ー2016年1月3日ー
我が家は夫婦同じ体育会系部活の出身で、その部活というのが大学1・2を争う「OB・OGの活動が盛んな部」です。
OB・OGの大きな集まりが年に何度もあって、山菜取りに始まって、バーベキューに登山、紅葉、スキー、マラソン大会などなど。
その1つ1つがたくさんのOBが集まる大きな会になるのですが、子ども参加もOKなのでうちも頻繁に参加させてもらっています。
現役の大学生たちは子どもとよく遊んでくれるので、子どもたちも大学生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが大好き。「おい、受験どうすんだよ。中学受験しないの?」なんて肘でつつかれ・・・。体育会系のノリが大好きな長男がノリで「ぼく中学受験します!」って大声で宣言してしまうという事態に。
おいおいおいおい。
そんなこともあってほんの少しだけ中学受験を考えてしまった私。ですが中学受験を考えてしまったことの一番の理由は「内申」というものの存在です。
長男の成績表
以前ブログにも書きましたが、長男の成績表ははっきり言って良いものではありません。ちなみに直近の3年前期の国語です。(長男の学校は2学期制で、成績表は9月と3月の2回です)
小学校の説明会では「テストの点数が90点以上で良いをつけます。そこに授業態度を加味するという方法です」との説明会がありました。90点以上とってればとりあえず「良い」でいけるのか?と思っていましたが・・・
それでこちらが学校の国語テスト
とまぁ90点はクリアしています。(ちなみに98点というのは句読点抜けや本文を正確に書き写してないなどです。)
結局は授業態度の問題かなと思って個人面談で先生にお聞きしたのですが、「授業態度は問題ありません。積極的とは言えませんが手も挙げてます」とのこと。
こうなるといよいよ学校の成績を上げるために何をしたらいいのかが分かりません。
(ちなみに小2次男の成績表は全て「良い」でした。2年生までは甘い評価とは言え「おいおいおい、全部「良い」のわけないだろーーよ?とね。次男は学校で相当いい子ぶってるらしいのでそれが成績表にも反映されているのかもしれません。いい成績表をもらっておいて文句を言うつもりはありませんが、学力と成績が反映していないなと正直感じます。)
そもそも公立小学校の成績基準は?
気になったので調べてみました。成績の付け方は指導要領の見直しとともに微妙に変わるみたいで、直近の変更は2010年のようです。
ここでは思考力が重視される成績表の付け方に変わっているという記事も目にしました。
成績のつけ方、微妙に変わる!? 新指導要領【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】
ただ公立小学校の成績は絶対評価というのが基本でこちらは以前より大きな変化はないようです。
では明確な基準があるかということですが、そこは各学校にゆだねられているというのが実情なよう。ネット上でも成績表に関する問題点は色々言われているみたいですね。
もしかして成績表の評価ってこんな感じ?
私の個人的な感想では、学業成績に子どもの性格が大きく関係するという印象を持っています。うちの長男は確かに優等生タイプではありません。
ですが積極的に授業に関わっているかといえば、NOです。
(何せテストを白紙で出したこともあるやつですので・・・。あは。)
私の考えはこうです。
小学校テストは難易度が高くないのでほとんどの子がいい点数。絶対評価とは言え全員に「良い」をつけるわけにはいかない。ということでテスト以外の積極性なども重要視しよう。と。
テストでいい点数を取るとか授業をきちんと聞くというのが最低ライン。そこからどれだけプラスアルファを取れるかが成績に関わってくるのではなか。
この考えが正しいかは分かりませんが、もしこういった側面があるのなら長男の成績はこれから先も振るわないままでしょう。
それで中学受験というのは短絡的ではありますが「今後も学校の成績に悩まされるだろうし、中学の内申点は恐らく期待できないだろう。となると高校は私立。なら中学受験でも一度チャレンジしてもいいかも?』という気持ちが出てきたのも確か。
あとは自分自身がいつか学習塾を開くのを目標としているので、塾のカリキュラムやテキストが…喉から手が出るほど欲しい!!あ、それなら長男をダシにしちゃえばいいじゃんみたいな(笑)えへ。塾のカリキュラムとテキストが手に入るのなら塾代も惜しくありません(本心)。
長男のやる気スイッチは入るのか?
と最近皆の前で高らかに「中学受験します」と宣言していた長男。どうせ口だけだろうと思っていたら、翌日だけは「ぼく受験するから塾の宿題がんばる」と文句も言わずに2時間ほど机に向かっていました。
ただ万が一にも本人がやる気になったとしても(そこから可能性は低い)、まだまだクリアすべき問題はたくさんあります。
- 週4練習のスポ少と両立できるのか(前提として長男の優先順位はスポーツです)
- サラリーマン家庭の我が家が塾代を捻出できるのか(サラリーマン家庭で中学受験ってあり?)
- 長男が受験するとしたら次男も?となると塾代が完全に無理ゲー(将来は私、下流老人になる気がする)
とつらつら書いてしまいましたが、全く受験を考えていなかった我が家。
今のところ受験する可能性は低いですが、子どもの成長とともにさまざまな道や選択肢が現れて、親に突きつけてくれるのが・・・面白い!!
これもまた子どものお陰。今後も学習面のみならず色々な壁や道が現れるのかと思うとワクワク。そこは今後も子どもたちに期待です。
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