自宅塾で使用する文章題中心の問題集を探していました。
大きめサイズがよかったので、中身を見ないまま2冊購入。3月のことです。


どちらも約36 x 25 cmの大型版です。

陰山算数プリントのレビューはまた後に譲るとして、これいいかも!と思った「くりかえし算数文章題プリント」のレビューを。
くりかえし算数文章題プリント
こちらの問題集は先ほど書いた通り約36 x 25 cmの大型版。
この大型版はコピー可能となっている場合が多く、それは「学校の先生が子どもへの宿題として使う」ことを想定しているようです。
現にこの「くりかえし算数文章題プリント」の本書の使い方にも「先生方へ」と題した以下のような文章が掲載されています。
はじめに文章題を型分けしてのせています。そのあと、いろいろな型を混合しています。学校で半ページ、宿題で半ページとしても使えるよう、同じ型の問題を2回以上のせておきました。
中の写真は掲載できませんが、手書き風フォントになっており「これ学校の宿題で出る字体だ」となることもあるかも。
>>>見本ページが各学年1ページずつ見られます。
あ、書くのが遅いですが新指導要領対応なので、学校算数の問題集になっています。
現在使用しているのは5年生向け。そしてこの問題集のよかったところ。
その1.文章題プリントとは言え、ほぼ学校算数の単元をカバーしている。
(ちなみに陰山プリントの方は、全ての単元をカバーしておらず主だった単元のみでした)
文章題プリントなので、体積なんかは入っていないかなと思っていましたがちゃんと収録されていました。ありがたい!
5年生のもの限定ですが、目次を見る限り「教育出版」の算数教科書の並びに近い感じ。
その2.教科書ワークよりもやや難易度高め
教科書ワークなど教科書準拠の問題とは違ったバリエーションの問題があり、多少難易度も高めな印象です。
例えば、”体積”は、最初の問題より2つのブロックを重ねたような変形型の問題(台を二つに分けて体積を求めるタイプ)。
また展開図から体積を求めたり、教科書ワークなどにはない少しだけ考える問題が並んでいます。
その3.文章題だけに特化した問題集
学校算数で文章題だけに特化した問題集ってあまりないのでそれだけで貴重。
その上私が好きな大型版だったり、空欄(直接書き込める)なども好みです。
その4.この単元重要だよね!と思うところにページ数が割かれている(個人的な見解ですが)
すみません、これは完全に個人的な見解(好み?)ですが、例えば5年生のもの。「単位あたり量」が5ページも。あとは割合も同じ分量ですね~。
教科書なんかではあまり大きく取り上げられないけれど、「単位あたり量」は6年生の「速さ」などにもつながる重要な単元です。教科書ワークでは問題数がほんの数問しかなかったのでこれは助かります。
まとめ
「くりかえし算数文章題プリント」はサイズ・問題量・問題数・内容とも満足できる内容でした。
学校算数以上とまではいきませんが、学校算数よりもやや難易度は高め。そのため教科書ワークやぴったりテストの後の応用という位置づけでの使用もおススメ。
また文章題だけの問題集ってあまりないため、貴重な一冊でもあり。使える問題集を見付けちゃいました~♪
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