中学受験前に学校を休むと受験に失敗するというプレジデントオンラインの記事。
この記事、プレジデントオンラインに掲載されたのが2018年1月8日。まさに受験直前で、1月というセンシティブな時期に「落ちる」だなんて・・・と思ったのでした。
この記事を読んで、中学受験初体験の私。でもそうか、結構1月は休まずに小学校に通う子もいるんだなぁと。思ったら!!
蓋を開けてみたら!!
受験前はみんな学校休んでる!!むしろ直前まで学校に来る子なんていないじゃん!!
と。
長男の小学校で受験する子は例外なく休んでいましたし(休む長さはそれぞれ)、長男が通っていた塾の子も然り。現在通っている中高一貫校の保護者さんと自然と受験話になりますが、みなさん1月は学校を休んでいた模様。
私の半径10メートル周りという狭い範囲ですが、前日まで学校に通ったなんて話は皆無です。
だから、1月に学校を休むと「落ちる」なんて実感としてはなし。完全に迷信です。
中学受験、子供たちは小学生らしい生活を全て捨てて勉強しています。まだまだ小学生なのに、睡眠時間を削って夜遅くまで勉強し、休みの日は朝から晩まで勉強。
そんな子供の姿を見ていると、合否はともかく「体調万全な状態で受験させてあげたい」と思うのが親心です。
1月というインフルエンザA型が猛威を振るう小学校! リスクコントロールとして学校を休む選択肢が間違っているとは思えません。
もしも前日まで小学校に通ってインフルエンザになってしまったら?あの時学校を休ませておけばと後悔が残るのは目に見えています。
むしろ、学校に行かなかったからこそインフルエンザにかからずに「合格」した子も多いはず。
道義的には学校を休むのは間違っているというのならば、中学受験をインフルエンザが流行していない時期に変えてくださいと言いたい!
前日まで学校に通うメリットも
熱くなってしまいましたが、プレジデントオンラインの記事が、休むと「落ちる」だなんて悪意を感じるなぁと思っただけです。
ちなみに我が家、長男は1月31日まで小学校に通いました。1月受験校の試験日は、試験が終わったら遅刻して登校していました。
なぜ前日まで学校に通ったかというと・・・
- 長男は正月にインフルエンザAにかかっていた(正月特訓に行けず、受講費10万円以上が笑)
- 生活リズムの維持
- 1日中子供が家にいるとか、母はそんなの耐えられません
1月という長期に渡る期間、子供が1日中家にいるなんて!!!私ストレスで胃潰瘍になるよ?考えるだけで頭痛だよ。ってか給食費払ってるんだから給食は食べてきてもらわないと。総合して考えると、1月に休むなんて、わたしそんなの絶対無理無理。
子供には「小学校に通うのは子供の”義務”なんだから、義務を果たせないのならば受験はするな」と言い渡し、長男も登校が普通だと思っていたので、疑問を唱えることもなく1月31日まで登校したという流れです。
(当然、学校の宿題なども普段通りやっていました。ついでに言うなら、1月も普通に友達と放課後校庭で遊んでましたし、ゲームも毎日やっていました)
そもそも私の邪念により前日まで登校することになった長男ですが、実際に前日まで登校してみると、
寝不足で受験当日を迎えることがなかった。受験日当日も緊張せず受験できた。
という素敵なメリットがありました。
学校を休んで勉強をしていると、「受験って学校を休むくらい大きなイベントなんだ」と、緊張感が高まっちゃう子もいると思うんですね。
その上、インフルエンザ予防のため外出はままならず、話し相手は家族と塾の先生くらい。コツコツ勉強する中で「受験」という言葉がどんどん膨らんで前日は緊張感マックス!!!寝不足で当日を迎えてしまう・・・
その点、我が家は前日まで普段通りだったので、前日もよく眠れた(学校で疲れていた。また生活リズムが維持できた)のは良かったです。
多分、最近は中学受験前は学校を休むのが「一般的」なんです。だから逆に前日まで学校に行くって、あれなんか間違ってる?と心配になったんですよね・・・。
なので、前日まで学校いったよーという1例です。
以前の中学受験の夏休みに旅行する?しない?でも書きましたが、正解は子供によりけり。子供を一番近くでみてきたママパパが決めたことが正解に違いありません。
ただ、後悔しないという意味では、受験前はインフルエンザ予防で小学校はお休みするのがいいのかなーと。
中学受験。結果はともかく「やりきった」で終わらせてあげたいと思う最近!中学受験素人な庶民が思ったことでした!
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