先日記事に、次男の国語が壊滅状態(学校テストでは問題なく満点ですが、組み分けテストでは半分も点数が取れません)なのは語彙力のなさだという分析をしました。その記事のコメントからおススメ問題集を教えていただき早速購入。
既に使用し始めているのでレビューしたいと思います。
ただ・・・この語彙力っていうものは一朝一夕に付くものではないので日々コツコツやっていくしかありません。私自身、子どもとあまり会話をするタイプではなく、よく「あっぷーってバカっぽいよね~」みたいなことを言われるので(大学行っていたことさえ驚かれるレベル)、子供との日常会話にも問題がありそうです。
そのため、まずは日常会話からだ!と、購入した問題集を参考にちょいと難しい言葉を普段の会話に入れる努力をしています。
でもこれが意外と難しくて、自然に会話の中に語彙を入れ込んでいくのが大変。そのため今朝も「・・・頭ごなしに怒られるのって嫌だよね~」と突然子どもたちに話しかけたら子供たちシーン・・・。
なんですが、私が一生懸命難しい言葉を使おうとしているのは伝わっているのでしょうか? 我が家では「難しい言葉を使う」のがちょっとしたブームです。特に次男は一生懸命!先ほど長男と喧嘩した際は
「長男が自己的に叩いてきた!!!」「長男にそれを言うと、また不適当なことを言うから嫌だ!!」
次男なりにう~ん、う~んって一生懸命考えた末に使った言葉なんですけどねぇ~。
そんな我が家に「難しい言葉を使うブーム」をもたらしてくれたのがこちら。
こちらは小学生向きではシリーズで3冊出版されています。
今回購入した「1」の小学校基礎レベルは「小学3年生から始めたい」と書かれていますが、収録されている語彙はそこそこ難しいなという印象。また「2」が中学入試完成レベルとなっていることからも、そもそもこのシリーズ自体が中学入試にも対応できる語彙力をという目的のようです。
語彙力アップ1300【1 小学校基礎レベル】の内容
こちらはAmazonで中身を試し読みすることができるので、実際の内容はそちらをみていただくのが一番分かりやすいかと思います。
上リンク先のように、一番上にある例文の意味を、下の「言葉の意味」から選ぶのと、最下段でその語彙を短い例文にあてはめるという構成です。上リンク先にあるように1ページ内に「妨げる」「なみなみと」「仮に」「度重なる」「きつねにつままれたような」「険悪」に6つの語彙があり。
語彙は固いものばかりでなく普段の会話でもよく使われるものが多いのも特徴で、例文もあるので(親も)普段の会話にも取り入れやすい!
構成は以上ですが、この本画像みてください。大型本でありながら、横長の作りで独立して開いてくれます!(切り取って使用することも可能で、切り取り線あり)
通常このサイズの本って、厚みのある用紙を使っているため、手先の器用でない小学生はそれだけでストレス。そのためこのサイズ感は大きなポイントです。ちなみに学研の「言葉力1200」との比較ですが、下の「語彙力アップ1300」の方が若干横長なのが分かります。
さて気になる使い方は?
私自身今まで「語彙力」ということに関してスルーしてきたので、この本の使い方は今後試行錯誤していく予定です。とりあえず1日1ページと決め、例文を音読してその意味を「自分の言葉で」説明できるところまでやらせています。
あとは普段の会話の中で語彙力1300に出てきた言葉を使うようにして定着を図れればいいなと考えています。
当初次男に使うのを想定して購入したんですが・・・同じく国語苦手な長男。最初のページに出てくる「頭ごなし」の意味から分からないって!チーン。え、分からないのって・・・語彙力1300に出てくる語彙をいくつか長男に聞いてみるものも「分からない」を連発。
そのくせ「俺は今憂鬱な気分だ。憂鬱って意味分からないだろ~。うひひ」って自信満々なの、レベル低すぎますから。
やはり語彙力って小さい時からコツコツやっていくべきだったんだなぁと今更後悔。思うに、中受を考えている場合は入塾前の小3でやっておくの、すごくおススメです!算数は計算、国語は漢字と語彙(+読書)をやっておく。この布陣完璧じゃないでしょうか、我が家は時既に遅しですが・・・。
小3から(読書する子なら小2後半からでも可能かと思います)ぜひ使ってみて欲しい1冊です。ちなみに漢字には全て仮名がふられているので、学年問わず使用することができるのもポイントです。
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