漢字って教科書によって習う順番が違います。
そのため教科書準拠の漢字ドリルでないと、子供が「これは習ってないから分からない!」「この漢字は習ったような気がするけど・・・でも習ってない!」なんて文句タラタラ。
まずはママが「どの漢字を習ったかチェック」から始めなければいけないなんて事態も起こりえます。
なので、学年途中での漢字ドリル購入を考えているならば教科書準拠の漢字ドリルが絶対便利です。
が、教科書準拠のドリルって本当に少ない!市販のドリルですとこの「ドリルの王様」と「教科書ワーク漢字」くらいです。
そんなわけで今回は「ドリルの王様 漢字」のレビュー!
貴重な教科書準拠の漢字ドリルです。
ドリルの王様
まずはこの「ドリルの王様」の目次ですが、漢字ではなく学校の教科書内容が目次になっています。
例えば光村図書版1年生の目次はこんな感じ。
- うみのかくれんぼ
- かずとかんじ
- くじらぐも・・・
これなら子供でもドリルのどこをやればいいかが一目瞭然なのでいいですよね。そしてこの潔い感じが好きです。ママ的にもいつどのページをやればいいのかが分かりやすい!
ドリル部分のレイアウトですが、練習スペースは少なめ(3枠ほど)で、問題数は1年生のものだと漢字3つにつき約10問程度です。
あとは夏休み・冬休み・春休み用の「まとめのホームテスト」と、1年間の最後の「しあげのテスト」があります。
決してボリューム満点というわけではなく、内容的には大きな特徴はありません。が!そこは教科書準拠という漢字ドリルの強みがマイナスポイントを消してくれます。
漢字ドリルにおける「教科書準拠」の威力は本当に偉大です。
だって・・・みなさん教科書準拠ではないドリルってどう使っているのでしょうか?
先取り学習用?それとも「その学年で習う漢字は全部覚えている」前提!?
(羨ましいの一言・・・)
そもそも漢字が得意な子って、学校の授業と宿題で漢字を覚えちゃうから、家でわざわざ漢字ドリルを買わないと思うんです。じゃぁどんな子が漢字ドリルを使うのかというと・・・やっぱりそれは漢字が苦手な子たち(我が家の次男的な)。
とすると教科書準拠じゃないドリルっていまいち使い勝手が悪い。だって習ってない漢字もばんばん出てきちゃうんですよ。その度に「これは習った」「習ってない」の押し問答。
親も子も疲れちゃいます。
結局は教科書準拠の漢字ドリルが漢字が苦手な子にはいかにありがたいモノかということが言いたかったのですが、それでも現状の教科書準拠漢字ドリルに対する更なる希望もあります。
それは教科書レベルに留まらず、もう少し発展的な内容も入れて欲しいということ。教科書準拠っていうのは「漢字が習う順番が学校と同じ」であればそれでいいんです!(私的には)
だから結局私の理想の漢字ドリルはこの3点
- 漢字の習う順番は学校と同じ(絶対条件!)
- 少し難しめの問題も入っている(どうせやるのに簡単すぎる問題だけなのは勿体ない)
- 問題量が多い(とにかく何度も書いて練習できること)
まだこの3つの条件を満たすドリルには巡りあえていません。
自作した漢字プリントを公開しています
次男が漢字ができなさすぎるとか、希望通りの漢字ドリルがないとか、色々ありまして漢字プリントを自作しています。
- 漢字練習シートは教科書で習う漢字の順番と同じです。
- 学校で習うよりも多少難しいものも載せてあります。(例えば「小」という漢字を「小さい」と「小学校」の「ちい」「しょう」と2種類で書かせる・・・などです)
こちらのサイトから無料で使っていただけますのでどうぞ~「ぷりすた」。小3までのものを公開中です。
お暇があれば見て頂いて、改善した方がいい点なんかをアドバイスくださると嬉しいですー!!
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