春って何だか植物に触りたくなります。多肉植物の寄せ植えをしましたよ~。多肉植物の寄せ植えって、私のようなセンスゼロ人間がやっても「それなり」に見えるから素敵です。
そんな最近ですが、5月になって小学4年長男が学校から算数テストを2つ持ち帰ってきました。「大きな数」と「わり算の筆算」ですが、へ~ってなったのが「わり算の筆算」にあったこんな問題です。
「このわり算で、百の位から商がたつのは□がどんな数の時ですか。(それで百の位が□になった3桁の割り算の筆算が書いてあります)」
難しいわけではない、ちょっと考えれば分かる問題です。でもこの「ちょっと考えれば」というのが学校算数の一番の難関で、学校の算数って「考えて解く」ことってたぶん全然ないんですよね。
今までのテストも考える必要は全くない、学校で習った通りに問題を解いていけば満点が取れるテストでした。でも小4になると、テストにこんな問題が出るんだとへぇ~ってなったわけなんです。
小4からの学校算数について思ったこと
小4から算数って概念的なことも出てくるので難しくなってくると言われますが、それに加えて多少「考える」ことも求められてくるのかもしれません。教科書準拠の問題集をどんなにきっちりやっても学校テストで満点を取れなくなってくるというのは、こういう若干思考力が求められる問題を落とす子が出てくるからでしょう。
学校の算数をどんなにきっちりやっても、元々算数が得意な子とか、算数の思考力を鍛える訓練をしている子以外は「ちょっと考えなければならない」ような初見の問題が解けなくなってくるんですよね。
そんなわけで、学校の授業は理解できるけれど、テストで満点を取れなくなってくる。そんな状態の子は少し視点を変えて、今やっている教科書準拠の算数ドリルではなく、考える必要のある少し難しめの問題集に変えてみるのも一案かもしれません。
算数の思考力を鍛えるという意味では、それこそ予習シリーズとか中学受験用のテキストを使ってみたりもいいかも。特殊算は中学で必要ないからとかそういう視点ではなく、算数の思考力を鍛えるという目的のためです。
それにしても4年生くらいになってくると、中学受験用問題集以外に少し難しめの問題集というのが本当になくなってきますよね。中学受験はしないけど、算数力はアップさせたい子向けの問題集があればいいのに!
そういう問題集がないし、そういう視点もないから「中学受験はしないけど算数だけは塾でやらせている」なんていうことが起こるような気がします。
まとめると・・・小4からの学校算数・・・。授業ではただやり方を習うのみで考える必要なし!でもテストではたまに思考力必要な問題出しちゃうよ?ほら算数苦手な子はできないでしょ?って感じでしょうか。うわー、なんだか嫌な感じですね。って私の曲がった見方が嫌な感じでしたね。えへ。
長男の忘れ物のこと
またまた話は飛んで長男の忘れ物や紛失がとても多いことは何度か書いていますが・・・、あまりにも忘れ物や紛失が多いので、先日長男とじっくり話し合いましたをこっぴどく叱っちゃいました。
長男はしおらしく泣いて「なんで僕は考えるより先に手が出てしまうんだろう。何かをする前にきちんと確認しないからだと思う。」
その通り!行動する前に一つ一つ確認すれば忘れ物も紛失も減るに違いない!
「これからは何かする前にじっくり考える!」
えらい!
・・・その30分後・・・
母「長男、おやつはヨーグルトとゼリーどっちがいい?」
長男「・・・・・・・・・・」
母「ねぇどっちがいい?」
長男「・・・・・・・・・」
母「ねぇどっち?無視してる?」
長男「違うよ!じっくり考えてから行動することにしたから、ヨーグルトかゼリーか頭の中でじっくりじっくり考えてたんだよ!」
・・・まだまだ長男の忘れ物は減りそうにありません。
最近のコメント