2019年に中学受験を終えた長男。
精神年齢幼めなので、最後まで国語には悩まされました。が、最終的には志望校判定模試で国語偏差値1ケタを取れることもあり。
受験にはギリギリセーフで間に合ったと胸をなでおろす毎日。
思えば・・・ずっと読書好きにも関わらず絶望的に語彙力がなかった長男。
語彙力がないくせに、ことわざはよく知ってるなと思ったら、それは低学年で購入したドラえもんの学習漫画ドラえもんの国語おもしろ攻略 ドラえもんのことわざ辞典のお陰だったというね。
でも今思えばなんですが、小学校3年生までに覚えたことわざや語彙が思いのほか中学受験で役立ちました。何せ、中学受験勉強が始まると、じっくりことわざを覚える時間がなかなかありません。
そのため、中学受験では小さいころに結構覚えたことわざ(fromドラえもん)、あとはちょっとした隙間時間に読んでいた語彙マンガ2冊。意外と語彙力アップに役立ったかも。
2冊は小6最後まで読んでいて、最後はボロボロになっていたので、結果としてはかなり読み込んでいたんだなぁ~と。
その2冊がこちら。
中学受験準備に!ドラえもん「言葉の力がつく」
まずはドラえもんの「言葉の力がつく」ですが、さすがドラえもんの学習漫画。安定感が半端ない。
まず漫画部分が!面白い!子供の食いつきがいい!
さすがに高学年では無表情で読んでいましたが、小3の頃は読んで爆笑していました。
マンガのタッチは大人が読んでも「これぞドラえもんの笑いだよ」というなかなかの出来。ドラえもんの学習マンガってたまに「これってドラえもんじゃないよね」っていうものがあったりするのですが、これはちゃんとドラえもんです。
実はこちらの漫画の監修は日能研で、中学入試によく出る言葉が選ばれているそうです。
そのため、中学受験のn準備にもぴったり!
ちなみにどんな言葉が収録されているかというと、「表現がわかりにくい難語」「日本古来の表現・和語」とのこと。
表紙にもある通り「すずなり」「しんがり」「うろたえる」「せわしない」「やみつき」といった言葉です。他には「ぐにもつかない」「けげんな」「うとましい」等々・・・。
小3長男が「はなまるリトル国語」で間違った表現はだいたい入っていた記憶あり。
うん、やっぱり中学受験準備にもよさそうです。
収録語彙数が書かれていなかったので数えてみたらちょうど200語(私が数えたので間違っていたらすみません)でした。厳選された語彙のみが収録されています!
中学受験にも!小学生必須難語2000 漫画版
次は小学生必須難語2000のマンガ版です。
中学受験向けのこちらもありますが、我が家が持っているのはマンガ版の方になります。(収録語彙がどの程度リンクしているかは不明)
マンガですが、収録語数が2000と本格的な作りで中学受験にも対応する内容です。
ただ「漫画」とは言え、全ての語彙に漫画が付随しているわけではありません。1つの語彙に対応する漫画が1つあって、その後に他の語彙が小さく掲載されています。
漫画がややシュールなので、購入当初は失敗したかなと思いましたが、なぜかわが子たちにはこの漫画が大ヒット!!
母には面白さが分からなかった(すみません)のですが、ちょっとした隙間時間(トイレ中とか)にはこの漫画を手にとって読んでいました。
最終的には・・・こんなにボロボロに。
この本は高学年になっても、クスクス笑いながら読んでいました。が、多分女の子にはウケないかな~。どちらかというと男子におススメ。
内容は「難語」だけあって、パッと開いてみたページに掲載されていた言葉
「人いきれ」「花より団子」「間断ない」「手を焼く」「肥大」「上ずる」「息巻く」「おめおめ」「足を引っ張る」「勇み足」
なかなか難易度高しでした。
ドラえもん・・・小学校中学年くらいまでが対象。200語と収録語数も多くないので入試勉強の準備といった位置付け。
小学生必須難語・・・小学生高学年対象の中学受験用の本。
中学受験を考えていない、または小学校中学年までならドラえもんがおすすめです。中学受験にも対応できるマンガをというのなら難語2000がおススメです。
ドラえもんの国語おもしろ攻略 言葉の力がつく (ドラえもんの学習シリーズ) | ||||
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小学生必須難語2000マンガでクイズ―パラパラめくって語彙を増やす!最高レベルまで対応 | ||||
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そして以前コメント欄にいただいた「ドラえもん言葉の力がつく」に関するレビューが的確で分かりやすかったので引用させていただきます。
紹介されました、ドラえもんの方、よさそうでしたのでポチさせていただきました。今日届きまして、ぱらぱらと見ていますが、、、イイですね(^-^)
こうした難語、和語って、コドモから意味を聞かれても的確な説明が意外とできなかったりしてうろたえることがあったりするので、保護者の予習教材としてもバッチリです。
そしてこの本でポイント高いと思ったのが、「ドラえもん」の漫画のクオリティ。
ちゃんと「あの」ドラえもんのテイストになっている。ここがポイントかと。ドラえもんリアルタイム世代としては、ドラえもんを使った学習漫画とか見ると、往々にしてコレジャナイ感を抱くことが多々あります。しかしこの、「言葉の力がつく」はその意味でも非常に優れています
うん、やっぱりドラえもんの言葉の力がつくはおススメの一冊です!!
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