わたしは、思考力を鍛える算数は低学年から取り組むのが大事だと思っています。その理由は「思考力を鍛える算数は、学校ではやらない。そのため、家庭でやらなければ、算数の思考力が身に付かない」からです。
でも時計の読み方って、普通に生活する中で自然に身に付くもの。だからそのうち読めるようになるだろう~って、うちの子供たち、時計は完全放置でした。
お恥ずかしい話、小3くらいまで時計の読み方は曖昧だったような・・・。
ついでに言えば、読み書きも学校で教えてくれるだろうと、自分の名前すら読み書きできない状態で小学校に入学させたのは私です。周りに全く文字が読めない子なんていませんでしたが、大丈夫! 長男は中学受験では第一志望に合格、次男の先日の模試(難関チャレンジテスト)の順位も普通なくらいには成長しました。
なんて書いてますが、すみません、「時計も読み書きも必要ない!」と言いたいのではなく、私の場合は「教えるのが面倒だった」だけです。はい。
子供に時計の読み方を教えるのってすごく大変じゃないですか? 自分で考えるように促すのは得意なんですが、時計のようなルールってどう教えたらいいのか?ついつい「だーかーらー」(イラっ)ってなってしまう・・・。
やっぱり時計の読み方は、実際自分で手を動かして学んでいくのが一番かな~って思って、小1の子に使ったのがこちら。

これ、時計ボードが付録なので以前から気になっていたんですが、この価格の付録だからどうせ「使えない」だろうな~って購入をためらっていました。
でも購入してみたらちょっとびっくり。
時計ボードが!!長針を動かすとちゃんと短針も動くんです。ボードというから、紙仕様かとおもいきや、価格の割にはしっかりした作りです。
長針を動かすと短針が動くって時計の大事なポイントなので、これにはびっくり。もっと早く購入してみればよかったです。

ドリルの内容は、スモールステップかつ問題量も多い(裏表両面問題あり)ので、1冊やり切ればきちんと時計が読めるようになります。時計が苦手な子は、1つ1つ時計ボードで確認していくと更に効果的。
ただ、内容は時計が苦手な子や初めて時計を学ぶ子向けなので、既に時計が読める子にはお勧めしません。
夏休みなど時間が取れる時に一気に時計をマスターしたい時にお勧めです。
最近のコメント