ずっと気になっていた朝日新聞の「今解き教室」。ようやく購入しました。
今解き教室とは・・・
「今解き教室」は、朝日新聞に掲載した記事、写真、図表などを活用して、現代社会が抱える問題について考える新しい総合学習教材です。読解力、思考力、記述力の向上に役立ち、新聞を読み解く力も養えます。
小学生向けの問題集と言えば、算数国語理科社会と教科毎に分かれていますが、今解き教室の大きな特徴は「総合学習教材」であるということです。
こういったタイプの問題集は使ったことがなかったので興味はあったのですが、我が家の幼い2人にはレベルが高すぎるだろうと購入を見送っていました。最新の話題を扱っている教材なので、すぐに使えないと良さが活かせないというのもあり。
さてそんな今解き教室ですが、毎月1冊ずつ発売されており、朝日新聞の今解きページから購入することができます。
2017年のラインナップは以下の通り。
3月から始まり1月が「入試直前特別号」、2月で終了しているあたり、中学入試を意識している内容であることは明らかです。
レベルはL1基礎が小学校4年生~6年生向けで、L2応用が小学校6年生~中学生向け。
冊子だけの購入も可能ですが、小論文添削コースを購入すると作文添削も受けることができます。
購入方法としては、紀伊国屋書店でも一部販売はされているようですが、基本的にはネット購入になります。ネットならば1冊からの購入やバックナンバーも購入が可能。
我が家は今回L1基礎・2017年4月号「科学技術の発展と課題」を購入しました。
(最近の通販事情だと注文してすぐ品物が届きますが・・・届くのに数日かかりましたので、届かないって場合は少し気長に待ちましょう♪)
それで今解き教室!1200円!
正直1冊1200円は高いですが、想像していた以上に内容が濃くて豪華で驚きました。
目次は以下の通り。
報道写真 ●科学技術と人類
新聞記事で学ぼう●宇宙技術に関するニュース
今解きナビ ●科学技術の課題
アサクロウ日記 ●<まんが>ロボットは敵!? 仲間!?
今月のキーワード●覚えておきたい語句
図解で分かろう!●国際宇宙ステーション
見る知る日本地図●最先端の実験・研究施設
天声人語ことば力●身近な動物の研究
読解 ①進化するVR技術
②暮らしに役立つIoT
③ロボットは人間のパートナー
④日本人初のノーベル賞
⑤3Dプリンターの進歩
思考 ●人工知能(AI)と人間
今月のキーワード
チェック●これだけは覚えよう!
入試問題に挑戦!●問題を考察して解決しよう
今解き作文教室 ●原稿用紙の使い方を学ぼう
目次だけ見ると各話題はサラっとかな~って思うのですが、最初の報道写真だけで16ページ!! 写真も朝日新聞だけあって図鑑なみのクオリティです。
全48ページでオールカラー、写真付きと思うと1200円はお得。
そして気になる読解問題編ですが、問題文は実際に朝日新聞に掲載された記事です。一応難しい漢字には送り仮名が振られていますが・・・内容はかなり高度。
うちの国語偏差値38の次男(小4)にとっては「外国語が並んでいる」レベル。小5長男は読書大好きですが・・・読書大好きレベルではかなり厳しいです。
実際に今解き教室をみて、「最難関中学を目指す子たちが、記述対策に今解き教室を使っている」と言われるのが分かりました。公立中高一貫対策にも良さそうですが、我が家には内容が高度すぎて手も足もでません。
でもね!!思い出したのですが、私が子どもの頃家で唯一させられていた「勉強っぽいこと」が、朝日新聞の天声人語を読んで感想文を書くことだったんです。
小4くらいだったかな~。最初は文章の意味も分かりませんでしたが、だんだんと「堅い文章はどうやって書けばいいのか」が分かってきて、それ以来作文は得意でした。読書感想文で賞をもらったこともあったし、大学受験のZ会小論文では何回か全国〇位とかにもなりました。
ひらめいたことには!!算数と同じで、文章だって触れたり実際に書いたりしないと上達しないんじゃないか??
よく自分の実力よりも難しい本を読まないと読解力はつかないって言いますよね。算数だって、出来る問題を延々とやっていても(計算は別)効果は上がりません。
算数の上達に「考えること」が欠かせないのならば、国語は色々な文章に触れるのが必須なのでは??かつ文章を暗記するくらい音読しなければ、我が子たちのようなタイプは文章を自分の表現力に変えることはできない・・・。
算数に気を取られて国語を完全無視していた自分・・・超絶反省しております。
夏休みをいい機会だと思い、「今解き教室」をとことんやり込んでみようと思います。幸い今解き教室の内容が大人が読んでも「なるほど~」となる内容(新聞記事なので当然ですが)なので、子どもと共に・・・わたし・・・更に賢くなります!!
おわりですっ!
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