小学生にもおススメ!親子で楽しめるマンガ24選です。
ここに書いた漫画は私も長男2人とも読んで面白いと感じた漫画のみ。
小学生高学年~なら問題なく読める作品が中心です。ただしちょっとリアルな描写なども含まれているものもあり。心配な方はまず親が読んでみてください。「小学生も読める」を抜かせば他にもたくさんおススメ漫画があるんですが、ひとまず小学生にもおススメのマンガです!
目次
- 親子で読めるおススメ漫画
- 清水茜【はたらく細胞】
- 高瀬志帆【二月の勝者】
- 甲斐谷忍【ライアーゲーム】(完結)
- 三部けい【僕だけがいない街】(完結)
- 松井 優征【暗殺教室】(完結)
- 幸村誠【プラテネス】(完結)
- 小山宙哉【宇宙兄弟】
- 荒川弘【銀の匙】(完結)
- 二宮和子【のだめカンタービレ】(完結)
- 末次由紀【ちはやふる】
- 小畑健【ヒカルの碁】(完結)
- 中川 真・風狸けん【和算に恋した少女】(完結)
- さそうあきら【神童】(完結)
- ヤマザキマリ【テルマエ・ロマエ】(完結)
- 石塚真一【岳】(完結)
- 石川雅之【もやしもん】(完結)
- 柳沼行【ふたつのスピカ】(完結)
- くさか里樹【ヘルプマン】
- こうの史代【夕凪の街 桜の国】(完結)
- 清水玲子【22XX】(完結)
- 坂田信弘原作・中原裕作画【奈緒子】(完結)
- 浦沢直樹【マスターキートン】(完結)
- 村上もとか【仁ーJIN-】(完結)
- 岡本健太郎【山賊ダイアリー】
親子で読めるおススメ漫画
清水茜【はたらく細胞】

こちら、なんと舞台は血液の中!アニメ化されたのでご存知の方も多いと思います。白血球や赤血球さんが擬人化されたマンガなんて今までない! それだけでも興味深いのに、白血球や赤血球さんたち同士の人間関係(?)も面白く、血液の働きも勉強できるまさに親子で楽しめる漫画です。
元々この漫画を描くきっかけが、当時高校生だった妹さんに「細胞について覚えたいので読み切り漫画を1本描いて」と細胞を擬人化したキャラクターのイラストを提示されたことだそう。こんな楽しい漫画を読んで勉強できたら楽しいですよね。
高瀬志帆【二月の勝者】

中学受験を知らないと「2月の勝者?」って何のマンガかと思いますが、この題名を聞いて中学受験漫画だとピンときたなら1度読んでみるのがお勧め。漫画タッチではありますが、中学受験の内情をズバリ書いているので、読んでいるとドキリとしてしまうこと多々あるはず。
甲斐谷忍【ライアーゲーム】(完結)

映画化されていますが、やっぱり私は漫画が一番好き。ライアーゲーム・トーナメントで行われるゲームは、思考力や交渉力、嘘をつく力など色々な要素が含まれているので読んでいるとアホな私は頭が混乱しますが(笑) 直近で長男が一番ハマった漫画で、心理学に興味が出たと言っていました。
三部けい【僕だけがいない街】(完結)

タイムリープ能力を持つ主人公が、過去に行き自分を取り巻く人々の悲劇を救おうとするはなし。知り合いの小学生誘拐事件を阻止しようと奔放する主人公にもまた色んな物語があり、最終巻まで一気読みしてしまいます!
松井 優征【暗殺教室】(完結)

中学生を暗殺者として育成する話なんですが、ここに出てくる「殺センセー」が心ある最高の担任の先生で、落ちこぼれだったE組の生徒が変わってきます。ラストシーンはちょびっと泣けます…。
幸村誠【プラテネス】(完結)

宇宙のごみを掃除する男の人の話です。宇宙という状況設定もさることながら、仕事に対する姿勢とかいろいろ含めて読み応え満点の作品。
小山宙哉【宇宙兄弟】

ドラマや映画化されているので知らない方はいないかと思います。まだ完結していので、今でも新刊発売が楽しみ! 主人公2人が男兄弟で我が家に重なる部分あり。うちもむったとひびとのようにお互い切磋琢磨できる兄弟になって欲しい!
荒川弘【銀の匙】(完結)

農業高校の酪農科が舞台の作品。進路選択や酪農・または食を考えるきっかけになるかも。都会では味わえない、空気感が味わえます。
二宮和子【のだめカンタービレ】(完結)

コマ割が大きくコマゴマしていないので子どもでも読みやすい。ぎゃははと笑いながら気が付いたら音楽に興味を持ってしまう一冊。小学生なら絵の雰囲気的に女の子向きかな? 音大という通常は知り得ない世界が魅力的に描かれています!
末次由紀【ちはやふる】

うちの子どもがちはやふるから百人一首の句を何首か覚えた様子。「かるた、やってみたい!」なんて言っているので小学校中学年で読んでも楽しめる一冊。もちろん大人が読んでも、やめられない止まらない系のマンガ。
小畑健【ヒカルの碁】(完結)

最近親戚から立派な囲碁板を譲っていただいたので、子どもたちにこのマンガを読ませてまずは囲碁に興味を持ってもらおうと画策中です。このマンガの連載中に世間で起こった囲碁ブームも有名ですよね。
中川 真・風狸けん【和算に恋した少女】(完結)

算数…じゃなくて算術のお話! 公式を使わない算術は、まるで初めて中学受験算数を知った時のような驚き。算術で事件を解決していくすっきり感!算数って面白いと思える1冊です。
さそうあきら【神童】(完結)

絶対音感を持つ少女の話なんですが、この少女が型破りで魅力的。ストーリーの途中で、耳が聞こえなくなってしまった主人公が交通事故に遭いそうになる場面があるんですが、その時主人公が、今までは車なんかの危険も「音」で感じ取っていたんだとショックを受ける場面が印象に残っています。
物語とはあまり関係ないエピソードなんですが、このマンガを読んでから子どもに交通安全を教えるときは「目だけじゃなく耳も使って、身体全部で危険がないかを確認しなさい」と教えています。
ヤマザキマリ【テルマエ・ロマエ】(完結)

大笑いしながら古代ローマに親近感を抱き、また日本文化の良さを再発見できる一冊。子どもも分かる「笑いのツボ」なので、親子で楽しめるマンガです。
石塚真一【岳】(完結)

自分が小さい頃から大学まで登山をしていて、今でも家族で登山を楽しんでいるので「岳」って聞いただけで、内容を思い出して泣けます(笑)傑作ですが、遭難現場の描写がかなりリアル。小学生にはどうかな?というところです。うちは岳を読ませたら「もう山行かない、怖いから」とか言いそう。
ラストは無理矢理終わらせた感があって、そこが唯一残念です。
石川雅之【もやしもん】(完結)

肉眼で「菌」が見える主人公の話。扱っているテーマが独特で、ストーリーも面白くて、更には気が付いたら菌に詳しくなれるというマンガ。小学生にはやや難しいかもしれませんが、何となく「菌」に親しみを持ってくれるようになりそう。「菌」に親しみというのもよくわかりませんが。
柳沼行【ふたつのスピカ】(完結)

かわいらしい絵からは想像できないですが、宇宙飛行士を目指す少年少女のお話です。葛藤や挫折がありながらも5人の少年少女たちが共に成長していく姿が胸を打ちます。物語そのものの内容も深く、ストーリーが精密に作りこまれている傑作です。NHKでドラマ化もされましたね~。
くさか里樹【ヘルプマン】

骨太の介護マンガ。こういった介護漫画ってきれいな場面を切り取ったものが多いのですが、ヘルプマンは老人の描写もとってもリアルです。子供はヘルプマンの老人の姿に衝撃を受けていましたが、基本1つ1つのエピソードは心温まる結末なのでよし。
こうの史代【夕凪の街 桜の国】(完結)

こちらは原爆にまつわるマンガなのですが、原爆被害を直接描いたものではありません。普通の日常にふと現れる原爆の影。私はこのマンガを読んで原爆が人々の生活にどのような影響を与え続けているかをリアルに初めて知ったような気がします。
ただし小学生にはストーリーは分かってもその奥にある戦争の怖さみたいなのはピンとこないかもしれません。
清水玲子【22XX】(完結)

清水玲子さんの作品ってキレイな絵からは想像つかない「考えさせられる」マンガが多いですよね。こちらもロボットとは?食べることとは?について考えさせられます。カニバリズムがテーマとなっている珍しい作品。
坂田信弘原作・中原裕作画【奈緒子】(完結)

壱岐健介(波切島の漁師。かつて陸上界では日本海の疾風と呼ばれるほど早かった)の息子、雄介、大介、篠宮奈緒子(健介が死亡する原因となった少女)が織りなす人間ドラマです。小島が舞台ですが、マラソンで活躍する雄介や周りの人間たちの成長模様も読みごたえあり。
浦沢直樹【マスターキートン】(完結)

ちょっと昔の本ですが今読んでもぐいぐい引き込まれます。昔から大好きな本で、マスターキートンを読むと考古学を勉強しようという気になる不思議(笑) 世界中をみて周っている気分になれます。うちの子供もこれくらいワールドワイドに生きて欲しいものです。頭もよくてサバイバル能力も高いキートン先生!まさに理想です。
村上もとか【仁ーJIN-】(完結)

ドラマも良かったですが、がっつり世界観に浸るならやはり漫画です。主人公の生きざまに圧倒されます。うちは長男には少し難しそうでしたが、江戸時代で工夫をしながら人々を治療していく数々のエピソードに衝撃を受けていました。
岡本健太郎【山賊ダイアリー】

自分自身登山をするせいか、子供もサバイバル能力の高い大人になって欲しい…。現状それは無理そうですが、この漫画(狩猟免許を持つ著者さんが色々な動物を自ら捕まえ、捌き、感謝をしていただく話)のような世界があるのを知って欲しいものです。
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