暗い体育館で行われるミニバスの撮影には苦労されている方が多いと思います。もちろんわたしもその1人。
そもそも公立の体育館自体の照明が暗い場合が多い。コートに光が差し込む場合はカーテンを閉めるので、「明るい状態」で撮影できる機会がほとんどありません。
また、バスケ自体上下左右に動くスポーツなので手振れ必須・・・。
私がミニバスの撮影を始めたのは4年くらい前ですが、最近ようやく素人なりに満足できる写真が撮れるようになってきたのでカメラを紹介したいと思います。
例えばこちらの写真は、夜の体育館。ISO感度が上がりすぎて、拡大するとザラザラですが、スマホに保存して観る分には良い感じ。
昼間の体育館だと当然もっとキレイな写真が撮れます。(サンプル探してそのうち載せます)
使用しているカメラ
私が使用しているカメラはCANON7D MarkⅡという機種。
CANNONの中でも連写速度が速い(1秒10コマ)ので、こちらを選びました。連写がバスケ撮影にぴったりかなと思ったのですが・・・実際は連写機能は使っていません。
私は本体のみ購入して、レンズは別途購入しました。ミニバスで使用しているレンズは2本で、体育館の広さによって使い分けています。
1本目はこちら。広い体育館で使うレンズです。
Canon キヤノン 中望遠単焦点レンズ EF 85mm F1.8 USM
2本目は通常の公立体育館で使っているレンズです。
インターネットで調べると、バスケの撮影は更に望遠のカメラがお勧めとされています。が、ミニバスが公立小学校の体育館で行われるならば、85mmだと望遠すぎるくらいです。
例えば、シュートシーンを撮影したい時。85mmのレンズでは子供の全身+ゴールネットを撮影するのはかなり難しいです(入りきらない)。体育館の壁にひっつくくらい(笑)遠くから撮影しないと、子供の全身は入らないんですよね。
そのため、狭い体育館での撮影は50mmの方が出番が多かったりします。(現実的には、前半は相手ゴールへ攻めるので85mm。後半は50mmレンズ)
中高生やプロの撮影になると、そもそも体育館の広さが違うのでしょうが、ミニバスを1階応援席から撮影する場合は50mmがちょうど。
ならばズームレンズはと思われるかもしれませんが、ズームよりも単焦点レンズの方が明るく撮影できます。腕に自信がない場合は単焦点レンズの方が上手に撮影できるのではと思います。
カメラの設定
次にカメラの設定ですが、モードはシャッター優先モード。このモードは、シャッタースピードを調節でき、それに応じて自動で撮影設定をしてくれるモードです。
お勧めの設定をまとめると以下の通り。
- Tvモード(シャッター優先)
- AIサーボ
- ISO感度オートの範囲:100-6400
- AF設定はCASE4(被写体が急加速、急減速するスポーツに最適)
- 連写じゃない1枚撮り
上記設定をした後は、シャッター速度をダイヤルを回して調節するだけ。暗いところだとシャッター速度を上げないとブレてしまいます。が、そうするとちょっとザラっとした写真になっちゃう。逆に明るい場所だとシャッター速度を下げ気味でもブレは少ないです。
ただ撮影した写真が全て成功することは絶対なし!とにかくたくさん撮影して気に入った写真を探す。ブレブレの写真もたくさんありますが、デジタルは何枚撮影してもOKなので、毎回練習と思って撮影しまくっています。
CANON 7D markⅡの欠点
取り合えずカメラが重いです。1時間くらい撮影すると、翌日筋肉痛になるレベルで、できるならば脚立を使った方が手は楽です。あとは値段が高い・・・。
私は中古を購入しましたが、それでもレンズ+本体で12万超え。
カメラを購入する際に、価格的にもう少しお財布に優しいCANON 80Dも候補でした。7dの方が連写速度が速いと思い7dにしたのですが、結局は連写は使っていないので、80Dを新品+単焦点レンズを購入してもよかったと思っています。
以上ミニバス撮影に使用しているカメラの紹介でした!
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