小5の夏休みまでは、塾ナシ家庭学習でゆるーく中学受験勉強をしていた次男。最後の組み分けテストは、目標としていた偏差値50に届き、すっきりした気持ちで中学受験勉強は終了!
あ、勉強は終了していなくて、中学受験という選択肢は終了という意味です。
そもそも中学受験をしないと決めた理由の1つに、次男が「超絶暗記が苦手」だっていうのがあります。漢字1つ覚えるのにも人の100倍くらい時間がかかるので、中学受験の理社をこなすのは現状難しいだろうと。
でも中学受験で暗記を回避したからって、それは問題を先延ばししただけで、高校受験で苦労するのは目に見えています。だから次男の場合は、なるべく早く高校受験対策をした方がよくて、先日親子で話していたら「都立トップ校を目指すの、いいかも」と盛り上がりました。
次男はお金にシビアなので、都立の学費が安いならそっちにいきたいー!という安易な理由なんですけどね。私としては、公立トップ校は「勉強も学校生活も全力投球・文武両道」な雰囲気だと聞いて次男にぴったりと。次男は長男と違い、先生に好かれるタイプで内申も取れそうなので、公立高校受験向きじゃないかなと思ったのもあります。
都立高校の入試システムが分からないので調べてみた
とは言え、わたしは埼玉県育ちなので都立高校の入試システムは全く分からないので調べてみました。(※ここに書いたのは飽くまで私が調べた範囲なので、間違えがある可能性もあります)
- 都立高校では国語・数学・英語・社会・理科の「5教科」で学力試験を実施
→初歩的すぎてすみませんが、都立の第一次募集は5教科入試だということです。また推薦入試は宝くじに当たるくらいなようなので、最初から推薦は考えない方がよさそう。
- 都立高校には学区制はなく、都内に住んでいればどの学校でも受験できる
→選択肢が広がるので非常にありがたい制度!
- 都立高校の入試では、学力検査7:内申点3の割合で合否判定
→内申点が3割は高いなっていうのがとりあえずの感想。やはり長男には都立高校は逆立ちしたって無理だったな~。
- 都立の内申は、5教科の評定合計+実技4教科の評定合計×2で計算される
→実技4教科が×2は高すぎる…。つまり勉強だけじゃない本物のリア充が求められている??
- 都立トップ校で必要な内申点は61点程度
→内申満点だと65点。61点必要だとなると、残り4点しか落とせないということ。これって、実技で4を2つとってしまったら即終了で、非常に非常にハードルが高い!
- 都立の内申は週3の2学期(2学期制なら前期)が採用される
→うわ~、3年間を見てくれるとかじゃなくて、ある意味一発勝負!? これはこれで厳しい…。
- 都立の「進学指導重点校」は日比谷、西、戸山、青山、国立、八王子東、立川の7校。難易度で括るならば、トップ校は「日比谷・西・国立」、2番手校「戸山・八王子東・立川・国分寺・青山・両国・武蔵・新宿・国際」。
→私の大学時代(早稲田)、都立西とか日比谷とか出身の子たちがいてフーンしか思っていませんでしたが、彼ら超絶スゴイ人たちだった(笑) 確かに東大ダメで併願の早稲田にきたとか言っている人が多かったな~。
- 都立の入試問題は平成30年度から自校作成問題が重点校を中心に復活(理社は都立全校で共通)
→都立トップ校を目指すならば難易度高い問題にも対応できる必要あり…。ますます都立トップ校ってすげーー!! 進学率がいいのも納得です。理社は全校で共通というのは暗記苦手な次男にとっては非常にいい!あと4年あるので、理社の用語も覚えられる(かもしれない)はず?
と、気になった点を調べてみたらこんな感じ。非常に基礎的な事柄ばかりですが、正直な感想は都立トップ校ってすげーーー!!! 入試からも文武両道な子供たちが集まる学校というイメージで魅力的。
さて、次男が都立トップ校を目指して今できることは?
次男の学力はともかく(笑) 目指すなら目標は高い方がいいに決まっています。今回都立高校について基礎的なことを調べてみた結果…思ったのは、中学校の学習が非常に大切!この一点。
基礎がしっかりしていなければ中学で内申が取れるわけはなし。そのため、今は次男が苦手な「漢字」や「歴史用語」など、中学受験勉強で見付けた穴を埋めていく作業をコツコツとしようと思いました。
- 引き続き漢検をペースメーカーにして漢字学習をする
→前回8級(小3)を受け、今は7級を目指しています。7級は小4レベルですが、次男にはかなりハードルが高くて現状難しい…。ですが毎日コツコツやるのみ!今はスマイルゼミの漢検対策ドリルと、陰山先生の「徹底反復 漢字4年生」が漢検対応なので使用しています。
:スマイルゼミの漢検対策ドリル。評判がよくスマイルゼミで漢検合格できるのは本当?
:漢字ドリルの最高峰間違えなし!漢字練習は「徹底反復」に決まり。なんと漢検にも対応している!
- スマイルゼミで中学範囲の先取りを継続する
→スマイルゼミはテスト対策で実技4教科対策も配信されて、その評判がよく、それ目当てでスマイルゼミを受講する人もいると聞いていました。今回都立高校に関する基礎的事項を調べて、スマイルゼミの実技4教科対策が人気なのにも納得。塾でカバーできない部分をスマイルゼミで埋めるというイメージですね。
我が家は今次男がスマイルゼミ中学生講座で先取りをしています。次男は中受勉強をしていたので、小学校範囲はとりあえず終わっていますが、小5でもスマイルゼミ中学生講座は問題なく受講できています。先ほども書いた通り、都立トップ校を目指すには学校勉強が何より大切。基礎は完璧に!といったところなので、特に理社は今からコツコツ用語を暗記していきます。
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- 大問題の英語。今から英単語を1つでも多く覚える
→問題は英語です。恐らく次男は文法は問題ないのですが、英単語の暗記で苦戦するのは目に見えています。都立トップ校に必要な英単語は1800程度と言われていますが、次男覚えられるかな(遠い目)。
今使用しているのは公文の小学生向け英単語ドリルです。スマイルゼミ中学の英単語は難易度高すぎて全く暗記できませんが、1週間に1単語でもいいのでやっていった方がいいですね。ひとまず英単語暗記のベースになる問題集が欲しかったので「でる順 ターゲット1800」をポチりました。
- その他チャレンジとして考えている事柄
→あとは…せっかく先取りをするならば…次男は考える系問題が大好き。そのため、塾技100(高校受験の方)なんかは中1範囲から使えるようなので取り入れてもいいかなと。また都立高校受験でもスタディサプリを活用している人が多いよう(塾なしなら特に)なので、スタディサプリも研究したいところ。
まとめ
調べれば調べるほど、考えれば考えるほど、次男レベルが都立トップ校を目指すなんておこがましい(笑) でも目指すだけならただ! 目標は高い方が面白い!
わたし、最近長男の中受勉強は興味喪失で放置(長男との家庭学習という楽しみがなくなり、家庭学習ロスなのかも)、その流れで次男の家庭学習も放置していました。ですが今回この記事を書いていたら、やる気がむくむくと沸いてきました~。次男も結構ノリノリだし、新たな楽しみとなるような予感。
都立を目指す場合、今のところ確信を持って言えるのは「漢検」「スマイルゼミ」はやっておいて無駄じゃないっていうこと。特にスマイルゼミは入会した月のカリキュラムからしか受講できません。そのため、もし我が家のように中学範囲の先取りを考えているとしたら、今~来年4月に入会するのをお勧めします。
というのも、スマイルゼミ小6の12月から中学準備講座が配信されますが、これが結構良さそうな内容(中学数学で必要になる単元の復習・英単語の先取り・理社の用語暗記等)なんです。なので、先取りにスマイルゼミを使うにしても中学準備講座から中学先取りに入るの、良さそうなんですよね。
もちろん公立高校を目指す小6生にもおススメなので、中学準備講座は配信スタートされたらまた内容をレビューしたいと思います。
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また、今回紹介した英単語1800や塾技100(高校受験向け)は「すたろぐ2」でレビュー記事書く予定です。
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