コメント欄から教えていただいた「出口式 はじめての論理国語」、小4を購入しました。

この「出口式 はじめての論理国語 小4」は、2017年5月10日に初版が発行されていて、私が購入したのが6月1日の第2刷発行のものです。
1カ月足らずで第2刷なので、売れているんだろうなぁと。皆さん情報速い!
こちら、画像では分かりにくいのですが、問題集にしては1枚1枚の紙が厚くしっかりした作りになっています。
ガンガン解く問題集というよりは、「参考書」といった雰囲気。中身も豪華なオールカラー!!

本書を開くと、最初にあるのが「おうちの方へ」と題された出口先生からのメッセージ。「本書は出口の小学国語の集大成でもあり・・・」という書き出しです。
うん、きっと参考書+問題集いった内容だろうな~と思いましたが、その通りでした。
「出口式 はじめての論理国語」の中身は?
中身は、ステップ1からステップ15までに分かれており(小4のものは)以下の内容になっています。
ステップ1 論理の理解
ステップ2 一文の構造
ステップ3 一文の要点
ステップ4 文脈力の養成
ステップ5 描写のスキル
ステップ6 三つの論理関係・・・
例えばステップ1だったら、解説(絵も描かれていたりして親しみやすく分かりやすい)があって、その後に問題があるという流れです。
全体を通して解説・問題という流れですが、やはり他の国語問題集と決定的に違うのは「解説」の部分。
国語ってついつい「なんとなく」読んで、「なんとなく」解きがち。ですが出口はそこを「論理」として明確な公式のようなものを作ったところにすごさがあるんですよね。
私も学生時代、国語はなんとなく読んでなんとなく解いていました。国語は得意な方だったのでそれで困ることもなかったのですが、高校3年生のある日「出口の実況中継」(大学受験経験のある方なら皆ご存知の実況中継です!)を読んで目から鱗が落ちました。
以降国語の解き方自体を変えましたが、それに伴い偏差値も大幅アップ。国語の偏差値が全体偏差値を押し上げてくれたのですごく助かりました。
そんな過去があるので、今の小学生!小学生のうちから出口式に触れられるなんてうらやましい!
と話がズレてしまいましたが・・・基本的にこの初めての論理国語は、問題集というよりは参考書といったイメージです。
例えば保護者目線で「出口式 はじめての論理国語」を見るならば・・・
- この学年ならどの程度の文章理解ができるようになっているといいのか?
- 子どもにどうやって国語を教えるのか?
などの部分で参考になります。
この「出口式 はじめての論理国語」を参考書的な役割としてまず根本的な部分を押さえる。そしてこの「はじめての論理国語」を足がかりにして日本語論理トレーニングや論理エンジンなどの問題集に移行するのもいいのかなと。
まとめ
日本語論理トレーニングや論理エンジンはどちらかというと問題集寄り。そのためもう少し参考書寄りのものがあったらいいなと思っていた私にはドンピシャでした。
子どもたちの学年が進むごとに買い足し、子どもの国語力を把握する上の参考にすると共に基本的な文章読解の方法を理解していってほしいなと思い・・・今回次男用で小4を購入しましたが、長男用に小5も買おう!
と思ったら。
あれ?まさかの現在のところ出版されているのは小4まででした。ですが小4までも順々に出版されてきたので、今後小5以降のものも出版されるはず。楽しみに待とうと思います。
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