線分図を書いて取り組むというのが素晴らしいアイディアです!!)

数日間、私が文章を線分図に起こしてから解く。
次には、最初のページに戻って、自分で線分図を書いて解く。
42ページからの1当たりを求めずに解くところも、2,3問は私が線分図を書きました。
再び戻って、自分で線分図を書いて解く。
全問線分図を書く、計算式は書いても書かなくてもよろしいとして解いてました。

 

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14 件のコメント

  • いつも有益な情報をありがとうございます。
    今、単位の換算をやる中で娘の中に「量の概念」がないことに気づき愕然としているところです^_^ゞ
    暗記が苦手なので暗記しないと先に進めないところは躓くんですよね…。
    割合も躓きそうな気がしてきました。
    時間を見つけて取り組ませてみたいです。

    • マロンミルクさま コメントありがとうございます。
      単位の換算(^^♪ 量の概念大事ですよね。たまたまサイパーの単位変換の記事を書こうと思っていたところでした。
      こちらもおススメです。
      うちも次男が暗記が苦手なので・・・ほんと暗記しなければならないところは躓きます。算数でこの調子なので、理社なんてどうなることやら・・・。頭を抱えています。

  • お邪魔します
    いつも情報ありがとうございます
    こちらも余裕ができたら買ってみたく思います

    • タラオさま いつもコメントありがとうございます♪
      サイパーいいですよねぇ~。実はサイパーを大人買いしたので、サイパーレビュー祭り(笑)します。
      ぜひそちらも読んでいただけると嬉しいです。

  • 小3のうちの子にもやらせてました。
    まずは、数日間、私が文章を線分図に起こしてから解く。
    次には、最初のページに戻って、自分で線分図を書いて解く。
    42ページからの1当たりを求めずに解くところも、2,3問は私が線分図を書きました。
    再び戻って、自分で線分図を書いて解く。
    全問線分図を書く、計算式は書いても書かなくてもよろしいとして解いてました。
    できたのだけれど、線分図を描かずにできるかはちょっと疑問な状態です。
    またやる時がくるかも。それを見越して、問題は私がノートに書いてました~。

    >個人的には学校算数の1つ目の山は4年の「帯分数・仮分数の概念」(1と3/4と7/4の図を書かせた時に、同じ分量の図が書けるか?)。
    分数・・・。手を付けてないわ。どこから攻めたらよいのやら。

    • ぽっぽさま コメントありがとうございます。
      そして具体的な取り組み方!!参考になるって方多いと思います。(もちろん私もです)
      線分図にするというのは全く頭になく目から鱗です。ちょっとこれは!という感じなので、ブログに追記させていただきました。(不都合があればおっしゃってください。削除します)
      ぽっぽさまの、計算式は書いても書かなくてもOKというのが個人的に「考え方似てるー」とウヒョ(^^♪と嬉しい~。
      きっとぽっぽさまのお子様なら、分数は問題ないかと。ですが敢えておススメ問題集を挙げるなら「天才脳ドリル・数量関係」は分数にいいと思います。

  • はじめまして。過去の記事も遡り、いつも参考にさせて頂いています(^^)
    私自身は中学受験の経験はありませんが、現在は都内在住で低学年の娘がいますので、少しずつ準備の必要性を感じています。
    田舎の公立高校出身ですが、同級生の中には東大 早慶に現役で進んだ友達も多く(私はちがいます…)、小学生のうちから本人にも親にも負担の多い通塾はいらないのでは?中学なんてどこ行ったって、本人が勉強好きなら勝手に東大でも行くし、もし勉強が向かないなら大学なんてどこでもいいよ〜と言うのが本心です。

    今は、本屋でたまたま見つけた きらめき算数脳を本人がえらく気に入ったので、ピグマキッズでも始めてみよーかという段階です。
    また、ママ友にサピックス推しの方が多いのと、大手塾の中ではサピックスが一番近く通いやすいので、どんなものかしらと思っています。
    中学受験経験者の夫は、御三家志望じゃない限りタップ(サピックスのこと?)は必要ないと言います。

    前置きが長くなりましたが^^;あっぷー様はサピックスやピグマキッズについてはどのようにお考えですか?検討されたことはございますか?

    • あーちゃろさま コメントありがとうございます。ブログ読んでいただいて嬉しいです♪
      あーちゃろさまの本心!同感です!私自身大学受験デビュー組だったので、小中高2までは遊んだってやる気になればどんな大学だって行けるだろうという気持ちもあり。
      でも自分が勉強好きなため子どもを引きずりこんで絶賛家庭学習中です。子供にしたらいい迷惑かも・・・。
      そしてきらめき算数脳を気に入るだなんて絶対算数好きになりますね。きらめきいいですよね。でも嫌いな子は嫌いですし、でもでもきらめきのような問題集をやることで「考えること」が好きかどうかが分かるような気がするのですがどうでしょう(^^♪

      さてさてサピックスの件ですが、すみません私自身塾事情は全くわからず。
      サピックス良さそうですよね♪ 
      ご主人のおっしゃる通り志望校によって塾を選ぶのもいいのかなとも思います。あとは塾弁とか(-_-;)帰宅時間とか・・・あとはカリキュラムの進む速さですね。
      そのあたりも考慮してもいいのかなぁと思います。って全く参考にならなくてすみません!

  • うちは今、サイパーの和差算(3年生レベル)やってます。だいぶ進みましたが、予習シリーズの和差算の基本問題は1人で図を書いて解けるようになりました。練習問題は・・問題文がわかりにくい日本語(笑)になってて問題を理解できれば解けるけど、理解するのに時間がかかる、感じです。こうなると算数の問題ではなく、国語の問題、になりますねえ。
    この後、どっかいさんを用意したのですが、植木算も気になってます。単位の換算も必要かなと。単位の換算は上中下ありますね。気になってます。
    春休み、学校の宿題がないので、いろいろやらせたい・・・。4年になったら、ある程度学校見学とか連れて行って本人の意識もはっきりさせたいと思ってますが。親もいろいろと勉強ですね。いくつか通学圏内の学校をピックアップしてオープンキャンパスの日とかぼちぼち調べてみようと思ってますが。

    • とんとんさま コメントありがとうございます。我が家も3年生で和差算やりました(長男)。
      そのお陰で塾の冬期講習は余裕~、上位クラスにお誘いを受けて。でも今は上位クラスから転落したので、やっぱり上位クラスに入れたのはサイパーのお陰だったみたいです(笑)
      確かにサイパー和差算”国語の問題”でもありますよね。
      この”国語”視点が今自宅塾で相当ありがたくて、自宅塾の子どもたちがどんな文章構造を苦手なのかを把握するのに役立っています。
      とんとんさまが書いてくださった単位の換算、今まさに自宅塾で使用しているので近々レビューする予定です♪
      春休みは色々とやらせたいですよね~。と思っていたら。我が家は泊まりの遠征が・・・(スポ少)。帰省やら泊まりでお友達のところへ遊びに行ったりと。またまた遊び呆ける春になってしまいそうです(涙)

  • 「量ー倍と単位あたり」は私もおすすめです。
    この後の「倍から割合へ」「速さと旅人算」「比の基礎」もおすすめですが、まずはこちらからですね。
    「単位量あたり」は5年の単元なんですが、うちの学校では残念ながら非常にさらっと終わってしまいました。
    このあとに控えている「割合」に時間が取られるせいですかねえ。
    ですがこの「単位量あたり」がきちん理解出来ていないとこのあとの割合、速さ、比と比例でつまずきます。
    ここでつまずくと中学以降の数学にも響きますので、重要な単元ですよね。
    逆に言うと、「単位あたり」が理解出来ていれば、これらの単元にもスムーズに入れると思います。
    「1分あたり90mの速さで歩くと3分で□m進む」みたいな問題では速さの基礎に、
    「3mが100円のリボン、15mだと長さが□倍になるので代金も□倍で□□□円になる」みたいな問題では比や比例の基礎に触れることが出来ます。
    速さ=単位時間当たりどれくらいの距離進むか、が理解出来ていれば公式なんて覚える必要も無いし、どっちでどっちを割るんだっけ?なんて迷わなくてすみます。

    計算は簡単なので、概念の理解に集中出来るのもいいです。
    難点は、スモールステップで問題量が多いので、一気にやると途中で飽きてくることくらいですかね。
    それにしてもサイパーの問題集を見ていると、学校で貰う宿題やドリルだけでは全然足りないな、とつくづく思います。
    サイパーは薄いけど、この単元だけで500題ですからね。
    さっき教科書(啓林館)を確認してみたら「単位量あたり」の単元は6Pでした。
    うち1Pはイラストなので、実質5Pですよ。
    1を聞いて10を知るような子はともかく、うちみたいな数をある程度こなさないと習得できない子どもには全然足りません。

    • ラーメン万さま コメントありがとうございます。
      わたしの拙い記事を補足してくださるような詳しい解説を本当にありがとうございます。
      わたしも今現在小5の子を自宅塾でみていますが、学校では「単位量あたり」はサラっと流していきますよね~。でもそのあとの割合だって「単位量あたり」が重要なわけで。

      ラーメン万さまが書いてくださった通り、この単位量あたりの概念が理解できていれば公式なんて覚える必要なし!その通りですよね!

      そして我が家がまさに「1を聞いて10を知る」タイプではないので演習必須。やはりサイパーありがたいです。

  • あっぷ―様
    いつも、記事を楽しみにしております。
    新五年生の春休みの学習を検討していました。
    早速にこちらのサイパーをポチッとしました(^^)
    中学受験はしないけど、色々と学んでほしいなぁ。
    サイパーは見た目が薄いから、プレッシャーにならないみたいです。
    実は500問近くあるんですよね
    比較・順序・線分図のシリーズ2に続いての取り組みです。
    線分図の大切さを娘には知ってほしいのですが、なかなか浸透してないようで。
    それでも、母がしつこーく「線分図」を言い伝えます!

    • サボテン母さま コメントありがとうございます。
      このサイパー量はぜひ新5年生春休みに!絶対ぴったりだと思います。
      問題量が多いので、計算の練習にもなりますし5年生でやる「割合・単位あたり」や比にも繋がるのでおススメです。
      確かにサイパーは薄いからプレッシャーにならないかも。うちもサイパーは見てもゲーってならないように思います。
      (でも実は問題量が多いのがさすがですよね!)

      線分図を浸透させるのは難しいですが、割合なんかも線分図を書いた方がやりやすいですし一度身に付けるとすごく役立ちますよね~。
      うちも線分図線分図言ってますがなかなか(-_-;)

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