以前から気になっていた「GT成長する思考力シリーズ」、国語9級を購入しました。

「GT成長する思考力」は学林舎から出版されているシリーズで、通常一般書店では取り扱いがなく、購入するには学林舎サイトもしくは楽天市場経由になります。(Amazonも取り扱いありません)
ひとまず一般的な情報から書いていくと、成長する思考力シリーズは学年制ではなく「級」を使っています。そのため、学年に囚われず子供に合った級から学ぶことが可能。
中学受験勉強をしているか小5以上だと、上記サイトで「実力判定テスト」をダウンロードすることができ、点数によって対応する級を判定することができます。小5に満たない場合はWEB見本を参考にするか、一般的な対応級で選ぶことになります。
無学年制ですが、一応目安となる学年は以下の通り。
- 10級(小学生1年生レベル)
- 9級(小学生2年生レベル)
- 8級(小学生3年生レベル)
- 7級(小学生4年生レベル)
- 6級(小学生5年生レベル)
- 5級(小学生6年生レベル)
- 4級~1級(中学受験・中学発展レベル)
ちなみに1冊1,384円で、私は学林舎サイトで購入しましたが送料別でした。今確認したところ楽天サイトでしたら送料無料のサイト(英語伝というショップ。最下部にリンク貼りました)もあるため、購入の際は送料も確認してみてください。
実際に届いた「成長する思考力」はこんな感じ
サイズはA4で薄めなので、1ページ目から独立開きOKで使いやすい!

本自体は薄いのですが、ページ数は70ページ超あるので問題は「70回分」あることになります。(国語の問題集としては申し分のない問題数です)
中身を見ていて感じたのは、出口の日本語トレーニングを初めて手に取った時と同様「国語って感覚じゃないんだな、論理的に考えるのが国語なんだ」でした。「成長する思考力9級」は、解説のようなページはなく問題中心なのですが、文章を論理的に捉えられるようになるような問題の数々。論理的というよりは、9級は「整理」と言う表現がぴったりかもしれません。
読解問題も、文章がどの程度理解しているのかを把握できるような簡潔な問題が多く、間違えなくこれは良著!
出口の日本語トレーニングと目指す部分は似ているのですが、内容ではないその他部分の違いは以下の通り(出口は2年生、GTは9級の比較です)
- 文字は出口の方が大きめ
- 出口の方はキャラクターが登場したり、そのキャラクターが解説をしたりする
- GTはキャラクターなどは登場せずシンプル
- 出口は2年生向けが3冊(計3,000円)、GTは9級が1冊なのでコスト的にはGTがいいかも
- 設問数はGTの方が多い(問題数ではなくて、飽くまでも設問の数です)
このあたりは完全な好みかもしれませんが、個人的にはどちらもかなりお勧めです♪
ずっと気になっていたものの購入できずにいたGT成長する思考力シリーズ。もっと早く購入しておけばよかった! というか、次男にやらせたかった。無学年制なので、出来る子はどんどん進んでいけるし、また次男のように国語で躓いている場合は級を戻してやらせてみるという使い方も可能です。
GT成長する思考力シリーズは、中学受験向けのものもあり次はそちらも購入してみる予定です。もしかして中学受験する子の先取り教材(中学受験を考えていて国語がよくできる子が入塾までに使える教材ってあまりありません)としても最適かもと期待しています。
↓こちらのサイトが2018年4月現在送料無料になっています。
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