【絵本】小学生にも!子どもの心を育む感動の絵本




※旧ブログのおススメの絵本記事です。私とは違い子どもにたくさん読み聞かせしている親友ママのおススメ絵本です!※

ある程度の年齢になっても子どもに絵本を読み聞かせすることに抵抗がある方もいるようですが、大人の心を打つ絵本もたくさんあります。

また子供の心を育むもの、友達との付き合い方のヒントになるもの、絵心を刺激するもの、興味の範囲を広げてくれるものなど、本当に素晴らしい絵本はたくさんあります。

そして5分もあれば読めるという絵本の手軽さは忙しい現代の子供たちにはぴったり。

 

ここでは数ある絵本の中でも私の心に残り、ぜひ共有したいと思ったものを挙げています。ある程度大きくなった子供の心をはぐくむ素敵な絵本たちです。お子さんと寄り添いながらこちらの絵本を手にしていただけたらと思います。

 

心を育む感動の絵本

 

しあわせのバケツ Have You Filled a Bucket Today?

世界中のどんな人も、心に「しあわせのバケツ」を持っています。そのバケツは、人が喜ぶことをすると一杯になり、逆に嫌がることをすると空になってしまいます。人同士が思いやり、親切にすれば、みんなが幸せになれることを、バケツを例えに優しく説いた絵本です。

 

子供は目には見えないバケツとともに生まれてきており、そのバケツは子供たちを抱きしめたり、優しく触れ合ったり、愛しているという気持ちを伝えることで幸福で満たされます。

この絵本は、“どうすれば心の中にある見えないバケツを幸せで満たすことができるか”を子供たちに教える絵本です。心子育てで心が疲れているなと思った時にこの絵本を子供と一緒に読むと、笑顔でバケツを満たそうと頑張れるようになります。

我が家ではちょっとしたことでも“○○のおかげでバケツがいっぱいになったよ、ありがとう”、“お友達のバケツはその時どうだったかな?”など、日々の生活にこの絵本が活躍しています。人に優しくする大切さや気持ちを言葉にする大切さは、とても当たり前でシンプルですが、なかなか気が付かないものです。より幸せに満ちた毎日を送るために、ぜひこの絵本を一度子供たちと読んでみてください。きっと子供たち、そして大人のバケツも、幸せでいっぱいになるはずです!

 

 

ええことするのはええもんや!

日ざしが照りつける、夏の帰り道。ぼくは、「くるまいす」に乗ったまま、動けなくなった男の人に会います。「おっちゃん、なにやってんの?」「ごらんのとおり、でんきでうごくくるまいすにのってるんやけど、ほら、スイッチをいれても、ウンともスンともいわんやろ」「きっとでんきがなくなったんや。まったく、トホホやで」。困り果てたおっちゃんの話を聞いたぼくは、公衆電話があるコンビニまで、車いすを押してあげますが、いざ押しはじめると、おっちゃんが乗った車いすは、ほんまに重い! 汗はぽたぽた。のどはカラカラ。同じ学校の女子にほめられ、「えらいわねぇ~」「かんしんやなあ」と道で会う大人にほめられ、すっかり嬉しくなってしまうぼく。でも、人気がない登り坂までくると、急に疑問がふくらんできます。
(ぼくは、ええことしてるところを だれかにみてもらいたかっただけやろか?)

 

「ええこと」をする時、他人の視線が気になるのは大人も子供も同じ。何のために「ええこと」をするのか。言葉では説明しにくい”こころ”のお話。

この絵本を読んで何かを感じ取ってくれればいいなあと、我が子が2年生の時、学校の読み聞かせに持っていきました。読み終えた後、絵本はしばらく学校に預けておくのですが、何人もの子供たちがこの絵本を手に取ってしずかに読み入っていたと担任の先生から報告を受けました。

 

 

 

 

ええところ

1年生のあいちゃんは背が低くて足も遅く、「100点なんて一度もとったことがない女の子。「わたしってええところひとつもないなあ」と友達のともちゃんに言うと、「あいちゃんの手はクラスで一番あったかい」と。そんなこと?と思っていたらともちゃんからみんなに広がり「あいちゃんのて、あったかい」とクラスの人気者に。あいちゃんも嬉しくなりますが、みんなの手を温めているうちにあいちゃんの手も冷たくなってしまい「どないしよう、わたしのええところがなくなってしもた」と悲しくなります。

 

あいちゃんの「ええところ」はほんとうになくなってしまったのかを子どもと一緒に考えられるお話です。

女の子たちの揺れ動く気持ちや友情の育まれ方を通じて、相手を思いやる気持ちと自分の存在価値を確認できる素晴らしいお話。読んだ後、心があたたかくなる優しい絵本なので、なにかにつまづいているお子さんがいたら、ぜひ一緒に読んで「ええところ」言葉にしてあげてほしいです。

きっと表紙のあいちゃんのように、心に色とりどりの花を咲かせてくれると思います!

 

 

ともだちやもんなぼくら

なつやすみのラジオ体操の帰り道、ヒデトシ、マナブ、ぼくの三人はカブトムシをみつけます。喜び勇んで木に登ってカブトムシを捕まえる三人。ところが、よりによってその木は、近所でも厳しくて有名なカミナリじいさんの家の木だったのです。カミナリ声にびっくりしたヒデトシは先に逃げだしたものの、転んでしまいカミナリじいさんにつかまってしまいます。なんとか逃げだしたマナブとぼく。いくらまってもヒデトシはやって来なくて・・・。

 

カミナリじいさんに捕まったヒデトシをどうするか。二人は考え「ともだちやもん」むかえにいかなければと戻るところがかっこいい!友達なら戻るべき!拍手です!!

そして子供たちの勇気に対してカミナリじいさんも「よくもどってきたな」とほめるところが素敵です。

「ともだち」とは何なのか。人と人とのつながりが希薄になっている現代において、「カミナリじいさん」という昔ながらの人物像を用いて読み手に伝える、ちょっと笑える、でも最後には子供たちの友情と勇気にホロっとしてしまう心温まるストーリーです。

我が子は友達のことを考えられる、人の心をわかってあげることができる子に成長して欲しいと思います。

 

 

わたしのいちばんあのこのいちばん

バイオレットは走るのもファッションも、クラスで何でも1番。1番がすごいと思っている女の子。

一方ロージーは目立たない普通の女の子。なんでも1番じゃないけれど、ロージーなりの大切な1番はあるのですがなんだかもやもやする毎日。

「ナンバーワン」と「オンリーワン」はどちらが大切なのかではありません。それぞれ一生懸命です。ロージーは自分なりの1番を目指そうという気持ちになり、またそれをちゃんと先生が認めてくれているところに心を打たれます。1番の意味というのは一人一人違ってもいい、自分らしくすればいいんだと勇気をもらえる絵本です。

小学生になると子供も子供なりに色々と考え、悩み、ふさぎこんで帰ってくることもあります。そんな時、ナンバーワンも大切だけど、オンリーワンにも大きな意味があることを子どもに伝えられたらと思います。

 

 

 

ラブリーオールドライオン おじいちゃん、わすれないよ

レニーのおじいちゃんは、森の動物たちの王さま。かしこくてやさしい王さまライオンでしたが、ある日、すごろくのやりかたも孫のレニーの名前もわすれてしまい…。“認知症”になったおじいちゃんとそれを認めてあたたかくささえる孫と祖父の幼なじみの友人たち。認知症をわかりあえる絵本です。

 

”老い”  ”認知症”  ”死”がテーマの感動作です。

子供には言葉では理解しづらいおじいちゃんやいばあちゃんの”老い”。

その現実が優しいタッチの絵で分かりやすく描かれています。日に日に変わっていくおじいちゃんを心配するレニーが自分なりに現実を受け止め「わすれても大丈夫。いつまでもそばにいてあげるよ」という場面では、思わず涙してしまいます。

子供たちには、おじいちゃんやおばあちゃんに対して、レニーのように心優しい言葉をかけられるようになってほしいとこの絵本を読むたびに思います。

 

 

みずいろのマフラー

ヨースケは、なんでもぼくらのいうとおりにした。ぼくらも、すごくわるいことをしているとは思っていなかった…。転校生のヨースケと、ぼくらの人間関係を通じて、本当の友だちとは?を考えるきっかけとなる一冊。

“いじめているつもり”はなくても、自分がされたらいやなことを人にしてしまうことがある。その子がおとなしく言うことを聞いてくれると、ますます図に乗って…。友だちってなんだろう。本当の友だちってどんな関係のこと? 子ども同士の揺れ動く関係を通じて、このような問いが投げかけられます。

 

勉強も運動も得意ではないヨースケ。いつも”ともだち”に嫌なことを押し付けられりしているのを知っていたヨースケのおかあさんが、みずいろのマフラーに託した想い。そしてそれを受け取った「僕」と「ヤンチ」。この絵本はイジメがテーマではなく母の深い愛情と、後になって気づく本当の友情の物語です。絵本ながら涙なしには読めない作品です。

本当の友達とはどういうものなのか。自分は人の気持ちを考えることが出来ているのか。この絵本が、より多くの子供たちに考えるきっかけになってくれればと思います。

 

 

くまのこうちょうせんせい

くまの校長先生は、毎朝元気に「おはよう!」と子どもたちを迎えてくれます。いつも声が小さいひつじくんに、くまの校長先生は勇気を出して大きな声を出すようにアドバイスします。ひつじくんは大きな声であいさつできるように一人で練習しますが、「大きな声」はひつじくんを悲しくさせるものばかりなのです。夜ベッドで寝ているときに聞こえてくる、お父さんとお母さんのけんかの声・・・。お母さんがひつじくんを叱るときの声・・・。
ある日、くまの校長先生は、病気で入院することになり、その後大きな声が出なくなってしまいました。お医者さんや看護師さんが校長先生に「大きな声を出して」とは言わず、小さな声にじっと耳をすましてくれていることから、わかったことがありました。大きな声を出そうとしても、出せないときがあるのだと。子どもたちからたくさんの手紙をもらい、校長先生は病院から学校へ通うことを決心します。
ひつじくんと二人で山に向かって歩きながら、大きな声を出すように言ったことを謝る校長先生でしたが、そのとき突然、校長先生の具合が悪くなってしまいます・・・。

 

校長先生が病にかかりながらも子供たちと真剣に向き合い、想いを伝えようとする姿に心を打たれます。

大人にとっては些細なことでも、子供にとってはとても大変で辛いことを理解し、真剣に考え、歩み寄り、それを態度で示す。当たり前でありながらとても難しいこと。

この校長先生のような大人が一人でも多く世の中に存在してくれることを願いつつ、子供だけでなく、大人も一緒にこの絵本を読んでもらいたいと思います。

 

 

みててねおじいちゃん

ぼくって、小さいころから、おじいちゃんに見ててもらうと、なんでもできちゃうんだ。おじいちゃんには、おうえんパワーがあるんだ。そんなおじいちゃんが、弱虫になってしまった。ぼくは、どうしたらいいんだろう……。

いつでもパワフルな自慢のおじいちゃんが倒れてしまい、入院することに。

生きる希望を失いかけた時、今まで応援してきてもらった分、おじいちゃんを励まそうと頑張る「ぼく」。その気持ちにこたえるかのようにおじいちゃんはリハビリを頑張ります。

おじいちゃんやおばあちゃんが孫を思う気持ちはどの家庭でも同じだと思います。そしてそんなおじいちゃんをおもう孫、「たっくん」の気持ち。ちょっと悲しいお話ですが、とても深い家族愛を感じる素敵な絵本です。

 

 

 

よかったなあ、かあちゃん

いつものこうえんにいたのはちょっとふしぎなおばあさん。ひろきくんにむかって、「かずや、もうおうちにかえろ。」なんていうんだ。公園で見知らぬおばあさんに出会った子どもたちは、自分たちの力で、本当の「やさしさ」を見つけていく老人と子どもたちの交流を描いた感動作。

この絵本は何度読んでも涙がこぼれそうになります。

おばあさんは認知症を患い、「だれがだれだかわからなくなって」いて、公園で遊ぶひろき達のことを亡くなった自分の息子と重ね合わせて「かずや」と呼んでしまいます。

誰でも歳を重ねると赤ちゃんに戻ることを幼い心に受け止めようとするひろきたち。そんな時おばあさんが入院し、もう戻ることはないと聞いた3人は胸がいっぱいになり…

小さな公園で出会った人の人生に接し、学び、感じることで子供は成長し、こころも育まれるのです。誰にでも迫りくる”老い”を、子供たちの純粋な心で受け止め、自分たちが感じるままにかけた言葉は素晴らしいです。

我が子たちも、ひろきたちのように心で感じ、声を掛けられる人間になってほしいなあと思います。

 

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