【小学生】サイパー13「点描写」はやるだけで図形問題が得意になる神ドリル




 

図形能力の向上に効果があると言われている点描写。

某有名幼児教育でも勧められており、点描写をコツコツ毎日続けることで、集中力や模写力ひいては図形概念・空間把握能力が向上すると言われています。

 

我が家の長男は小さい頃からレゴなどのブロックが大好きで元々空間図形問題が得意。次男は逆にブロック遊びは好まず空間図形問題は「嫌い」でしたが、2年くらい前に2人揃って点描写の問題集(天才ドリル 点描写)を一冊やらせました。

そうしたら、元々図形問題が大好きだった長男は「こんなにカッコいい立体図形が描けるなんてオレすごい」となり、次男は「立体図形がどういう形なのか何となくわかった」と。

 

それから長男にとっては立体図形問題が「得意分野」になり、次男も苦手意識が薄れました。

2人ともに効果があった点描写。

 

子どもたち2人が取り組んだ「天才ドリル 点描写」もよかったのですが、サイパーの点描写を購入したら価格も分量も構成もおススメできる内容だったのでレビューしたいと思います。

 

とは言え実は「天才ドリル 点描写」と「サイパー 点描写」どちらも同じ”認知工学”という塾が出しているもの。

 

見た目が~~~、サイパーはマニア向け、天才ドリルが一般向けな感じ??

点描写―立方体など (サイパー思考力算数練習帳シリーズ)天才ドリル 立体図形が得意になる点描写

 

サイズは少し違います。

 

価格はサイパーは540円、天才ドリルは1,080円です。

 

天才ドリルは押さえていないと開いたままになってくれないため、我が家では別に点描写プリントを作って使わせていました(作った白紙の点描写用プリントは天才ドリル 点描写のレビュー記事でダウンロードできるようになっているのでご利用ください♪)

 

サイパーは薄いので独立開きしてくれるのが使いやすい!

 

上が天才ドリル、下がサイパー点描写です。

 

構成ですが、天才ドリルは左ページに見本図形で右ページが解答欄になっています。

サイパーはページの上に見本図形、下が解答欄になっているという違いも。(見本はこちらからどうぞ)

サイパーの問題数は50問。最初は立方体から始まり、立方体を重ねたもの。三角柱・五角柱・三角錐など・立方体から立方体を切り取った図形の点描写があります。

 

立方体から数個の立方体を切り取った図形などは見ているだけでも難しそうですが、立体を頭にイメージしながら描いていかなければ正確には描けないので、否が応でも立体図形のイメージ力が養われます。

 




おススメの学年

この点描写は、学年問わずに取り組めます。図形が得意な子ならそれこそ小学校前から取り組めるのではないでしょうか。

立体図形が苦手な場合は、小4の「立方体の面や辺」小5の「体積」までにコツコツ取り組むことで、立体感覚を養っておくのもおススメ。

その場合は難しい図形まではいかなくとも、立方体と立方体を重ねたもの(P22くらい)までをしっかり!見本を見なくとも書けるようにするという使い方も良さそうです。

 

点描写はできるまで何度もやりたいタイプの問題ですが、サイパーの点描写は最後ページが「白紙の点描写だけのページ」になっています。

そのためそのページをコピーして何度も利用したり、見本を見て覚えて何も見ずに同じ図形を描くという形式でもOK

 

550円(税抜き)でこのクオリティ。やっぱりお値段以上のサイパーです♪

 

 

点描写レビューはここまでで、サイパー話題なのですが、認知工学さんから新刊が発売されています!それがなんと!我が家のため!?

「約数特訓練習帳」!!!

自宅塾用に約数ばかりを集めたドリルを探していたところだった(見つけられず自作しようとしてました)ので、これはぜひ欲しい。

 

サンプルを見たらさすが認知工学様という内容で、なるほど約数を2段のマスに書かせていく(約数は1× 2× ・・・で求めていくので)のに衝撃を受けました。

※この「約数特訓練習帳」はアマゾンなどでは取り扱いしておらず、「学参書店」での取り扱いです※

>>>約数特訓練習帳のレビューです

早速注文したので、届いたらまたレビューしたいと思います。

 

★その他サイパーの記事もどうぞ★



9 件のコメント

  • あっぷーさん、こんにちは。
    長男君、立体図形得意なんですねー!
    立体図形と言えば、難関中学の専売特許。中堅校以下はあまり出題されません。
    その能力もったいないので、是非難関中学狙いましょう!!
    ウチの次男も何かのドリルで点描写を少しやったことありますが、
    どうもピンときていない様子。
    立体感覚はマイクラやスプラで、ものすごーく鍛えているハズなんですが(笑)
    一度サイパー点描写チェックしてみたいと思います。
    そういえばウチの長男の時は、そんな問題集の存在を知らなかったので、
    わたしが中学の技術科で習った等角図とキャビネット図で立方体を
    フリーハンドで描けるよう、ひたすら練習させた記憶があります。
    あと「立方体の切断の攻略」って教材も購入した覚えが・・・
    役に立ったかは?ですが、コンセプトは素晴らしいと思いました。
    ではでは!

    • 孔明さま コメントありがとうございます。
      長男立体図形が得意といいますか、「得意だと思い込んでいる」といいますか・・・。まぁ相変わらず単純なので否定はせず「得意」ということにしてあげています。
      ただ私が立体図形問題が超絶苦手なので、私よりはマシかと。
      そして難関中学!!とてもとてもそのレベルではありません(^^ゞ
      あはは、うちもマイクラ・スプラで立体感覚を日々養っておりますっ!マイクラは立体感覚を養うために違いないと自分に言い聞かせて「いつまでゲームやってるの!」という一言をぐっと飲み込めてるような飲み込めていないような。
      そして「立方体の切断の攻略」なんともなんとも魅力的な響きです。早速チェックしてみます。いつも情報をありがとうございます!

  • サイパー初体験はこの点描写でした!
    うちの子には「お勉強」でなく、遊びと思い込ませてやりました~。
    この点描写の次に、線対称の点描写をやりました。
    だんだんと「遊びじゃないらしい」と気づかれちゃいましたけれど。
    うちの子の図形の得手不得手はまだわかりませんが、点描写・線対称線描写とも後半になるにつれ「お~、すごいねぇ、これができるのか~」なんて私が言ってました。
    本人は、「これ好き~得意~」とその気になっていました。

    フリーハンドで描く練習として、最適かもと思います。
    時間をかけずにちゃっちゃっと立体を描くことが、中学生でも役立つのではないかしら?どうですかねぇ?

    「約数特訓練習帳」よさそうですね!チェックですね。レビューを楽しみにしてます!

    • ぽっぽさま コメントありがとうございます。
      なんとサイパー初体験が点描写とはさすがです。それ、いいですね~♪ 今サイパーをどの順番で使うかっていう空想をするのが至福のひと時で色々案を練っているところでした(笑)
      子どもって単純で出来たら楽しいですもんね。
      きっとお子様、立体図形が得意になる気がします。先日塾の先生が「クラスで算数が得意でいつの間にか”できて当たり前”で、それで何となく自分もそう思い込んでいて自然と勉強するようになっていた」と。
      小学校低学年で算数得意にしちゃうっていい作戦だな~なんて思った次第です。

      立体を描くって、立体感覚がないと絶対できないことなので。中学のみならず今後も役に立ちますよね♪

  • Lanai96763さま コメントありがとうございます。
    サイパーまとめ買い!分かります、コレクションしたくなりますよね!!
    ビルディングパズル面白いですよね。(全統テストなんかでも似た問題が出ていた記憶があります)
    そして新1年生に、点描写・足し算引き算・四角わけパズル、ビルディングパズルいいですねー!!すごくいいラインナップで♪自宅塾の参考にさせていただきます。
    ぜひ2年生になったら和差算も。お勧めです。
    九九が終わったら約数特訓もいいかも(早いですかね?)など考え出すと楽しくて止まりませんよね♪

  • 先ほど、長々とコメント失礼しました。
    送信して、自分でも、あの長さにびっくり。
    論理的に考えるのが苦手なので、子供の勉強で一緒に鍛え中です。

    うちもこのサイパー使っています。
    線分図のとビルディング、四角分けも併用。
    子どもは、遊び感覚でいいですね~。
    まだ初めのが半分程度なんですが、(何冊かありますよね?)
    自由ノートにフリーハンドで、おかしくない立体図を描いているのを見たとき、サイパーのおかげ!って思っちゃいました。
    2年生の時ですが、やっていなくても、その程度はかけるのかもしれません。だとしても、自由ノートに勝手に遊びで、何も見ずに描いているという事実。そういう物に興味を持ってくれた事が嬉しく思います。
    マイペースですね~(笑)

    • はるまきさま コメントありがとうございます。
      そうそう、うちも自由帳に立体図形を描いていて。それが男子にはすごくかっこよく見えるみたいで、長男すげーって言われたみたい。
      それが嬉しくて長男は図形問題が大好きになりました。
      私から見れば別段できるわけではないのですが、本人は得意って思っているみたい(;^_^A

      自宅塾でもこの点描写を春にやらせたのですが、びっくりするほど空間把握能力がみんな高くなったなぁと。
      本当にこれは驚くくらいで、点描写すげーとなっています。
      ビルディングと四角分けも併用してやられている方が多くて、私も使ってみたいです~♪

  • 大人目線ではピンと来ないまま4年12月にやり、5年の今(塾なし)、まさにやってよかったと思うドリルの一つなので良記事あげ。

    • キムさま 

      そうなんです!!私も最初は「これ?」って感じだったんですが、あっぷー塾の子たちもこのサイパー「点描写」をやるとたちまち図形問題が得意になるんです。
      なんだか魔法のよう♪と、もうこれはスゴイと。
      長男もこれをやってから図形問題は得意って言いだして(思い込みかも)、でもそういう「できる」っていう感覚って大切で、以後図形問題も積極的にチャレンジしたら。
      今は図形の問題が得点源になり救われています。

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