以前レビューした「東大脳さんすうドリル」。
次男(小3)が現在使用している計算ドリルは「四谷大塚 計算 4年上」です。計算嫌いな次男ですが、次男なりに中学受験を目標にして、毎日ドリルに取り組んではいます・・・
が、やっぱり単純な計算問題が大嫌いな次男。計算問題をやっていると段々イライライライラしてきて、1問間違えただけでテンションダウン。
私も「計算速くなったよね!」(実際は別に速くなっていない)なんておだてたり、「真面目にやりなさい」と怒ってみたり。
うーん、疲れる。
そんなある日、次男が本棚の中から勝手に持ってきて「これをやる」と言い出したのが、この「東大脳さんすうドリル」でした。
確か次男が2年生の時に一度やっていたのですが、面白かったのを覚えていたのかもしれません。当時の次男には難しくてやり残していた問題がいくつか。
そのまだやっていない箇所を自分で探して、何やら夢中で解いていました。
その姿が、クロスワードパズルに夢中になっている私の母のようで、思わず「次男が何だか年寄りに見えるよ」と言ってしまったほど。
改めて「東大脳さんすうドリル」をレビュー
あまりにも次男が真剣に解いているので、私も一緒にトライ。
結果次男を打ち負かして鼻高々。「ママって天才~~」「次男、まだまだね」なんて思わず大人気ないこと言ってしまった・・・。
それで改めて東大脳さんすうドリルをじっくり見てみたら・・・このドリル結構考えられている!
「東大脳さんすうドリル」は基本二桁までの四則演算(足し算がほとんど)で、ただ単純にたし算していけば解ける問題ではあるのですが、問題一つ一つがちょっと考えて解いていくことで、スピードアップしていけるんです。
例えばこの問題。
ただランダムに足してみるよりは、下一桁だけで同じ数になる組み合わせを見付ける方が速いですよね。
そんな感じで改めて次男とこのドリルをやってみて、計算に加えてちょっとした工夫をしていくことでもっと楽しめるドリルだったと再発見。なんだか棚ぼたみたいなラッキー♪っていう気分。
ちなみにですが、次男は二桁以上の筆算(たし算も)なんて大嫌いなタイプ。最近気付いたのですが、次男はたし算の筆算をするときに、繰り上げの数は一番最後に足しているんです。説明しにくいので詳しい方法は省きますが、このやり方は学校算数で習うやり方とは違う~!!
と、こんな感じで「決まったやり方」をするのが嫌いな次男。
この「東大脳さんすうドリル」を、四谷大塚計算ドリルの代わりに「こっちをやりたい」って持ってきたのも納得。やっぱり考える要素があった方が次男は断然好きみたい。見た目も遊びみたいなのがまた次男にはツボのよう。
このドリル、遊びながら計算力アップするのにもってこいかも。そして小3でも十分楽しめるし、中学受験目指してるっていう子にも意外とおススメです。今改めて見てみると、小2・小3くらいの子にぴったりかもと感じました。
ただ・・・足し算の問題が多いので、続編として四則演算満遍なく入っている同系統のドリルがあればいいのに~っていう勝手な希望も。ぜひ続編出版して下さい!中学受験編も希望!もう少し安っぽい紙でいいので、問題数を増やして下さい!
好き勝手言ってすみません。
ちなみに基礎編
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