【低学年】「賢くなるたんていパズル」は論理的思考の練習にぴったり




 

このブログを読んでくださっている方から問題集をお譲りいただきました。わたし、欲しい問題集はまだまだありますが、さすがに全ては購入できないので、お譲りいただき感謝!その上、どれも私が持っていない且素晴らしい内容のものでした。

その中の1冊が、宮本算数教室の「賢くなるたんていパズル」(やさしい)です。

賢くなるたんていパズル 国語と算数をのばす推理 やさしい (宮本算数教室の教材)

 

実は宮本算数教室の教材は今までちょっと敬遠してたのですが、この「賢くなるたんていパズル」すごくいい!

ちなみにシリーズになっており、今回紹介する「やさしい」に続き「ふつう」「むずかしい」の3冊。

賢くなるたんていパズル 国語と算数をのばす推理 やさしい (宮本算数教室の教材)賢くなるたんていパズル 国語と算数をのばす推理 ふつう (宮本算数教室の教材)賢くなるたんていパズル 国語と算数をのばす推理 むずかしい (宮本算数教室の教材)

 

価格は1冊702円で類似ドリルに比べるとやや高めですが、中身はオールカラー。サイズは天才脳ドリル等と同じになっています。

 

 

 




「賢くなるたんていパズル」の中身

算数って、低学年のうちから計算と思考力の2本立てで勉強していくと効果的だと思っています。思考力は考える力だったり、論理的思考だったりしますが、学校算数だけでは思考力ってなかなか伸びません。

そこで問題集で補うわけですが、この「賢くなるたんていパズル」は思考力を伸ばす系のドリル。特に論理的思考が苦手な子供にお勧めです。学校算数で言えば、文章題が苦手だったり、問題文を正確に読み取るのが苦手な場合です。

私が勉強を教えている低学年の子にも、計算等繰り返しでできるようになる問題は得意なものの、初見の問題はできなくなってしまう子がいます。問題文を正確に読み取れていないのが原因だと思いますが、文章を正確に読み取る練習がしたいと思っていたところ…この「賢くなるたんていパズル」と運命的な出会い♪

 

中身はこちらのページで立ち読みできるので参照してください。

 

条件文から答えを導き出す問題(本書では推理パズルと書かれています)で、1冊丸ごと類似問題です。

裏表が同じ問題になっており、その理由は裏と表で違う解き方をしてもいい。なぜなら正解しなくても頭をフル回転させることが目的だからと書かれています。これは同意!

実際裏表で違う解き方が出来る子って理数系かと思うので、文系タイプの子には10級の表が終わったら、今度は10級の裏をやるというやり方も良さそうです。

 

 

「賢くなるたんていパズル」の難易度は?

この「賢くなるたんていパズル」(やさしい)は、10級スタート。

  • 10級・10問
  • 9級・10問
  • 8級・10問(計30問)

 

10級の問題は先ほどのリンクから立ち読みできますが、小学1年生でもじゅうぶん取り組める難易度です。

易しい問題からスタートしているので、論理的思考が苦手な子の練習にもってこい! かつ類似問題の繰り返しなので、算数で繰り返し練習が効果的なコツコツタイプの子にもお勧めできます。最初は苦戦すると思いますが、そこは練習と思ってコツコツ取り組むと良さそう。

 

中学年や高学年だと、1問~2問やると解き方を覚えてしまいそうなので、同シリーズの「ふつう」「むずかしい」も確認してみてください。

表紙には全学年用と書かれていますが、個人的には小1・小2くらいに最適だと感じました。なんですが!漢字全てにはルビが振られていません。パラパラ見てみると「位」」「側」にはルビがありますが、「校庭」「黒板」にはなし。なぜ…???

未就学児や小1でも取り組めるように、全てに仮名が振られているとなおよかった。唯一残念なポイントです。

 

久しぶりにパズル系ドリルをレビューしましたが、こちらお勧め!我が家でも早速取り組む予定です。

 

★その他お勧めのパズル系ドリルのレビュー記事もどうぞ★