計算力はすごく大事。でも一朝一夕で身に付くものではないし、毎日コツコツ続けてこそ効果があるもの。
我が家では現在 四谷大塚予習シリーズの「計算」を使用中で、毎日少しでもいいから計算問題だけはやるようにしています。
でもね。
長男は元々計算スピードは速いのだけれど、とにかくミスが多い!
筆算をさせても1+1を平気で3とかしちゃうのは、ボーっとしている性格ゆえなのか集中力のなさなのか?
また、長男は計算を何でも筆算にしちゃいます。
さすがに30+20くらいは暗算しようよと思うのだけれど、何も考えずに筆算で解いているのを見ると悲しくなります。
工夫して計算手順を少なくしようとか、暗算できるところは暗算しようとか、考えません。
次男は、あわよくば手抜きをしたい。だからどうにか暗算できないかなと考えるタイプ。
だから次男は、勝手な計算方法を編み出したり、どうしたら「書く」ことを少なくできるかと画策しています。
工夫するのはいいのですが、その編み出した計算方法がめちゃくちゃ・・・。
繰り上がりのあるひっ算では「繰り上がりの数字を書かないで(小さく1とか書くやつ)できた!」とかご満悦。え、そこですか??
(ただ公文では繰り上がりの数字を書かないという話を聞いたことがありますし、それ自体はいいにしても、次男の場合は統一性まったくなし)
で、この次男、おかしな工夫ばかりしているせいか計算がすごーく遅いんです。
こんな感じで計算1つとっても問題だらけの我が子たち。
どうせ毎日計算問題をするならば、今のように惰性ではなく計算力がアップするような取り組み方をさせたい!
そこで購入したのが一生使える! 「本当の計算力」が身につく問題集[小学生版]
こちら、ソフトハードカバーのしっかりした装丁で、問題集と本の中間のような感じの外観です。
表紙には「子どもからの質問にスラスラ答えたい親へ」「将来のために本物の力をつけたい小学生に」「計算が苦手で、基礎から学びなおしたい中高生へ」となっている通り、子どもの問題集的使い方もできるし、参考書のようにも使える内容です。
私は自分が子どもと勉強をするにあたって、もう一度計算をイチから押さえておきたいと思い購入しました。
本書は整数のたし算・ひき算から。計算方法の考え方を図を使って解説してくれているので、分かりやすいです。最初の方は、個人的には今更!?と感じるものが多かったのですが、うちの長男は何も考えずに惰性で計算問題をしているので・・・。改めて一通り確認させたい内容です。
大まかには以下の通り。
- 第1章 正しい計算の手順を理解しよう(たし算・ひき算・かけ算・わり算・いろいろな計算)
- 第2章 数に対する判断力を鍛えよう(大小感覚を身につけよう・単位に強くなろう)
- 第3章 計算の工夫のしかたを知ろう(結合法則を活用しよう・交換法則を活用しよう・分配法則を活用しよう)
- 第4章 暗算力を高めよう(基本トレーニング・応用トレーニング)
どれも身につけて欲しいことばかり!
全130ページ強で30項目、これが全て計算に関することなのですが、計算問題がたくさん掲載されているわけではないので「計算の教科書」的な位置づけでの購入がおススメです。
うちでもやってみます
我が家では、しばらくは予習シリーズ「計算」の方はお休みして、この「本当の計算力が身につく問題集」をやらせてみようかと考えています。
そして計算はただ惰性でやるものじゃない!正しい方法と考え方を身につけさせたい!
見た感じは予習シリーズ「計算」よりは簡単そうな問題が多いので、子どもたちにやらせるハードルも低そうです。「これでいいの?」って大喜びしそう、ぷっ、しめしめ。
普段から勉強している子や、中受予定で通塾している子にとっては「そんなことは知ってるよ」っていう内容が多いかもしれません。ですが、130ページ強全部「計算」のことなので、じっくり読むことで「なるほど」って思う部分も多いはず。
また、とことん計算を突き詰めることで、毎日の計算練習が少しだけやり応えのあるものに変わるかもしれません。
我が家的には、長男は少しでも「計算は丁寧に。正しい方法でミスしないで解けるようになる」(ただ惰性で解くは卒業して欲しい!)。次男は「とりあえず正しい方法で計算ができるようになる」を目標に。
計算力はスポーツで例えると基礎体力のようなもの。ここを底上げすることで、算数力もアップするはず。そう信じて今日も明日もコツコツ計算練習するぞー。
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