3と2を合わせると5
小2の頃、次男とこういった短い文章を数式「3+2=5」にする練習を何度もしたものでした。ですが次男は「5は、3と2を合わせた数」ですのように表現を変えると「わからない」って。
文章を数字にするのも、得意な子と不得意な子がいます。
でもこの短いセンテンスを数量感覚をイメージしながら数式にするのってすごく大切。ここができないと、どんどん複雑になる文章題に対応していくことはできません。
現在自宅塾でこのあたりを重点的にやっている低学年の子がいます。どういった勉強の仕方がいいのかな?私も常に試行錯誤ですが、今回はブログを通じて知り合ったハピ勉したいのしーままりんさまにもアドバイスをいただいて、私なりにこんな問題集がいいんじゃないかなと感じた問題集をまとめました。
(あとは数枚ですが自作した問題プリントも掲載してみました)
数量感覚を身に付けるのにおすすめの問題集
数量感覚を身に付けるのにおすすめの問題集を挙げていきます。
サイパー思考力算数
まずはやはり外せないのがサイパー思考力算数です。
たし算・ひき算はシリーズ1とシリーズ4


>>>サイパー思考力シリーズ1「内容サンプル」
>>>サイパー思考力シリーズ4「内容サンプル」
内容サンプルを見ていただくと分かる通り、文章題をこういった図や線分図でイメージできるようになるのが理想です。
えー、こんな簡単な文章を図に表す必要ないじゃんと思うなかれ。低学年のうちからこのイメージはできるようになっておきたいものです。和差算などにも通じる非常に重要な考え方であると今だからこそ感じます。
はなまるリトルさんすう小1
はなまるリトルさんすう小1は、今見返してみても問題バリエーションの多さに驚かされます。

足し算1つ取っても
- 4と1を合わせると□です
- 5から2ふえると□になります
- □は、1たす3
等々読解力の訓練になる問題が多いです。
>>>はなまるリトル1ねんせい「紙面見本」
もう少しチープな紙で、自立開き(手で押さえなくても開いている感じ)してくれると完璧。
天才脳パズル数量感覚 初級
大好き天才脳パズル。低学年だと初級がいいかと思いますが、ここでもやっぱりサイパー思考力算数と共通している考え方で、数や文章をイメージすることを重視しています。
足し算引き算もただ計算するのではなく、「イメージ」するのが大切だとわかります。
B5で開きやすい紙面なのも低学年にぴったりです。
さて実際に数量感覚を身に付けるには?
問題集はともかく、数量感覚を身に付けるにはどうしたらいいのか。わたしがアドバイスをもらったのが「おはじき」を使う方法で、なるほどあとは指を使うのだっていい方法だと気付かされました。
こちらのブログも参考になります。
やはり数量感覚というのは、「考える」ということも大いに必要だということ。
だからね、はなまるリトルなどとおはじきを組み合わせる方法を考えたのですが、ちょっと勘がいい子なら・・・問題の単元が「たし算」なら「全部足し算だな」って気が付いてしまうわけで、それだと何の意味もありません。
そういった意味で面白いのがサイパー思考力算数の「どっかい算」
四則計算が全部出てきてしまうので、小1だと無理かもしれませんが。出てくる数字を全部使うわけではない文章題。
じっくり読まざるを得ないという面白い問題集です。
★追記★
四則演算ではなく、足し算引き算のみの「どっかい算」がこちらです。学年や進行度によって使い分けてください。
そして私が作ってみたプリントがまだ3枚だけですが、こちら。
全然たいしたプリントではないのですが、こういった感じで四則混ぜながらおはじき(もしくは指折りでも)で文章をイメージして式を作っていくのはどうかなと考えています。
(実際にやってみた結果はまたご報告できればと思います。)
あとは家族でゲーム感覚で数字遊びをするのも楽しそうです。
我が家も一時期どハマりしたアルゴ
そしてコメント欄から教えていただいたのがこちらのゲーム。(サユさまありがとうございます!!)
場にカードを出していき、合わせて10を作った人が場のカードを貰えて、最後に一番多くカードを持ってた人が勝ちと言うゲームだそう。
もう1つ教えていただいたのが「街コロ」
「街コロ」というカフェや牧場などの不動産物件を購入し、売上や使用料をやりとりしながら街を大きくしていくゲームなのですが、貨幣が一円玉、五円玉、十円玉の形をしています。
「コンビニ買うから、3円払う」
「利用料二円だけど、一円玉ないから5円渡すからおつりちょうだい」とか、具体物が手にある状態でやりとりできるので、数字が増えたり減ったりが自然と学べた気がします。
ほかにもこんな問題集もおすすめなどありましたら、コメント欄かお問い合わせ欄から教えてください。
追記させていただきたいと思います♪(でた!人頼り!)
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