私はしょっちゅう大型書店で問題集を立ち読みしているので(何時間でも立ち読みできる!)、もういい問題集とは出会い切ったのかなと思う時もあるけれど、ぜんぜんそんなことはなくて・・・
子どもの勉強進行度合いによって「いいな」と思う問題集って変わってくるから、やっぱり立ち読みする度に新しい出会いがあるな~と。そう思ったのがコチラの漢字ドリル

先日「こんなドリルを作って出版したい」というバカな夢を書き綴ったのですが、この「ハイレベ 漢字」は私が目指している漢字ドリルに近い!(上から目線ですみません・・・。調子に乗ってますね)
以前この漢字ドリルをみたときは「ふーん」ってスルーしたのですが、今次男の漢字クライシスの真っ只中で、だからこそこのドリルに完全にノックアウトされました!
まず何がいいかというと、漢字のグループ分け!
今回購入したのは2年生のものですが、最初の漢字のグループが「読・書・聞・話・国・語」ですよ。やっぱり、こうくるよね~、これがベストだよね!とまずここで熱いため息です。
1ページ目では部首・音読み・訓読み・書き順が書かれていて漢字の使い方(読 なら、読しゃ・ろう読・本読み・く読てん・読本)が掲載されています。練習スペース枠は10枠。その下に基本の読み方テスト問題があります。
2ページ目で漢字の読み方問題。標準レベルとハイレベルで計20問(標準とハイレベル問題)
→ここの問題がまたいい!例えば「読かい力」「人聞き」「きた国」など、ちょっと出すのに躊躇う読みもガンガン出てきますからね。
3漢字の書き取りテストページ。こちらも20問(標準とハイレベル問題)
→ここでも結構攻めの姿勢。例えば「話」という漢字なら、「ともだちの話・わらい話・どう話・手話・ないしょ話」がでてきます。わらい話・ないしょ話を出してくるとはすごい。こんな攻め姿勢の漢字ドリルは他にない!
→書き順と画数の問題。漢字熟語を作る問題
4最レベ問題
→読み問題では「読」という漢字なら「音読・く読てん・本読み」の3問。四角の中から漢字を選んで漢字熟語を作る問題
これで1グループの問題が終了です。
書いてて興奮して一気に書いてしまいましたけど、このドリル、すごくいいですよ!!
漢字ドリルには欠かせないドリル自体の厚み

このドリルは1ページがA4(開くとA4を横にしたのが2枚というイメージ)なので、最初のページから画像のようにきちんと開いて閉じません。これ小学校低学年にはすごく重要。
問題の枠自体は(2年生のもので)1センチ×1センチで決して大きくはないのですが、ドリル自体が大型なので小ささを感じさせません。うちの次男でもしっかりと枠内に書けました。
グレードアップ問題集とサイズの比較。
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漢字が苦手な子こそやってみて欲しいドリル
これ実は漢字が苦手な次男用に購入したものです。ハイレベっていうくらいだから次男には難しいんじゃない?と思われるかもしれませんが、上で書いたこのドリルの構成が実は漢字が苦手な子にすごくいいと思います。
とにかく同じ漢字が何度も出てくるので、問題を解いているうちに漢字自体を自然と覚えていきます。また1つの漢字にしてもさまざまな読み方と使い方の問題なので、1つの漢字自体に色々な使い方があることをなんとなくでも理解することができます。
うちは問題を解いた後にスラスラ読めるまで何度も音読をさせました。そうしたら今サバイバル(学習マンガです)を読んでいた次男が「ママ、人聞きが悪い!ってさっきやった漢字がでてきた~」って嬉しそうに報告してくれました。すごい、語彙まで増えたじゃーん♪とこちらまで嬉しくなります。
ハイレベという名ではありますが、最初は漢字を一文字一文字練習するところから始まるので漢字が苦手な子でも順を追ってステップアップしていける構成となっています。漢字が得意な子は問題部分から。苦手な子は練習部分からスタートしていくことで、どんな子でも使えるっていうドリル。
漢字が苦手な子でも出来るまで徹底的に何度もやれば漢字が得意になる予感・・・。
子どもと勉強するのが楽しい
ただ教科書準拠ではないので、復習として取り組むか完全に教科書無視で漢字勉強をしていくというある意味覚悟が必要かも?うちは次男にとりあえず2年生のものを徹底的にやらせてみる予定です。
漢字が苦手だからこそ出会えたこのドリル。やっぱり各個人に合った問題集というものがあると思うし、それはうちの次男が漢字が苦手だからこそ出会えたと思うと・・・やっぱり子どもとの勉強が・・・楽しい~!!今後もいい問題集と出会えますように。
漢字が苦手な次男のために相当数の漢字ドリルを購入していますが、その中でもおすすめの漢字教材に関する記事一覧です♪
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- 良問題集!「ハイレベ漢字」で漢字力向上と受験準備を
- 『フレーベル漢字字典』我が家で最も「それどこの?」って聞かれる究極の1冊!
- 「下村式 となえて書く 漢字練習ノート」漢字のなんとなく覚え脱却に!
- 「漢字が苦手な子」におススメの漢字ドリル5選
- 「漢字 支援ワーク」なぜ漢字が苦手なのかまで掘り下げて作られている
- 漢字ドリルに迷ったら教科書準拠の『ドリルの王様』を買えば間違えなし!
- 漢字が苦手な次男にはやっぱり教科書準拠が使えた!「教科書ワーク・漢字」
- 漢字ドリル無料ダウンロード集。漢字は無料プリントが使える!
- 「出口先生の頭がよくなるかん字」漢字だけでなく国語力もアップできる良問題集!
ハイレベ!もう、難しそうだわっと思って手にもとりませんでした…(><)
次に本屋に行った時は、じっくりみてみます。
このドリルも楽しそうですね♪1年生の復習にやるかしら?
うちの長男の学校は国語の教科書とちがう会社の漢字ワークを使っています。
どれだけ違うのかわからないのですが、子どもはなんとも思ってなさそう(笑)
長男小1、「地」「池」をみて、似てる!!って盛り上がってました。
「大」に縦線入れて「木」にして大笑いしたり。
かなり不思議な書き取りして遊んでます^^;
紹介されていた漢字童話を購入しました。
昨日、1年生のところを私と弟へ読み聞かせしてくれました。「その次の年」の「とし」を「ねん」と読んでいたりしたので、まだまだ定着していないようです。
2年生のお話は2年生になったら読んでくれるそうです(笑)
はちみつ3さま コメントありがとうございます!
私もハイレベって見ただけで「次男には無理だわ」と思っていました。それで今回も長男用に少し難しい漢字ドリルをと探していたら・・・ハイレベ漢字は漢字があまり得意ではない子にもよさそうでヒットヒット!即買いしてしまいました。
長男くんの漢字遊びがハイレベルすぎてびっくり。「地」「池」を見て似てるって目の付けどころがさすが~。漢字自体が好きな子の特徴なような気がしますがどうでしょう。漢字が得意になりそうですね♪ そういう気付きができる子は芋づる式に漢字をどんどん覚えていきますよー(うちの長男がそうでした)
漢字童話、上の子が読み聞かせしてくれるなんて素敵すぎます。「その次の年」を「ねん」と読まれてたのですね。漢字童話は漢字自体を覚えていても活用できているかの最終チェックにもなるし、文章の中での漢字なので生きた漢字に触れられるのがいいですよね。
いつも拝見して、参考にさせてもらっています
ハイレベ漢字2年、うちもやってます♪
習った漢字から虫食い的に進めてますよー
それとは別に
私が独自に漢字テスト作ってますが
やはり偏りがあるので
このテキストで間違えたところや苦手な箇所を
パラパラと捲って、参考にしながら
なるべくバランス取れた漢字テストになるよう作成してます
文章内で漢字を問われてて、いいですよね!
生きた漢字習得と思います!
またお邪魔しますね!
お互い、子育て楽しみながら頑張りましょー!
semoさま コメントありがとうございます。ハイレベやってらっしゃるんですね~!うちは今回初めてのハイレベだったのですが、漢字が苦手~得意な子まで幅広く使える構成ですごく良いなぁと。
もっと早く出会いたかったです。ハイレベは漢字のグループに入っている数(1度に習う漢字?)が少ないので虫食い的に利用できそうでいいかも♪
semoさまもプリント作成されてるんですかー!!私も趣味的に作成されているので内容に興味津々です。どこかで公開されてたりしますか?それとも完全に個人用?よろしければ教えてください。
プリント作成されているような方が使ってるハイレベ漢字。私の選択に間違いはなかった(笑)とちょっと安心です。
あっぷー様
ご返信、ありがとうございます
お互いのやり方を意見交換できるのって
とても勉強になりますね!楽しいですし♪
漢字の問題作成は、家庭学習ノートにしています
完全に個人的な作業で終始してますよ(笑)
公開とか、全く思いつかなかった!
ジャポニカの漢字15マス?かなんかに
読み方の欄に、ひらがなで文章を書き
漢字を問いたいところを蛍光ペンで塗ります
本当は蛍光ペンをつけずに
「習った漢字は全て、ひらがな→漢字に直しなさい」
としたいのですが、まだ2年生で全てに気づいて直すことは難しかったようなので
1年生の後半から、この蛍光ペンのスタイルに落ち着きました
(一定期間、試したのですが
あまりに指摘する機会が多くなり、親子共に疲れたので(笑)
年子で、1年生のきょうだいがいるのですが
得意不得意も違うので
漢字の問題作成も、それぞれに合わせて、その都度、作成せねば……
と半ば辟易しながらも(笑)、使い回しは諦めています
日々のバタバタの中で、どうせ家庭学習やるなら、
弱点に合わせたいなーという私の省エネ行動です
でも。
親が問題作成って、、結構時間とられますよねー
私は家事やら終わった深夜にやること多くて
問題作成は週末にまとめて1週間分やってます
平日はとてもとても……(笑)
仕事&家事のあとに、そんな力は残ってませんね
あっぷーさんは、いつ問題作成していますか?
こうやると、親の作業効率が良いとか、ポイント、
おありでしたら、是非お知恵を拝借したいです♪
ちなみに、ハイレベ算数2年も
ミスしたor復習必要そうなものは
家庭学習ノートに問題作成してます。やりすぎ?(笑)
文章内の登場人物や名称を
本人やお友達、慣れ親しんだ地名などに変更してみると
ミスした箇所でも、嬉々として取り組んでくれています
いつまで、この無邪気さが続くかしら……(笑)
「家庭学習ノート」の考え方は
秋田県の取り組みに刺激を受けたからです
このような
親子二人三脚で学習深度を確認しながら
楽しみながら学ぶ、というのは
学ぶことの根本的な楽しさを知るには必要と
痛く感銘を受けたのを覚えています
親の手を離れる日が近いだろうし…
自ら学び進んでいってもらうためには
一番近くの親と楽しく学ぶ、は
やはり重要なことですよね
長文、失礼しました
学習面で同志ができたようで、とても嬉しく、
思わず、筆が進んでしまいました
semoさま コメントありがとうございます。あまりにうちと似た勉強方法をされていて興奮~!
>ちなみに、ハイレベ算数2年もミスしたor復習必要そうなものは家庭学習ノートに問題作成してます。やりすぎ?(笑)
うちもこれやってます!
>文章内の登場人物や名称を本人やお友達、慣れ親しんだ地名などに変更してみるとミスした箇所でも、嬉々として取り組んでくれています
というのも同じで、嬉しくなってしまいました。
うちはさきほどまで冬期講習で間違えた箇所の問題を私がノートに書きうつしてました♪がんばって文章をちょっと面白おかしくしたりしましたが、長男冬期講習疲れでグロッキー・・・。結局ギブアップでした。
漢字プリントは公開されてないのですね~。私も最初はノートに自作していたのですが、どうせならエクセルに打って公開しちゃおう。広告貼ったら多少の収入になるかもなんてよこしまな気持ちもあったのです(笑)が、収入になるどころかサーバー代なんかで赤字です。あれ?みたいな。
でもま子どもに作ったものをアップしているだけなのでいいのですが。
「間違いやすい漢字テストプリント」なんかはまんま子どもたちが間違えたところです。
プリントをつくる時間は確保が難しいですよね~。私はパートとは言え仕事があり、あとは子どものスポ少のことや学校の係。ブログのことで常にバタバタです。お酒も飲まないといけないし(オイっ)
そんな中で私は家事は完全に効率重視で、家事で時短をして子どもとの勉強時間を確保しています。
ルンバ・食洗器・ホットクックなどなど。機械に任せられることは機械まかせ。それこそ今しか子供と関われる時がないので・・・。
semoさまの書いてくださった通り、中学になれば親の手を離れていくでしょうし、こうして一緒に勉強できるのは今だけなんですよね。それこそ最初で最後の共同作業だ!と勉強に関してはとことん子どもと関わるつもりです。そういう意味で中学受験、楽しそうだなと。
子どもと一緒に1つの目標に向かって頑張るなんて、中学受験以外にはないしな~。でもうちは全く受験に興味がないのでうまくいかないところです。
全然関係ないですがsemoさんはすごくきれいな文章で何度も読んでしまいました♪
今このブログがきっかけでメール交換させていただいているママがいらして、学業面からその他相談に乗ってくださる素敵なママ。(日本最高学府を出られているとのこと!)その方の文章がすごく美しくて憧れているのですが、semoさまの文章とそのママの文章がとても似ています。
読んでてこっちがうっとり。自分のブログの文章が恥ずかしい・・・。(でも懲りずに読んでくださると嬉しいです)
長文失礼致しました~。