学校の勉強はまぁまぁできてるし、成績表にも「がんばりましょう」はない。家庭学習では近くの書店で購入した一般的なドリルを使ってる。
こんなおうちありませんか!? もしいるとしたら・・・すごく勿体無いことをしてるかもしれません。
というのも。
昨日新しい問題集が出ていないかチェックしに近くの書店を何軒か回ってみました。
問題集コーナーだけをチェックして歩いたのですが、どの書店も「グレードアップ問題集・・・ない!!」「はなまるリトル・・・ない!!」「きらめき算数脳・・・ない!!」「トップクラスなんて当然ない!」と、誰もが認める名問題集がないないづくし。
ってことは・・・問題集に興味がないママたちは「書店に売られている以外に、実はいい問題集が存在している」ことを知らないってこと。
もったいなーーい!!(でもチャーンス)
このブログでも度々紹介しているように、実は書店ではあまり見かけない問題集も存在していて、中学受験を目指しているおうちならその存在を確実に知っています。
・・・中学受験をしないという理由で算数能力の向上の機会を失っているというのはすごく勿体ないことだと思いませんか?
あ、今中学受験組がやるようなそんな難しい問題集、うちの子はどうせできないわって思いましたか?
いやいや、そんなことは絶対にありません。
学校算数が問題なく理解できれば…例えばグレードアップ問題集なんかは自然な形でやや難しい問題を解けるようにしてくれる構成になっています。
グレードアップ問題集が終わったらもう少し難しい問題集にチャレンジしてみる。と段階的に進むことで学校算数よりレベルアップすることができます。
1~3年生で学校の算数が問題なく出来ているのなら順調にステップアップしていける可能性が高いです。
例えば我が家の場合
例えばうちの長男は、2年生の冬前まで小学校のレベル別授業でも真ん中のクラス。試しに受けた塾の模試でも散々な結果でした。
これはどうにかしないとなと思い2年生の冬にグレードアップ問題集を手に取ったのが始まりでした。
そして半年後の夏前の全国小学生統一テストでは算数の偏差値が65を超えましたし、学校算数のレベル別授業も常に一番上のクラスをキープできています。
長男は元々成績が良かったということはありません。算数の成績アップは問題集のお陰です。
常に本人にとって少し難しめの問題にチャレンジさせる。
それを念頭に家庭学習に取り組んできて実際に我が家で効果があったと思う問題集をここでまとめて紹介しようと思います。
まずはZ会グレードアップ問題集です
学校の算数は問題なし。少しだけ難しい問題にもチャレンジさせてみようかなと思った時。
まず手に取るべきは「Z会 グレードアップ問題集」です。
こちら計算の方ですと小学校算数レベルの問題の中に(子どもがあまり気が付かないような感じで)やや難しい問題がポンっと入っています。
前提として、問題の分量が多くないので子どもは流れで難しい問題も解いてしまうようなイメージです。1ページの問題量も多くなくて子どもがなんとなく取り組めてしまう分量。そしてそのやや難しい問題が良問であること。
文章題はちょっと学校算数とは毛色が違いますが、思考力の付く良問揃い。
アマゾンのレビューを読んでいただいてもその良さが分かると思います。教科書レベルから一歩踏み出すぞという子に最適な問題集です。
次ははなまるリトル!どんどんいこう!
グレードアップ問題集が終わったら次におすすめしたいのは四谷大塚の「はなまるリトル」です。
「四谷大塚って進学塾!そんな難しい問題集は無理」なんて思う必要はありません。はなまるリトルは四谷大塚から出てるとは言え「市販されている問題集」です。
全く歯が立たないなんてことはありません。(そんな問題集出したら、四谷大塚が敷居高い感丸出しで集客に影響が出ます。)
はなまるリトルは本当に良問揃い。
絶妙に難しい問題を楽しみながら解いていけるようなものが多いです。こんな視点もあったんだね!と感じられるような、算数の世界がどんどん広がっていく感覚を味わえます。
ちょっと立ち止まって考えなければいけない問題もあるかもしれませんが、ここまでくれば受験組にどんどん迫っているという手応えを感じます。
絶対やっておくべき「きらめき算数脳」
きらめき算数脳はサピックスから出版されている問題集。
ですがこの「きらめき算数脳」が、算数問題集というよりはパズル系問題集なのが興味深いところなんです。
ただパズル系問題集とは言え、最近流行中のパズル系問題ものとは明らかに一線を画しています。
どう違うというと、それは1度チャレンジしてもらえば分かると思いますが・・・敢えて言ってみれば・・・問題のオリジナリティ・・・その一言に尽きるかもしれません。
キャラクターや図を用いた問題。パッと見は「楽しそう」って思うんです、そしてやっぱり解いてる最中も「楽しい」。
でもその問題が実は「かなりの思考を要する問題」なんです。大人でもこれは良く考えられている問題だなと唸ってしまうと思います。
似通った問題が全くないのも見事。何度も書いてますが、「きらめき算数脳」は解いているうちに自ずと思考力が養われる傑作問題集です。
学校で勉強している算数が全てじゃない!こんな楽しいものだったなんてと思うきっかけになるかもしれません。
もしここまでこれたら・・・最高難易度の問題集にチャレンジしてみる?
そうしたらいよいよ、中受組の子たちが取り組む最高難易度の問題集の登場。
3冊あるのですがそれは「最レベ」「トップクラス問題集」「スーパーエリート問題集」です。
参考記事:小学生低学年の最高難易度問題集「最レベ」「トップクラス」「スーパーエリート」を徹底比較
この3冊はどれも問題の難易度が3段階に分かれています。最高レベル問題ははっきり言って難問です。ここまでやる必要があるのかに疑問を感じるご家庭も多いかもしれません。
そんな時おススメの使用方法が「学年を落として使う」ことです。
例えば小3なら小2や小1の最高レベル問題をやってみる。そうすると結構いい具合にじっくり考えながら問題に取り組めたりします。
またはこの3冊から最高難易度レベルの問題を抜かした「トップクラス 徹底理解編」をやるのも1つの手です。
ここに挙げた問題集は、ただ難しいのみならず「思考力も鍛える」効果のあるものです。
学校算数が普通に理解できている子にはぜひ1度取り組んでみて欲しいです。新しい世界に踏み出す一歩になるかもしれません。
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