今までブログではどちらかというと学校算数以上を目的とした問題集や教材を紹介してきました。
ただ最近自宅で近所の子どもたちに勉強を教えるようになってから、この学校算数の大切さも実感する毎日。
学校算数の取りこぼしに気付かずに高学年になってしまい、計算問題はできるけれど算数概念を必要とするような単元はボロボロなんて話はよく聞きます。
でも学校算数って、単純な計算と算数概念単元が交互に出てきたりするので、「あれ、テストの点数低いな」と思っても次が計算単元だと、取りこぼしに気付きにくかったりします。
理解していない箇所があっても何となくスルー出来てしまう恐怖!
また、おうちで勉強をやらせたいと思っている。でも「何をしていいか分からない」という場合も多いかもしれません。
特に学校算数をきちんとやっていこうと思っている場合は、学校で今何を習っているのかを親が常に確認しなければいけない面倒臭さもあります。学習している箇所が分かったとしても、じゃぁ何やらせればいいのか・・・。
う~ん、重い腰が上がらないとかもよく聞く話。
そこで。少なくても親が「学校の勉強はきちんと理解して中学生にさせたいと思っている」「多少は(少しでOK)子どもの勉強を見るつもりはある」場合、絶対にお勧め!と思ったのが「月刊ポピー」です。
以前から存在は知っていたものの、私が自宅塾をするようになり、趣味の教材集めが加速しています(笑)色々お取り寄せやオークション等で教材集めをしていて良いと思ったのがこの「ポピー」
ポピーの良さはとにもかくにも「教科書に沿った教材が毎月届くこと」これに尽きます。
これだけで、今子どもが学校で何を学習しているかが分かるし(これが意外と分かりにくくて家庭学習を挫折してしまう原因でもあると思います)、どの問題集を買えばいいのか?なんて悩みがありません。

毎月届く教材をやっていけばOKという手軽さは何事にも代えがたいですし、結構低価格♪

算数のみならず、国語(漢字がありがたい!)・理社もあるのはいいですね。理社なんて、学校で今何をやっているのかが分かりにくいですし、教科書に対応した問題集がそもそも少ないのが現状です。
分量に関して最も気になっていましたが、今回お試し購読した小2ですとこちら。

単純に算数国語が各約30回分。1回の内容は各10問くらいなので、小2の子が毎日数十分勉強するにはちょうどの量ではないでしょうか。
ポピーで効果を上げる学習の進め方
ただ、子どもにこれやって~って渡すだけではなくて、そこにプラスアルファがあると成績は劇的に伸びるのではないかと思っています。
そのプラスアルファは、「子どものやった箇所を確認する。(子どもに丸付けをさせてもOK)そして、子どもの正答率が低い単元は、ドリル等を購入してきっちりやらせる」これだけです。
補強のためのドリルは「ドリルの王様」辺りがおススメです。そのドリルの苦手単元だけをできるようになるまでやらせること。その際子どもが理解していなければ、親が教える必要はあると思いますが、最近のドリル系は解説も詳しいので問題ないかと思います。
つまりこの流れ。
- ポピーを購読
- 1日短時間学習時間を設定する
- ポピーをやらせる(学校で習ったところをやる。親は特に教えなくてOK)
- 月に何度か子どものやった箇所を確認
- 正答率の低い単元があれば、その部分だけドリル等で補強
これならできるーって方も多くないでしょうか♪ 自宅塾の子のママさんたちと話している中で「これなら現実的に出来るんじゃない!?」と思ったやり方です。
このやり方ならば、月に何度か子どもの学習状況を確認するだけ。それだけですが、確認しているうちに子どもの苦手な単元もおのずと分かってくるかと思います。文章題になるとできないとか、数の概念がないかもとか、はたまた計算が遅い等々。
ここから更に家庭学習を発展させていくことも可能です。いやいや、考えているだけで楽しくなりますーーーー!!!
ポピーは教科書準拠。教科書準拠という意味では、「教科書ワーク」や「教科書ぴったりテスト」とさして内容は変わらないはず。ですが、「教科書ワーク」等には「何月はこの単元」ということは書かれていないため、ある程度親が学校勉強を確認する必要があります。
ここが意外と面倒で時間を取られる部分でもあったりするので、それがない月刊ポピーはかなりいいかもと思った次第。
学校勉強の進度を確認して教科書ワークをコピーしてっていう手間を惜しまない場合は、教科書ワークの方が低価格で済むのでおススメです。
>>>教科書ワークで手っ取り早く学校算数の点数を上げる方法
久しぶりに学校算数教材レビューでした。自宅塾拡大(笑)に伴い、教材を収集中! そのためレビューできる分野が広がりそうな予感です! 子ども皆が勉強好きになってくれますように♪
コメント欄から、ポピーに関しての情報をいただきましたので追記させてください♪
ポピー大好きです。
実は次女が年中の時にポピッこ受講していました。特に低学年では、お母さんの手引書?だったかな?
解説に教え方がのっているんです。数の概念を遊びで覚える方法(おはじきなど)
語彙力アップにはしりとり遊びなど・・・。この単元で理解してほしい本質の部分が書かれています。
わたしも長女にさせたかったです(涙)
解答の丸つけだけ見るなんてもったいないです!!
(それだけなら 教科書ワークで十分です)理科や社会につながるテキストもよく作られていますよ。
チャレンジのような豪華さや派手さはないですが・・・。
カラフル過ぎずに、理解してほしいポイントが絞られています。
しかも、単元テストで不正解の場合、どのテキストに戻ればいいのかまでのっています。(これってかなり重要ですよね!!)
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