タブレット型通信教育はどれがいいのか?迷いますよね~。
特にタブレットは初期費用の問題もあり、お試ししにくいので迷いも倍増。
この記事では、スマイルゼミ・チャレンジタッチ・Z会タブレットについて比較表なども載せていますが、正直学習内容・難易度は3社横並びです。またその他サービスも一長一短。
迷うのも当然・・・。
我が家は小3次男が3社やってみましたが、選んだのは何だったのか?
結論から書いてしまうとスマイルゼミです。
というのも、繰り返しになりますが、3社を比較しても学習内容に大きな差ありません。教科書準拠なので、特に難易度なんかはほぼ横並び。
その中でスマイルゼミは、安心して子供にタブレットを渡せる・または子どもにタブレットを管理させられるんです。
というのも、スマイルゼミは断トツで簡単に親のスマホから簡単にタブレットに使用制限をかけられるから。
小学生に安心してタブレットを渡せるってすごく大きくないですか?
わたしはいくらネットが身近なものになってきたからと言って、子どもが自由にタブレットを手に取ってネットやゲームに触れてしまうのには反対。でもこの時代だからこそネットとの付き合いにも慣れて欲しい。
ずっとそんな葛藤がありましたが、スマイルゼミなら比較的簡単にその葛藤を解決してくれます。
スマイルゼミはネットや学習に関して、親がきちんと把握できるシステム(それもスマホアプリがあるので、簡単に使える)です。
子どもが安全にタブレットを利用できる。それがわたしが「迷ったらスマイルゼミでOK」と言い切る理由です。
各社の特徴を表にしてみた
迷ったらスマイルゼミでOKと書きましたが、これは飽くまで迷ったらの話。
タブレット通信教育で大事なのは、タブレット型通信教育に何を期待するか?だと思います。
目的を明確にして選ばないと、タブレット教育を始めた後に「あれ?何か期待していた感じと違う。」ということになりかねません。
期待するものは何でもよくて、我が家のように「漢字・計算ドリル」とか「英語」とか。「ネット環境と上手く使う練習」でもいいし、「学校のテスト対策」「親が勉強をチェックしたくない、自らやって欲しい」とか何でもあり。
そこで私の個人的な印象も入っていますが思い付く項目を比較して、それを表にしてみました。
(★★★:星3つが最高評価。星なしはほぼ該当項目なしという意味です)
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | Z会 | |
自学自習 | ★★★ | ★★ | ★ |
4教科+αの充実度 | ★★★ | ★ | ★★★ |
お楽しみアプリ | ★★ | ★★★ | |
入力のしやすさ | ★★★ | ★★ | ★ |
英語 | ★★★ | ★★ | ★★ |
漢字アプリ | ★★★ | ★★★ | |
計算アプリ | ★★★ | ||
動画授業 | ★★★ | ★ | |
タブレット以外の教材 | ★★★ | ||
教科書対応 | ★★★ | ★★ | ★★ |
受講料 | ★★★ | ★★★ | ★ |
端末代金 | ★(約1万) | ★★★(無料) | ipad等 |
タブレットに使用制限 をかける |
★★★ | ||
コミュニケーション ツールとしての利用 |
★★★ | ★ | ★ |
添削などサポート | ★★ | ★★★ |
それではいくつかの項目について、簡単に比較してみたいと思います。
タブレット型通信教育で自主的に勉強して欲しい場合
タブレットを選ぶ目的って「自主的に・勝手に・1人で」勉強して欲しいっていうのが大きいと思います。
私もそうですが、親がとやかく言わなくても自ら勉強して欲しい! 思いますよね~、きっと世の中の親ほぼ全員思っているのではないかと。
その視点を重視するならスマイルゼミ一択。
というのもスマイルゼミは、タブレット学習をすることでスターが貯まるシステム。このスターを貯めないとゲームアプリやネットを利用することはできません。
そのためうちの子どもたちも、スターを貯めたくてせっせとスマイルゼミをやってます。まぁ人参作戦ですが・・・。
(スター欲しさにいい加減に勉強する?という心配に関しては、こちらの記事も参照してください)
チャレンジタッチもお楽しみアプリが多い(結構新しい本が読めたりするのがすごい!)ので、子どもはタブレットは開くと思いますが、制限なしでお楽しみアプリに行けてしまうのが玉に傷。
Z会タブレットは、親のタブレットを利用するというのが難点。自らタブレットを利用して勉強するというよりは、親が「やりなさい」と言って渡さないと学習を開始できません。
そのため自学自習という意味ではZ会はいまいち。
タブレットの目的別選び方「4教科+αが多い方がいい」
どうせ受講するなら4教科+α欲しいですよね。というかむしろ我が家は+αが目的だったのでここは重要ポイント。
スマイルゼミは漢検アプリ・計算ドリル・朝日小学生新聞(ダイジェスト版) があって、この3点は嬉しい!
Z会タブレッ:学年によって違うかもしれませんが、科目に「総合学習」があることがまず1点。そして3年生だと「社会都道府県学習」「英語アルファベット練習」があるんです。
「社会都道府県学習」がよくて、都道府県の形を指でなぞったり、場所をクイズ形式で選んだり。名産品の問題も出るので使えます。
お楽しみアプリ
お楽しみアプリで言えばチャレンジタッチが断トツです。
チャレンジタッチは、動画を視聴することができたり、電子書籍が読めたりする(それも新しい本も多そう)のは魅力ですが、何せチャレンジタッチはお楽しみアプリに制限がかけられないんです。
そのため何のためのタブレット!?ということになりかねないのが残念。
入力のしやすさ
タブレット教育で気になるのは、ペン入力のしやすさもあると思います。
紙と同じようには難しいですが、スマイルゼミの「画面に手を付いてもペン入力できる」というのはすごい。また、認識精度も高いので、画面にひっ算を書けるというのは結構すごいなと驚きました。
うちの字が汚い(それも殴り書き系)の長男でも、タブレット上にひっ算を書いて・・・ができちゃうのにはびっくり。
また、紙にするように、問題文にもメモが書き込める!!
チャレンジタッチも書きやすいのですが、手の平を付くと文字認識してくれないのは残念。
特に我が家は漢字でタブレットを使いたかったのですが、チャレンジタッチのタブレットは、漢字練習時に漢字の枠にペンが触れてしまうとダメなど・・・若干コツが必要です。
料金
スマイルゼミはタブレットが有料なのが痛いところですが、その分タブレットは高性能です。また、中学生でスマイルゼミを卒業した後にはアンドロイドタブレットとして使用できるとのこと。
チャレンジタッチはタブレットが無料というのがやっぱり嬉しい。ただその分重さが気になったりするのも事実。
タブレット価格に関しては一長一短だなというのが正直な感想です。
Z会に関しては家庭のipadなどを使用するので、持ってなければ初期費用がかかります。もう既に持っていればそれをそのまま使用できますが、親のipad・・・使用制限(フィルターなど)かけていませんよね。やはりそこは気になる面かと思います。
受講料に関しては学年によっても異なりますが、小3で一カ月の受講料を比べてみるとこんな感じ。
スマイルゼミ:3,600円(標準クラス)・4,420円(発展クラス)+英語を受講する場合は680円(年払い)
チャレンジタッチ:3,425円(年払い)
Z会:6480円(年払い)
Z会が高いのは、タブレットを通じての先生とのやりとりがあるからだと思われます。タブレットだけにとどまらず、通信教育的なところも期待する場合はZ会がいいですね。
まとめ
ここまでいくつかの項目で3つのタブレットを比較してきました。特に重要視するポイントがなくて、総合的に考えるとどれがいい?というならスマイルゼミがおススメです。
まだ記事にしてないのですが、英語の良さも自信を持って「スマイルゼミがいいよ」と言えるポイントの1つ。
ただ今回は通信教育の中の「タブレット」に関して。また「小3が試して」の比較です。これが紙の通信教育比較となるとまた全く違った評価になることはご了承ください♪(わたしZ会大好きですし)
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