こちらのブログは…知る人ぞ知る…記事よりコメント欄の方が役に立つブログだったりします。
コメント欄を読んでいただければ分かると思うのですが、みなさん色んな情報をくださっていて、そのレビューが私の文章よりわかりやすいというものが多い!
私自信もコメントをすごく参考にさせてもらっていて、いつもコメントは何度も読み返させてもらっています。この場を借りて、いつもありがとうございます。
今日レビューするこの参考書も、コメント欄から教えてもらったもので、コメントを読んで即買いしたものです。
秘伝の算数―算数の世界を楽しく極める (入門編(4・5年生用))
この「秘伝の算数」のアマゾンレビューに一番多く書かれていた感想は「算数好きになるキッカケになりそう」というもの。その意見に大賛成で、私も読みながら「へー、なるほど。算数って奥が深くて面白い」って唸りっぱなし。ちょうど長男が塾で習っている(もしくは3年生で自宅学習したこと)項目が多いので、ここもあそこも長男にすぐ教えてあげたい!!となっています。
掲載されている項目は画像の通り。
本書は4・5年生対象となっていますが、分数や少数が一番最初に出てくるのは小学校3年生の算数。「算数の概念」的な内容なので3年生には多少理解し難い部分もあるかもしれませんが、この本に書かれていることを、例えば学校で分数を習う小3の子どもに教えてあげれば「へ~!ママすごい!」となることは間違いありません(笑)
なので小3からでも使えそうですし、受験を考えている子でしたら尚更小3~の使用で問題ないと思います。
普通の問題集では決して教えてくれないであろう内容が満載
この参考書は家庭学習でも塾に通っていても決して教えてくれないであろう内容が満載なのがポイント。
例えば分数の項目だと、まずは「なぜ分数はあるのか」というところからスタート。言われてみればなんで分数ってあるんだろう?私もそこを抜かして子どもに「分数はケーキみたいな円形から考える」なんて教えていました。
その「分数がなぜあるのか」という問題をそして本書では文章と例文を使って教えてくれます。
文章と例文を使ってなんて書くと「なんだか固そうな本?」と思うかもしれませんが全然そんなことはなくて、文章自体は平易で普通に読書する感覚で読めます。
ここまで親が読む前提で書いてしまいましたが、もちろん子どもが読んでも充分理解できる内容です。(そもそも子どもが読むことを前提に書かれている本だと思われます)
ただ子ども自身が読んできちんと理解するようにとなると、やはり小4くらいからが適しているかもしれません。

最初は一時期話題になったこの「一生使える算数力~」と内容が似ているかなと思ったのですが、「一生使える算数力~」が算数の解き方に重点が置かれているのに対して、「秘伝の算数」は解き方を根源から理解しようというところに重きが置かれています。(著者さんの熱い思いが感じられます!)
親が子どもに算数を教えようと思った時、まずは自分が算数を理解しようと思う場面があると思います。そんな時は「一生使える算数力~」よりは「秘伝の算数」が絶対的におススメ。
ただこの「秘伝の算数」は、問題集というより参考書(例題もありますが、すぐ下に解説文章が掲載されています)なので、子どもにガンガン問題やらせるぞーという使い方は適していないと思うので注意です。
さてさて私は今日早速子どもに「分数ってなんであると思う?」と投げかけて「それはね~」とドヤ顔で教えてあげようかと思います。うひょひょ、楽しみ楽しみ♪
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