空間図形の問題が苦手な女子、多いなぁって思います。かく言う私もその一人。
平面図形ならまだしも立体なんて、頭の中で思い浮かべられないので、図形問題のみならず幾何も大嫌いでした。
空間把握能力が高い人はIQも高い傾向にある・・・という論文を読んで絶望的な気持ちになりましたが、同時に書いてあったのは「空間把握能力は鍛えることができる」ってこと!
そうか、空間問題も早いうちからやっておけば、ある程度苦手を克服できるのかもしれない。
自分が苦手なので、子供たちにも空間系の問題をやらせず敬遠しがちだったのですが、この天才脳シリーズなら私もできるし子供にやらせる気にもなるーー!!
遊び感覚で取り組めるので、将来図形問題を得意にしたい!小学生低学年でもできる問題を探している方にお勧めです。
天才脳ドリル「空間把握・初級」
天才脳ドリルは、入門・初級・中級・上級があります。
我が家は入門はやったことはなく、初級スタート。
表紙の対象年齢は5歳~小学低学年となっています。5歳だと問題文読めないと心配ですが、図形の問題なので、やり方を説明してあげれば5歳くらいでもじゅうぶんできます。
最初は簡単な転写や点描写などから始まり、投影図や見取り図を書いたり、鏡に映した際の図を書くなど。じっくり「見て」取り組む問題が多いので集中力もつきそうなのが特徴!
そしてやっぱり天才脳ドリルは問題バリエーションが多い。やっぱりこれが魅力。
問題は66問、最後に検定問題があり終了です。縦開きで独立開きするので、小さい子でもストレスなく取り組めます。
我が家では長男が小2、次男が小1で「天才脳ドリル初級」をやりました。
小2の長男は小さい頃から積み木や折り紙、今はレゴとかlaQが大好きで立体に慣れているのか、初級はスラスラ~っと。
対してレゴ等の積み木遊びがあまり好きでなかった小1次男は1問1問じっくり考えながら解いている感じ。
「図を鏡にうつすとどうなる?」の問題では「鏡にうつすってどんなことーー!!?」と言い出して、え、まさかの「そこから?」状態。精神年齢が幼い小1にとっては難しい問題揃いだった様子。
ちなみに下のリンクからアマゾンに飛ぶと「なか見!検索」で問題が3問見ることができます。
「天才脳ドリル・空間把握 中級」
次は中級ですが、中級の対象年齢は小学校全学年となっている通り、やりがいのある問題が揃っています。
回転点描写や、紙を折って点線で切ったらどういう形の紙になるか?といった問題。大人も苦戦しそうな問題もあります。
また、中学受験準備にも最適な「積み木」「サイコロの回転・展開図」もあり。中学受験を考えている場合は中級や上級にチャレンジしてみるといいかもしれません。
また、小学校高学年でも空間把握問題が苦手というい子にも。遊び感覚で取り組めるので向いています。
天才脳ドリル 空間把握「上級」
上級はは正八面体が登場するなど、出てくる図形がグンと複雑になっているのが特徴です。
現在我が家の長男は新小5で中学入試勉強中ですが、今やらせてみたいなと思う難易度。(それでも恐らく苦戦するかと思います)
空間図形が苦手な子は厳しいかもしれませんが、空間把握問題が得意な子はぜひチャレンジしてみて欲しい一冊です。
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