通分や約分の計算をするために欠かせないのが「共通の素因数を見付けること」です。
サイパーの解説にも書いてある通り、この「共通の素因数を見付けること」って子供にとってはハードルが高い作業です。いや、大人でも「34と85」の共通の素因数17を見付けるの難しいかも・・・。
この素因数と友達になるのに役立つ問題集。以前に紹介したサイパーの「約数特訓練習帳」もいいですし、今回購入した「素因数パズル」も使えそうです。
素因数パズルってどんなの?と想像できなかったのですが、こちらの表紙に書いてあるようなパズル問題でした。(見やすいように大きめの画像にします)
マス目を埋めていくパズルです。素因数をかけ合わせて、上と左にある数になるように数字を書いていきます。この表紙の問題は難しいですが、最初は2×2からのスタートなので「難しいからやりたくない!」とはならないと思います。
ちなみに四則計算ができないと取り組めないので、小学校算数ペースで勉強を進めている場合は3年生の後半くらいから取り組めます。(サイパー解説では小3~で、小4が最も最適となっています)
数字と友達になる!
算数において「数字と友達になる」ことの重要性を感じています。数の分量を頭の中でイメージする力ですが、そのためにはいっぱい数と触れ合うのが一番の近道!
小学校低学年ならば繰り上がり・繰り下がりの計算(百マス計算は本当に最適)、中学年からは約数(約数特訓練習帳おススメ!)や素因数は外せません。我が家の長男、現在新小6ですが、元々算数が苦手です。小2の学校算数で躓きかけ、そこから家庭学習をスタートさせましたがそもそも長男は「考えることをしない」タイプでした。
算数はある数を使ってたし算範囲だからたし算ねっていう感じ。まずそこを矯正するために色々問題集を使ってきましたが、何せ長男はそこに時間がかかりすぎました。
>>>「算数は問題にチャレンジする気持ち」のこと。おススメの考える力を育てる問題集4冊
そのため基礎の基礎である(かつ難易度の高い)、約数だったり素因数だったりが未だに甘いんです。最近では予習シリーズ6年の1200の約数のうち2けたのものをすべて書けという問題。1×1200・2×600と書き上げて約数を探していくのですが、何度やっても抜けてしまう数字があります。
隣で何度もこの問題を聞いている弟に「25かける48もできるよ」なんて言われてしまい、しまいには長男「約数嫌いだわ、苦手だし」って放棄。
長男は約数や素因数のような「数に馴染まないといけない単元」は嫌いだし苦手。今更遅いですが、もっと数字を身近に感じられるような問題集も使ってみれば違ったかなと感じます。
他にも数字に馴染めるパズル系問題集、おススメあり! 近々まとめ記事書きたいと思います。
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