今はどこの小学校でも必ず音読の宿題があると思いますが、みなさんの子どもの小学校は何年生まで音読の宿題がありますか?
うちの子供たちの通う小学校では、小2までは音読の宿題が全クラス必ずあります。小3からは担任の先生の判断のようで、音読宿題が出るクラスと出ないクラスがあるみたい。
長男(小3)のクラスはまだ毎日音読の宿題が出ていますが、音読するものは「漢字ドリル」。もちろん教科書を読ませているクラスもあるみたいですが、私はこの漢字ドリルを音読の宿題にするって先生すごいな~と。
音読が大事なのは分かります。でも音読ってある程度のレベルまでいくと、あとは漢字が読めるか読めないかの問題で、そこからはどんな文章でも読めるようになる気がしています。だから音読って、学年に関わらず「マスターできているか・マスターしていないか」の問題で、一度マスターしてしまえばもうその後はあまり必要ないのかな~とも思うんですよね。
言ってみれば自転車みたいなもの!一度乗れるようになれば、あとはずっと乗れるというイメージ。
だから長男の担任の先生!「漢字ドリルを音読させる」なんてよく考えてくださってるんだな~と。きっと「音読はさせたいけど、小3では大部分の子が音読をマスターしているから音読はそこまで重要ではない。それなら漢字ドリルを音読させて、音読効果に加えて漢字熟語などの語彙力も増やしちゃおう」という考えでしょうか。(あ、勝手な想像です。違ってたら先生すみません)
そんな折に偶然読んだこちらのサイトの音読に関するコラムがとても納得できる内容でした。
はっきりいって音読のできない子で国語のできる子はいません。国語のできる子で音読のできない子はいません。 ただそれだけのことです。
なるほど・・・。
音読ができるイコール国語ができるということではありません。音読が上手にできるということは国語ができるための最低条件の一つなのです。まずはこの最低条件の一つをクリアしてくださいということです。
最低条件
最低条件
最低条件
耳が痛すぎます!
そういう意味では音読をマスターするまでには至っていないのが次男。この冬休みは音読をもう少し重視したいところ。
成績はあまりよくないが音読なら得意だという子は今後の成績アップをねらって音読の練習をする必要はありません。そのような子はまず音読という土台はできているわけですから、それに加えた何か別のトレーニングが必要だということになります。
なるほど!
国語の成績が悪いのを全て音読でカバーしようとするのは違うんだ。私、最近の「音読信仰」にちょっと毒されていたかも。
音読がマスターできたら次はどんなことやる?
ともあれ国語ってやっぱり「声に出すこと」も大事だし、言葉の響きをもっともっと感じて欲しい。それでうちでも長男には長男クラス宿題(漢字ドリルの音読)の真似をしようと2冊問題集を購入しました。
(現在長男は家で漢字学習は全くしていないのですが、次男が漢字をやっているのを見て「いいな~、オレも漢字やりたい!漢字問題集買って!」と言っていたので探してはいました。あ、漢字問題集買ってだなんて勉強に対して積極的だと思われた方もいるかもしれません。が!!もちろんそういう意味合いではなくて「算数や長文読解よりは漢字の方がマシ」という意味合いです 笑)
1,800円と2,000円!(高いよー、2冊で4,000円ですと!? 涙)
詳しいレビューはまた別記事にしますが、このドリルに出てくる漢字熟語と文章がなかなか秀逸。
我が家では漢字熟語を入れた後に文章を音読させる方式でやっているのですが、出てくる文章がちょっと固めだけどすごく考えられた文章なんです。音読をすることでこういった文章を書いたり使えるようになってくれたらスゴイぞ~。
長男は難しい漢字や表現が「かっこいい」ので大好き。だから小難しい文章を音読している自分に酔ってるよね!?という感じではありつつ、このドリルは楽しそうにやっています。
中でも「自他共に認める」という表現が気に入ったようで(「自他」の部分を埋める問題でした)、「ぼくは自他共に認めるマヌケです」とか自分1人で言って大笑いしてるーーー!!その上笑いが止まらないーー、何この子怖いーー!!
ま、まぁ楽しく漢字を覚えてるからいいのかな、う、うん。
音読に関する記事はこちらもどうぞ♪
最近のコメント