我が家が中学受験を考えない3つの理由と、市販問題集を紹介するわけ。




このブログを開設してから3ヶ月弱。

ありがたいことに、少しずつですが訪問して下さる方も増えてきています。

 

今のところこのブログの記事数は120程度ですが、その中で2つ群を抜いてアクセスの多い記事があります。

1つ目はEVERNOTE関連の記事。これは公式のEVERNOTE(FB)で取り上げられたことで一時的にアクセスが急増し、たくさんの方に読んでもらえました。

 

2つ目は長男の全国小学生統一テストに関する記事です。

こちらは「全国小学生統一テスト」という検索で見に来てくださる方が多くて、全国小学生統一テストが世間ではママたちの大きな関心事であることを知りました。

本当にたくさんの方が全国統一テストに関する記事を読んで下さっている状況ですが、読んで下さっている方は中学受験を目指しておられる方が多いのではと思います。

そして「全国小学生統一テスト」という検索ワードで当ブログを訪れてくださっている方は、このブログが中学受験を目指すブログだと期待して読んで下さるのではと想像しています。

 

ただ現在我が家は中学受験は考えていません。

 

中学受験を考えない理由

我が家が中学受験を考えていない理由は3つあります。

経済的理由

うちは2人兄弟ですので、長男が受験となると次男も当然受験という流れになります。

一般的なサラリーマン家庭の我が家が、2人を塾に通わせて中学受験をさせるのは無理な話。

受験に合格したとしてもその後の授業料を2人分払っていくのはかなり難しいでしょう。

私が働く時間を増やすという選択肢もありますが、子供が中学受験を望んでいない以上、働く時間を増やすよりは子供と関わる時間を確保した方がいいかなと考えています。

 

自分が勉強したい時に努力することの大切さ

自分がそうであったように、子供たちにも「自分で目標を立ててそれに向かって勉強をして欲しい」という思いがあります。

中学受験で明確な目標を持ち自ら勉強できる子はいいでしょうが、我が家の子供たちは少し精神的に幼いところがあり、そこまで考えて実践するのは難しそう。

私が無理やり受験までもっていくのも不可能ではないでしょうが、子供たちの「自分で目標を立てて努力する」機会を奪ってしまうのではという心配もあるため、そこまでやる気はありません。

 

公立中学にいくことのメリット

そしてもう1つの理由は公立中学に行くことにもメリットがあると考えていることです。

私立には私立の良さがあると思いますが、公立中学にも良さはあって、一番は「人間関係の多様性を学べること」ではないかと思っています。

高校生からは学力や進む分野によって人間関係はどんどん狭くなっていきます。

良くも悪くも、色々なタイプの子たちとの人間関係を経験できるのは公立中学まで。概念ではなく「色々な人がいること」を身をもって体験して欲しいし、それが子供にとっての成長の機会になると思っています。

 

 

ではなぜ我が家が家庭学習をしたり小学生統一テストを受けたりするのかというと…。

 

なぜ家庭学習をするのか?

今の小学生って、受験組と受験しない組とで大きな隔たりがあると思いませんか?

なんとなく乗っているレールが違っていて、交われない感じがするのは私だけでしょうか?

それって受験組が通う進学塾の「未知数なよくわからない世界」感も原因の1つではと思うのですがどうでしょう。

ダサいけど目立つオリジナルカバンを持って進学塾に通う子は、そうでない子供たちからはまるで別世界に見えるでしょう。

 

中学受験できる子たちって実際は裕福な家の子供たちです。

ある意味中学受験は格差社会の始まりで、それが東大生の親はほとんどが年収1000万以上などという話に繋がっていくのでしょうが…。

格差社会が悪いわけではないのですが、ただ教育に関してはどの子供も平等にチャンスを与えられるべきです。本来は中学受験をしなくても、塾に通わなくても、それと同等の勉強の機会があってしかるべきなのです。

 

でも塾にいかなくても勉強できると気付いた

そして私は子供と一緒に勉強していく中で、お金をかけずとも塾にいくのと同等の学力を得ることもできるのではと思い始めてきました。

私は元々問題集好きだったのですが、実は当初小学生問題集って本屋に売っているものしかないと思っていたんです。

それは今思えば本当に井の中の蛙だったわけで、初めて難しい問題集を見た時の衝撃は忘れられません。

 

それからは取り付かれたように、本当にたくさんの問題集を購入して見てきました。

そうして気が付いたこことは、市販の問題集にも塾にいかない子たちの後押しをしてくれるような(問題集さん側の真意は違うかもしれませんが)問題集がたくさんあること!

卑屈になって周りが見えなくなっていたのは私の方だったのかもしれません。

 

多分以前の私と同じように、市販の問題集でもいいものがたくさんあることを知らないママも多いと思うんです。

だからこのブログで1人でも多くの人に、市販の問題集でだけでも。家庭学習だけでも。お金をかけなくたってレベルの高い勉強が出来ることを知って欲しいなと思っています。

そして「お金をかけなくてもできるかも!それを知って欲しい!」という思いで長男のテスト結果を公開したりしています。

 

検索して訪れてくれる方との目的は違うかもしれませんが、このブログはこういうブログ。

でも嘘は書いていないし、正直に自分の思ったことを書いています。

 

だからきっと中学受験を考えているママにも役立つ記事もあるかなぁと思っています。

 

最後は宣伝みたいになってすみませんという感じですが、今後とも当ブログをよろしくお願いします。



4 件のコメント

  • はじめまして。小3男子の母、あったらむ〜と申します。
    名前の由来は、小さい頃息子がお風呂に入って「あったまる〜」を「あったらむ〜」と言ったから(笑)
    さて、最近こちらのブログにちょくちょくお邪魔するようになりました。小4を目前に周りは塾に通うお友達が増えてきました。住んでいる地域は中学受験率が半分近く、非常に教育熱心な方が多いです。
    そんな中うちは受験をしない選択をしました。気持ちはぶれていませんがなんとなく感じるモヤモヤ、、をこの記事はかなり的確に表現してくださっていると感じます。
    息子は学校の勉強では特に苦労していませんが、家での学習に負荷をかけようとすると抵抗されます(笑)小さい頃から続けているチャレンジを気に入っており、毎日決められた分をやるということだけは納得して続けています。
    チャレンジは授業の予習の位置付けになりますが、結局学校で習うことと同じ内容なので繰り返しになりますし、ある意味つまらなく感じます(親としては)
    せっかく余力があるのなら応用的なことなど取り組ませてみたいけれど、こちらの言うことはなかなか聞いてくれませんので(涙)  でもこのままだと受験組とそうでない息子の間に大きな隔たりが、、、という焦りに似た気持ちもあります。現時点での息子は、友達の間では「出来る子」という認識らしいのですが、今は良くてもこれからは受験するお友達にどんどん遅れをとるのでは、でも受験しない息子が受験勉強と同じことをするのも意味ないだろうし、というジレンマを感じています。
    最近算数だけの塾に行き始めました。これがどう転ぶかわかりませんが、私の言うこと(教えること)は素直に聞きませんので、塾で先生から良い刺激を得られたらと思っております。
    塾はその子に合わせたプリント学習中心、受験はしないということは伝えてあります。
    いろいろ書きたいことがありすぎてこのコメントだけではお伝えしきれませんが、受験組とそうでない息子の隙間をどう埋めるか?ということにこちらでヒントをいただけている気がしています。
    これからもよろしくお願いします。

    • はじからはじまでよんでます!
      ほんとうに共感できて
      すごく参考になることばかり。

      これからも見続けます!
      お互い子供勉強がんばりましょう!

      • ともちちさま コメントありがとうございます。
        以前記事にコメントありがとうございます。流れに乗って(?)中受するかもしれない我が家。
        子ども相手だと親の思った通りにはいかないですね。
        ブログ読んでくださり、こんな応援コメントいただいて本当に嬉しいです。これからもお時間ある時にブログを覗いてくださると嬉しいです♪

    • あったらむ~様 コメントありがとうございます。なんていう素敵な名前の由来・・・!思わずほっこり。実は私の「あっぷー」というのも、子どもが小さい時の「架空のお友達の名前」なんです♪ 今はそのお友達はいなくなってしまいましたし、あったらむ~さんの息子さんのようなかわゆい言い間違いもすっかりなくなり、ちょっと寂しさもありつつ・・・じゃないですか?
      あったらむ~さまは中学受験はされないとのことで、どちらの選択をされたにせよ親がしっかりとした態度なことがとっても大事だと思います。と、偉そうなことを書いてしまいましたが、私自身が迷いに迷っていて、塾には行っていますが受験はしないような気もしていますし。じゃぁなんで塾に?なんですけど、それは受験するにせよしないにせよ「勉強はしとけよ」という思いもあったり。またここ最近塾というものの中で子どもたちがどういう勉強をしているのかを知ってしまったがゆえに「こんなに勉強してる子たちに、高校受験からとか大学受験から追いつけるのか?」などすごーい迷いが生じています。
      なので、この記事を書いた時とは少し状況が違うかもしれませんが、この記事は私なりの本心です。

      >このままだと受験組とそうでない息子の間に大きな隔たりが、、、という焦りに似た気持ちもあります

      まさに私も同じ気持ちで逡巡しています。ただ塾に通わせて思ったことは、塾でする勉強は多分今後無駄になることはないのかなということです。国語は読解力が付く(かなり難しい文章を読まないとなので)、理科や社会も一般常識的なことも覚えていくので、これはいい!と私も一緒に勉強していますが楽しいです♪
      長男が塾を続けるかが全然分からない状況ですが、やめたとしても中学受験のカリキュラムに沿って勉強していこうかなと思ったりしています。

      なんだかまとまりのない文章ですみません!またお時間のある時にブログを覗いていただけると嬉しいです。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です