漢字が苦手で苦労している次男。
次男の通う小学校では月に1回、まとめの漢字テストがあります。普段の小テストの集大成のようなテストで、90点以上になるまで何度でも再テストがあり。
90点は次男にはハードルが高く、再テストの常連で、今月も安定の76点。今回テスト返却の際に、先生に「練習不足」と言われたそうで涙目で帰宅しました。
傷口に塩を塗るのもかわいそうですが、「うんうん、先生の言うことが全て。次男の漢字はれ・ん・しゅ・う・ぶ・そ・く!!」と言うと、負けず嫌いな次男は「俺だって練習はしている!!だいたい長男(兄)なんて全然漢字を練習していないのに100点だから、おれは生まれつき漢字ができないんだ!!」と勝ち誇ったように言うではありませんか。
いやね、漢字は文章を書く中で使って覚えるものなの! 学校の宿題のみで習った漢字を全て暗記し続けられたら天才だってば。
長男は漢字を書くのが大好きで、普段から知らない漢字は調べてでも書いています。漢字を使う過程で暗記を定着しているんです。だから練習をしなくても漢字テストで満点が取れるのがどうも理解できない次男。
次男のプリントを見せて説明しました。「スポーツだって、想像だけじゃ試合で効果が上がらないよね? じゃぁ普段の練習は想像だけでも練習したことになる? ならないよね。 実際に身体を動かさないと動きは定着しないよね?」「このプリント見て。小2レベルの漢字しか使ってないから、定着するはずがないの。スポーツで練習もせず、練習の想像だけして試合に出るのと同じなの」
次男は「ぐぬぬぬ、ママはまた俺を論破したなっ!」とプンプンしていましたが、例にしたプリントの一部がこちら!
1年前まではオール平仮名でしたが、多少漢字を使っているのは次男なりの成長でしょうか・・・。えぇ、これ小5ですから!
漢字は使って覚える
漢字が得意な長男と何が異なるのでしょうか?
それはまさに普段から使う漢字の量の差です。
長男は運筆力もあり漢字が大好き。それもあり文章を書く時は習っていない漢字も使いたがり、たくさんの漢字を使っています。
結局漢字も暗記の1つなので、使わずして暗記を維持するのは難しいのです。次男は学校の宿題で漢字練習をして終わり。それでは漢字が定着しないのも当然です。
先日スマイルゼミの記事で、次男が小1の漢検練習でも満点ではなかったと書きました。これって普段から漢字を使わない子の特徴で、どんなに簡単な漢字であっても使っていないので忘れてしまいます。
>>>心機一転!漢字学習を再開したらスマイルゼミが文句なしによかった件
実際私が勉強を教える子に対しては、定期的に既習漢字のチェックをしています。そうすると、普段から漢字を使う子は過去の漢字もよく覚えていますが、平仮名を多様する子は何学年下の漢字だって普通に忘れているんです。特に普段使わないような漢字ではそれが顕著。
ただこれは漢字を使わないのがクセになっているので、普段から周りが注意深く確認していくしかありません。
例えば小学校でも連絡帳チェックやノートチェックがありますが、先生によっては既習漢字を使っているか確認してくれます。これは漢字学習においては非常に効果的。担任の先生が漢字を重視していないようならば、日々家庭でノートや連絡帳をチェックし平仮名を漢字に直させる作業はお勧めです。
実際に連絡帳&ノートチェックを
「もう嫌だーー!」とグズグズの次男ですが、現在我が家では次男のノート&プリント類を確認して平仮名を漢字に直させています。もちろん先日書いたスマイルゼミでの漢字練習も継続中。
- スマイルゼミで小3~の漢字を復習
- スマイルゼミで小1(10級)~の漢字検定ドリル
- 学校の連絡帳やプリント類の平仮名を漢字に直す
- 予習シリーズの家庭学習も習った漢字は書かせる
まとめると上記のテコ入れをしています。
スマイルゼミは本人も遊び感覚なので問題ありませんが、予習シリーズ家庭学習を漢字というのは非常に大変。次男は元々暗記が苦手な上、それを漢字で書くとなると今までの数倍時間がかかってしまうんです。(今までは書かせず口頭で暗記していました。あまりにも漢字が書けないのと運筆が弱く大量の文字が書けないため)
一応夏までは予習シリーズの勉強を続ける予定なので、どうせ予習シリーズ勉強もやるなら真摯な態度で一生懸命やろう! 数日前から長男とともに朝6時半起きにし、暗記科目を30分やっています。
国語も出来る限り毎日やるようにしたら、算数に取れる時間がほぼほぼなくなってしまい…4教科を満遍なくやる難しさを感じますが、次回組み分けまでこのやり方を継続していこうと思っています。
私の忍耐が続くことを…祈って…笑
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