先日も運筆に関する記事を書きましたが、子どもたちの家庭学習に於いて私が日々思うのは「次男にもっと運筆練習をさせればよかった」ということです。
実は子どもたちが低学年の頃、わたしは文字がキレイに書けて何になるんだろう? そこは本質じゃないよね?と思っていたんです。が、蓋を開けてみたら運筆能力の低さが「算数の計算ミス」に繋がっているし、「国語では記述問題全滅」です。何せ次男は文字を速く書くことも小さく書くことも苦手…。
運筆の大切さを、中受勉強を始める今の今まで気付かなかった自分のバカ!という心境。
そんなわけで、今こそ思う「これはやっとけ!」シリーズ。第一弾は「書き取り練習」です。前回記事以降見つけた問題集も含めて、運筆練習や書き取り練習になる問題集を対象年齢毎にまとめてご紹介します。
就学前の子におススメ
まずは就学前の子におススメなのがウェブ上の無料運筆練習プリントです。どれもフルカラーでクオリティ高いので活用したいところ。
- ぷりんときっず「なぞり書き練習プリント」(なぞり書き練習以外にも、迷路や点描写などとにかく大量のプリントがあり)
- ちびむすどりる「お絵かき・絵描き歌練習プリント」
- キッズステップ(運筆練習がステップになっており、順番に練習していくことで平仮名等まで進める仕組みになっています)
プリントするのが面倒という場合には市販教材もあり。手に入りやすい「くもんのすくすく」シリーズ。「はじめてのえんぴつ」「もじ」など対象年齢も記載されているため取り組みやすいです。
今人気の迷路なぞぺーも就学前(4歳~小1)に取り組めるものがあり。迷路は楽しみながら運筆の練習ができますし、仮説思考等も身につくのでやって損はなし!
低学年の子が運筆練習に使える問題集や教材
運筆能力が低いまま小学生になってしまった場合におススメな問題集や教材です。
そもそも運筆能力の低い子は「真っすぐな線が描けない」「円はガタガタ」という場合が多いかと思います。こちらは手や腕の力の発達に従ってある程度改善される…とは思いますが、我が家の次男は未だに真っすぐな線が苦手。
これには筆圧が調節できない症状を伴うことが多いかと思いますが、次男も薄い文字を書くということができません。
そのうちできるだろうと思っていたら小4になってしまったという恐ろしい例(笑)ですが、小1だとしてもそこは気にせず上の幼児向けプリントも利用すればよかったと思うところ。なので幼児向け教材もおススメなんですが、もう少し対象年齢高めというとこちら。
まずは遊びながら運筆練習をといえば定番の迷路!
迷路なぞぺ~は、さまざまな種類の迷路があり飽きません。難易度は★★★で表されていますが、星3つ問題なら小4くらいでも十分楽しめる印象。(次男も大好きでよく取り組んでいます!)
徹底反復視写プリント
次は「視写」と「文章」の二つを取り入れたプリント式ドリルです。
(なぜか画像が回転できずに、横向きになってしまいました)
こちら、徹底反復ときたので陰山かと思いきや「たかはし式」です。この視写プリントを本屋で見た時に、次男が「視写」が出来なかったことをふと思い出しました。
次男に「隣の見本をみて同じように書いてね」と言っても書けなくて…、平仮名の縦線さえまっすぐ書けないので、「これはまっすぐじゃないよ!」と定規をあてさせてみたりと自分自身イライラしていたことを思い出しました。それで「できないならもういいや」と放置…。
わたしは視写なんてできて当たり前と思っていましたが、こういったドリルが出ているということは「当たり前」でもなかったのかぁ、練習させてあげればよかったな…と反省することしきり。
こちらの視写プリントは、陰山100マス計算と同じサイズで同じ作り。開きやすいので、直接書き込む際もストレスなく書けるのがポイント。文章を視写して練習するタイプです。
ダイソーのドリル
次は王道の書き取り練習ですが、何と言ってもコスパがいいのがダイソーの100円ドリル。
こちらは平仮名とカタカナの練習帳になっています。100円なので決して紙質が良いとは言えませんが、100円なら無料プリントをダウンロードして印刷するよりも楽でいいかもしれません。
100円ならば何冊か購入して何度か取り組むこともできますし、とにかく練習あるのみ。こちらは1年生に。
サイパー 点描写
算数的な視点を取り入れた運筆練習なら点描写がおススメです。サイパーで点描写は3冊出ていますが、こちらは上にある見本(図形)を写していくタイプなので、小1~でも取り組めます。
最初は1つの立方体ですが、三角錐になり…とどんどん難しい点描写になっていきます。我が家でも使っていますが、上にある図形を写して書くタイプなので小1の子でもじゅうぶん取り組めますし、集中力を養う訓練にもぴったり。
サイパーの線対称は、線を中心に左右に対称な線を描くというもの。
以上、前回記事と重なってしまった部分が多いですが、運筆練習に使える教材及びドリルでした。また見付けたら追記していく予定です。
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