前回記事で、中受社会には図表攻略が必須だと気付いたと書きました。
我が家、地理では地図片手にやってきましたが、図表はほぼほぼスルーしていたことに気付き「やべっ、気付くの遅かった!」。早速本棚にある問題集をゴソゴソ出して探してみましたが、図表が豊富に載っている問題集はありませんでした。
そもそも社会問題集はほとんど持っていなかったので当然ですが・・・。
今子どもたちが使用している地図(四谷大塚の”考える地図帳”)にはある程度図表はあるものの、まとまっていないため使いにくいなと感じました。
そこで購入したのが「メモリーチェック社会」。中受生にとっては定番の問題集です。
社会メモリーチェック2017年資料増補版: 中学受験用 (日能研ブックス)

こちらを購入したのは、Amazonをみた際に「2017年資料増補版」となっていたこと。毎年増補版が出ているようでしたので、図表等の資料が多いに違いないと思ったからです。
地理学習が終わった夏休みにやっておけば・・・!メモチェ社会
届いてみての感想は・・・一言。
夏休みにこれやらせておけばよかった!!
(小5長男、予習シリーズ地理勉強が一通り終わったのが小5夏前です)
中身は地理+歴史で、地理に関しては単元毎に①~㊱まであります。
- 日本の国土
- 地形
- 気候
- 都市と都道府県
- 人口
- 農業
- 水産業
- 工業
- 生活と交通
- 資源
- 地方別の特色
以上の単元に分かれており、約100ページ。左ページが解説で右ページが問題です。
秀逸なのが左の解説ページで、思った通り図表が多いです。「日本のおもな川の長さと流域面積」なんて、この図表とほぼ同じのが前回組み分けで出てた~!!
また、前回組み分けでは、図表から県名を読み当てるためには各県の面積や人口を覚えないとと感じたのですが、ばっちり覚えるべき人口・面積・人口密度なんかも表になっていました。
図表もさることながら、なんですが。内容が本当によくまとまっていてびっくり。予習シリーズで勉強していると現在のところは「まとめ参考集」のようなものはありません。
やはり何か1冊「まとめ参考書」のようなものを持っていて、調べる時はまずそれを調べて、掲載されていないことは自ら書き込むことができる1冊が必要かと思いますが、メモリーチェック社会はその1冊にぴったりです!!
(ちなみに、私が今のところ算数のまとめ参考書として使用しているのが、「塾技算数」。理科が「塾技理科」です。)
また、メモリーチェック社会は日能研さんなので、予習シリーズで覚えてきたこととは若干違った視点の問題もあるため、予習シリーズの補強としても良さそう。
ですが、一通り地理勉強を終えていないと使いにくいかも
図表も多く掲載されているし、内容も申し分なかったメモリーチェック社会。これは小4次男にも使わせてみようかと一瞬思ったのですが、一通り地理勉強を終えてないと使用は厳しいように思いました。
というのも、メモリーチェック社会地理項目の約100ページは、そのまま全て暗記しておくべき内容です。
そのため1ページ毎の内容が濃い!これを覚えていくのにはかなりの時間がかかります。本当にただの暗記作業になってしまうだろうし、そうやって覚えたものって定着しないようにも感じます。
(そういう意味では予習シリーズって本当によく考えられた問題集だし、少しずつ暗記していくようになっていて、でもちゃんとスパイラル方式になっているのがすごい!!)
予習シリーズで社会をやっている子がメモリーチェック社会を使うとしたら、一通り地理勉強が終わりに近付いた辺りか終わったあとがおススメ。つまり小5の夏!!
はぁ、長男。この夏休みはメモリーチェック社会をやらせておくべきでした。本当に本当に後悔・・・。
小4の時点で図表もしっかり押さえておくとしたら「日本のすがた」を参考にしつつがいいかもしれません。「日本のすがた」に関しては近々レビューします。
とりあえずメモリーチェック社会、かなりお勧めです!毎年資料が新しいものになった増補版が出ているようなので、毎年買い換えがベストかもしれません。
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