中学受験生、どのご家庭も徹底したインフルエンザ対策をしてると思います。
予防接種から始まり、手洗いの徹底、人込みにいかない、予防マスクの着用し部屋は加湿。毎日R1ヨーグルトを飲むのも定番ですが・・・
中には予防的にタミフルなどを処方してもらう(保険適用外)場合もあるとか。
わが家、予防接種はしましたが、まともなインフルエンザ対策はしておりませんでした。そもそも、2年に1回はインフルエンザにかかる長男なので、心のどこかで「あがいても無駄」と思いつつ、
「今年はインフルエンザにならないだろう」
という根拠のない自信がありました。えぇ、ほっんとに根拠なしでした。
1年前の12月末のハナシです。
冬期講習が始まって数日目、帰宅した長男が突然発熱して「あ、インフルエンザだな」と直感しました。すぐに塾に連絡し「もしかしたらインフルエンザかもしれない」「同じ教室にいた子たちに申し訳ない」と先生にお伝えしました(数日後確認したところ、同じ校舎でインフルになった子はいなかったので、本当にホッとしました)。
長男が発熱した日、私は飲み会で・・・。夜中すんごい寒い中帰宅して、寒いから長男の布団にもぐりこんだら、なんてあったかいの~~~。ホッカイロみたいとヌクヌクして寝たんですが、翌朝「そういえば長男インフル疑惑だったんだ。ホッカイロみたいとか、私のバカ!うつったらやばーい」と焦ったんでした(笑)
受診の結果は予想通りインフルエンザ。
ただ、インフルエンザって熱さえさがればあとは元気というイメージだったので、冬期講習は行けないけれど、家庭学習すればいいな~って。
なんですが、悪いことは重なるもので、去年のインフルエンザは例年より重かった。4日くらい解熱せず、勉強ができる状態ではなく(それでもゲームやyoutubeはできる不思議)さすがに焦りました。
その時言ってやりたかったこと!
「どうせインフルエンザになるなら、冬休み前にしろ」(冬期講習と正月特訓代が無駄になった)
「長男ってなんでこんなに期待を裏切らないの!?」(長男以外は誰もインフルエンザにはならなかった)
がっくりしましたが、こちらで「直前のインフルエンザ、大丈夫」とアドバイスしてもらったお陰で、途中からは「1週間、頭を休める期間と思えばいいや」と、思いの外家族のお正月を満喫したりしました。
①1週間勉強をしなくて学力は落ちない
②脳を休めることが、逆に学力の定着になる
③お正月にインフルエンザになったので、本番にインフルになる可能性が少なくなった
特に③はあとあと「逆に今インフルエンザになってよかった」と思えたほど。(ちなみに長男はインフルAだったので、症状の重いインフルエンザAにはもうかからない可能性が高いのは、あとあと安心材料になりました)
元々、長男は受験に対して何の焦りもなかったので、1週間youtube三昧でそれはもう楽しそうなお正月でした。親も「インフルエンザがよくなるまでは勉強はさせない」と決めると気が楽になるもので、受験生がいるとは思えない穏やかなお正月を過ごせたのはよかったです。
1週間勉強から離れたので、暗記科目はすっかり忘れてるんだろうと笑うしかない状況でしたが、でももう模試もないので現実を目の当たりにする機会もなく本番突入でした。もしインフルエンザになったのが合不合前だったりしたら、さすがに焦ったと思うので、お正月にインフルエンザで良かったのかもしれません。
変な話、インフルエンザになったことでいい具合に「諦め」もつき、今更ジタバタしてもと仕方ないと腹をくくれました。
そのため1月も学校を休ませず、1月31日まで普通に通学しました。いつも通りの毎日で、塾のある日は塾にいく。塾のあと自習室で勉強をして帰宅、自宅では特に勉強はしないのも今まで通り。(長男は短期集中型だったので)
・・・と色々書きましたが、結局「何でもプラスに考える」でOK!!
もし第一志望残念だったら「インフルエンザにかかったしね~」と言っていたに違いありません。「さすが長男だよね~、直前にインフルで10万以上が無駄になり、その上落ちたよ」と長男含め家族で笑い話にしているのが目に浮かぶよう。
おわりです!!
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