高校受験を目指す。または中高一貫校に通う子たちは、中2の秋に中学英語文法の学習がだいたい終わる場合が多いと思います。
早稲アカ(高校受験)でも、中2の秋くらいにだいたいの文法を終えて、長文練習が増えていくようです。また、駿台模試なんかでも、文法問題メインだったのが、長文問題が増えたり難易度が上がる時期。
英文法の勉強が終わったら、次は英語長文をガッツリ勉強していきたいところ。(我が家の次男も、今やっている”たくや式”が終わったら、長文練習にうつる予定です)
それで英語長文を勉強する時のポイントって、絶対絶対「声に出して読む」ことだと思います。小学生低学年の時に毎日毎日国語の音読をしたのと同じ。
英語も声に出して読むことで「音声・意味・文字」を結びつける効果があると言われているので、黙って英語を読むよりも、「音声・意味・文字」を結びつけるのが速くなる! つまり、速読できるようになる!
音声を聞きながらシャドーイングするのが最も効果的ですが、我が家の目的は「模試の成績を維持」することなので・・・
- 重要構文がたくさん入っている(toの副詞的用法なんかは徹底的に慣れたい)
- 主語が長い文章が入っている(これ、長文読解でまず躓くところですよね)
- 音読練習がメインなので、問題数は少な目でOK(同じ文章を読み込みたい)
この3点を条件に問題集を探したところ、一番ぴったりだったのが《新入試対応》大学入試 全レベル問題集 英語長文 1 基礎レベル 改訂版です。
収録されている英語長文は全部で10。CD等は付いていませんが、専用サイトで音声を聴くことができます。
モザイクかけますが、英語長文の長さは見開き1ページ程度。「次男、この英文法は知ってても長文になると読めないよな~」という文章のオンパレード!!
あぁ早く音読させたい!どうせ次男の読み方(文節の区切り)が間違えばかりで、意味分かってないな~ってのがバレバレだろうな。
「次男、今の文章の意味は?」「分からない!」「えぇえええ???習った文法忘れちゃったの???ぷっ。」「きーーーー!!!おれだって練習すればできるようになるんだ!!」「へぇ、じゃぁやってみなさいよ」「ママは性格が悪い!最悪!!まじうざい!!」「へぇ、また文句ですか?文句いって偏差値上がるなら皆言うよねぇ」
みたいな会話が目に浮かぶようで、楽しみすぎる。
何にせよ、次男は英語長文の学習は初めてなので、最初はフォローするつもりです。
まずやらせたいのが
- 主語に黄色いマーカー(色はなんでもいいんですが)で印をつける
- 動詞に青いマーカーで印をつける
- 連語は大きい丸で囲う
- to不定詞に印
あたり。そして音読をチェック。
小学生の時の音読も、読んでるのを聞けば「文章を理解しているのか」が分かりますよね。頭に正しい意味を思い浮かべられている状態で音読練習を繰り返すことで、長文が読めるようになると思ってます。
全レベル問題集「英語長文1(基礎レベル)」の難易度・中身
さてさて気になる難易度ですが・・・、ちなみに先日、中2の駿台模試(8月)の英語長文を読んだのですが、それより難易度は高いです。(長さは駿台の方が長い)
ですが、思うのは英語も「自分のレベルより難しめ」をやるのが重要。自分ができるレベルのことをやっても、実力の伸びは少ないんじゃないかなーっというのが子供と一緒に勉強をしてきた中で思ったことです。
なので、中学生の英語文法の学習が終わったらチャレンジするのに最適! そして頻出文章が多いので、繰り返し音読練習をするのにぴったり。
あ、あともう一点お勧めポイントが、解説が詳しいこと。この画像、切り取れる部分が問題で、あと残りは全て解説です。
解説が話し言葉なので、読んでみようかなって気になる~。もちろん単語、文章の意味や文章の構造も解説されているんですが、それだけではなくて「語句の復習テスト」や、「ディクテーション問題」まであるんです。
(ネット接続で音声を聴ける仕組み)
これは、とことんやり込みたい1冊。わたし、この1冊で次男の英語成績を上げる自信あり(笑) 我が家が使うのはもう少し先ですが、中身がすごく良かったのでちょっと先取りしてレビューしました。
実際に使ったらまた記事を書きたいと思います。
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