もう聞き飽きたよ!と言われそうですが、我が家の次男は漢字が大の苦手です。
夏休みは次男が苦手な漢字を克服するチャンスと思い、自宅保管してあった漢字ドリルを色々とやらせてみたのですが…どうもしっくりいきません。
しっくりいかなかった理由。それは次男にやらせた漢字ドリルが「教科書準拠ではなかったから」です。
漢字が嫌いでもある次男。漢字ドリルを1ページやるのにも大騒ぎです。少しでもやる分量を少なくしようと「この漢字は習ってない!!」を連発します。
その度に私は「え?そうだっけ?」といちいちどの漢字が既習かを確認しなければいけません。
その次男の「習ってない!」が本当ならいいのですが、次男の勘違いも多いんです。どうもうちの次男、自分が覚えていない漢字は一律「習ってない」カテゴリーになる様子。おいおい。
とにかく今までは漢字ドリルを次男にやらせると時間がかかって仕方ありませんでした。これには私も夏休み開始早々辟易。
そのため昨日教科書準拠の「教科書ワーク・漢字」をアマゾンで購入しました。
やっぱり漢字ドリルは「教科書準拠」が取り組ませやすい!

そもそも教科書準拠(学校で習った漢字の順番になっているもの)の漢字ドリルはそう多くはありません。思いつくのは「教科書ワーク・漢字」と「ドリルの王様・漢字」くらい。
ドリルの王様は光村図書出版対応のがでていますが、恐らくその他の教科書に対応したものはありません。あんなに漢字ドリルはたくさん出版されているのに教科書準拠の漢字ドリルが少ないのは少し不思議。
通常みなさん漢字ドリルの使い方をしているのでしょうか。それって虫食い的に使う?それとも陰山漢字メソッド方式で当該学年の漢字はひとまず暗記済み?学年の終わりに復習と確認用に使う?
と皆さんの使用方法が気になりつつ、今回教科書ワークの漢字を購入してみて…、次男に漢字練習をさせる際のストレスがなくなりました!!!
何せこのドリルに出てくる漢字の順番は「学校で習う順番と同じ」なので「これ、習ってない!」は通用しないのです。次男の「これ、習ってない!」という文句を聞かなくて済むだけでも私のストレスは半減です。
教科書ワーク・漢字の詳しい構成など
教科書ワークの構成について書いておきます。
<オールカラー>
漢字ドリルにしてはちょっと高めの千円超えだけあって、中身は当然のオールカラーです。
<完全教科書準拠>
目次にも対応する教科書ページと教科書ワークのページが並んで書かれているという、徹底した教科書準拠っぷりです。
<基本のワーク→練習のワーク→まとめのテスト>
教科書ワーク「漢字」は基本的にこの流れです。
- 基本のワーク(漢字の書き順、読み方、画数、トメハネのポイントが書かれていて、2年生では練習スペースが6回分あります。見開き1ページ)
- 練習のワーク(基本のワークで練習した漢字の、読み・書き・簡単な文を書く問題。過去に習った漢字テスト等もあり。見開き1ページか2ページ。)
- まとめのテスト(夏休みのテスト、冬休みのテスト等があります)
とにかく全体的に丁寧な作りなので、漢字が苦手な子にはぴったりです。2年生のものだと、他の漢字ドリルに比べて漢字を書く「枠」も大きめなので、使いやすいです。(2センチ×2センチの枠です。ですがこれだけあっても次男は『この枠が小さくて上手に書けない!』と文句を言っておりますが…)
ただ漢字をあまり苦労せずに覚えてしまう子にとっては物足りない内容なので購入はおすすめできません。漢字が苦手な子には多すぎず少なすぎずのボリュームではありますが、値段が1000円以上するのに(2年生だと)全88ページ。
基本的に教科書で習う単語の読み書きが中心なので、発展的に語彙力をアップさせたいという目的では使えません。練習ワークも見開き1ページか2ページしかないので、すぐ終わってしまいます。
個人的には練習ワーク(問題ページ)の分量が倍くらい(教科書では出てこない難しめの熟語などのテストがあると嬉しい)あればいいのにと思いました。
まとめ。
語彙力や漢字力をアップさせるというよりは「学校で習った漢字をしっかり覚えるため」のドリル。とは言え貴重な教科書準拠の漢字ドリル。この夏休みはこの教科書ワークで漢字の復習と予習を淡々と進めていこうと思っています。
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