6月くらいから、中2で早稲アカ特訓クラスを目指す子の勉強に関わる機会がありました。
元々学校の勉強はできる子でしたが、何の対策もせず受けた6月選抜テストでは全くボーダーに届かない状態でした。何を勉強すればいいか分からないと相談を受けて、勉強をみることになった流れです。
そもそも・・・いくら学校勉強ができても特訓クラスには受かりません。なぜなら学校の範囲・難易度とは全く違うから。
ちなみにレギュラークラスと特訓クラスで使うテキストが違うので、早稲アカのレギュラークラスでいくら頑張っても特訓クラスには上がれない印象です。
その子にまずやってもらったことは以下
★特訓クラスに入るためにやるべきこと★
- 先生に特訓クラスを目指していると意思表明する(親が面接なりをしてもらって伝えるといい)
- 特訓クラス選抜テスト前に対策プリント(小問集がでますが、特訓クラスでは配られる。レギュラーではもらえない可能性もあるので欲しい旨伝える)をもらう
- 特訓クラスでやっている範囲を勉強する(特に数学)
- レギュラークラスの小テストはすべて満点が当たり前
今回勉強をみた子は、6月に特訓クラスを目指すことを決めて、6月と7月半分は我が家だけで勉強。夏期講習から早稲アカに入り、夏休みは我が家と早稲アカ夏期講習のダブルでした。
そして!!!9月の特訓選抜で見事合格!!
6月の全くボーダーに届かない状態からわずか3か月で合格しました。
中2で特訓クラスを目指す子の参考になればとやったことを備忘録的に記事にしておきます。
ちなみに私が英語をみて、弟(元塾講師で今は医学部6年生で時間あったので)が数学をみました。
★数学★
数学は上位校への数学(スタンダード)と塾で配布される特訓選抜テスト対策プリントをやりました。
※上位校への数学(スタンダード)は中2特訓クラスで使うテキスト
その子(仮にA君とします)は難易度高めの問題が初めてだったので、最初は苦戦していましたが「1次関数までを3巡」を目指しました。塾でもらえる対策プリントも最初はほぼできない状態でしたが、「全問正解できるように毎日1ページ」を課題に。
難しい問題を繰り返し解くとパァっと視界が開ける瞬間があるよ~、繰り返せばだれでもできるようになるよ~と、とにかく「繰り返す」よう口が酸っぱくなるくらい言っていた記憶があり。
A君は我が子たちと違い、言われたことはきっちりやる子。自宅での勉強も相当量だったと思います。
当時長男が早稲アカ夏期講習の特訓クラスに通っていたので、長男がやった範囲を教えてもらいA君もその内容を勉強する方式。
・・・だったんですが、アホな長男が
長男「早稲アカでやったところ??全く記憶にないなぁ」
母「は???さすがにノートに書いてるでしょ。ノートを出せ」
長男「ノート忘れたから、紙きれに書いてなくしたよ」
母「・・・頑張っている〇〇くんを応援する気持ち、お前にはないのか」
長男「あるけど、やったところ本当に覚えてない」
母「この非人間!!もはや人に非ず!!っていうか夏期講習代返せ。」
こんなバトルが幾度となく繰り広げられましたよ・・・、ふぅ。
★英語★
英語は当初be動詞と一般動詞がごっちゃになっていたりと、「なんとなく理解」が気になったので、たくや式を1~6までやってもらいました。自分で採点すると小さいミスに気が付かないので、採点はお母さまにお願いしました。英語は間違ったまま暗記してしまうのが怖いところなので。
並行して、新中問(発展)の文法問題を繰り返し演習。単語も現在の特訓クラスの子がやっているところまで暗記しました。
こんな感じの勉強を3か月! 早稲アカのレギュラークラスの宿題等も当然あるので、かなり努力しただろうな・・・。
9月5日の特訓選抜テストはわが子よりもその子が気になって仕方がない~!!
結果が出るまでの約2週間、弟からも「結果はまだか」と何度も聞かれて「いやまだ」「遅いなー」と同じ会話を何度もしました(笑)
無事合格していただけでも嬉しいのに、なんとA合格!!
もうもう「感動をありがとう」状態。やはり勉強はみんなのもの!頑張れば結果は付いてくると、私自身刺激をもらった出来事でした。
A君には志望校に受かるよう残り1年半、念力を送り続ける予定です。
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