百マス計算ドリルの大定番と言えば陰山100マス計算。
100マス計算のドリルはたくさん出ていますが、陰山百ます計算は「シンプル」がゆえ、低学年から高学年まで使いやすいんです。他にも百ます計算ドリルはたくさん見てきましたが、結局いつも選ぶのは陰山百ます計算だったりします。
また、陰山100マス計算シリーズには、100マス計算がまだ難しい時のために「プレ百ます計算」があるのも魅力です。
そんな陰山100マス計算ですが、実は「陰山百ます計算2」があります。
どんなのだろうと思いつつ、「百ます1」で満足していたのでスルーしていました。なんですが、まわりで百マス1はクリアした子もちらほらいて、次も百ます計算やりたいっていうリクエストもあり購入しました。
サイズや価格はプレから2まで同じで、表紙のカラーが異なります。
内容ですが違いは以下の通り。
- プレ百ます:百ます形式ではない一桁の足し算から最後は百ます計算になります。スモールステップで最終的には百ます計算ができるようになるドリルです。
- 百ます1:繰り上がり・繰り下がりのある足し算引き算の百ます計算。1ページに百ます計算が2つ。4日同じ問題を繰り返す形式で、掛け算の百ます計算もあり。
- 百ます2:二桁と一桁の百ます計算。こちらも4日間同じ問題を繰り返す形式。掛け算の百ます計算あり、エレベーター算という計算問題も。
陰山百ます計算2の中身
陰山百ます計算は中身が見られるページがないので少し解説します。
基本的に2も中身は百ます1と同じつくりですが、2けた×1けたの足し算引き算の百ます計算になっていて、解説には「ひっ算が得意になるためのトレーニング」と書かれています。
二桁×一桁なので・・・以下のようなイメージ(実際の問題とは異なります)
+ | 13 | 17 | 11 | 15 | 18 | 12 | 14 | 16 | 19 |
3 | |||||||||
0 | |||||||||
7 | |||||||||
8 | |||||||||
9 | |||||||||
1 | |||||||||
2 | |||||||||
6 | |||||||||
4 |
問題数は百ます1と同様、1ページに2問。同じ問題を4日間繰り返す作り。・・・えーっと分かりにくいですね。
足し算:(1ページに百ます2問)×4日分が4セット。(つまり32問)
引き算・かけ算も同様で、最後にエレベーター計算というものがあります。
つまり・・・足し算・引き算・かけ算がそれぞれ32問になります。そして最後にエレベーター計算というものがあり終わりです。
低学年だと1日に1ページではなく、1日1問(半ページ)やっていくのでもいいかなと思っていて、そのペースだと足し算引き算を2カ月で終える計算になります。中学年以降だと1日1ページも難なくこなせそうなイメージです。
個人的には、百ます計算2もすごくいいなと感じたところ。というのも、うちの長男も小5になってまで二桁×一桁の計算でのミスをするからです。そもそもひっ算で必要な二桁×一桁の計算。結局ここを正確に計算できないといつまでもひっ算での計算ミスを繰り返す…。
相変わらず計算でミスばかりしている次男にもぴったり。最近中受算数の計算問題が難しくなってきて、ミス連発の次男にもやらせたい…。むしろまずはこちらをやらせるべきだった!?
そんな百ます2ですが、個人的にはとてもおススメできる1冊です。
最近のコメント