【中学受験】「4科のまとめ・社会」が傑作! 総復習にも間違い書き込み用にも




一通り中学入試単元を学習し終わると総まとめに入りますが、四谷大塚の総復習用のテキストと言えば「四科のまとめ」。

4科となっている通り、算国理社が出ていますが、特に社会は評価の高さで有名です。

四科のまとめ 社会

 

日能研の総復習用テキスト「メモリーチェック」も有名で全ての受験生がやるなんて言われていますが、四谷大塚の四科のまとめもメモチェに引けを取らない内容で、個人的には四科のまとめの方が使い勝手がいい印象です。

(ちなみに、メモリーチェックは”メモチェ”、四科のまとめは”四まと”と呼ばれています)

 

予習シリーズでは、5年までにだいたいの単元を終えて(一部例外あり)6年前半は総復習の時期。6年前半に穴を見付けて、1つずつ埋めていく作業をするのが一般的ですが…我が家…大きい穴がたくさんありすぎて、総復習に到達していません。

というか、毎週土曜日の週テスト範囲に何とかついていくのがいっぱいいっぱい。6年前半に総復習テキストに手を付けたかったものの、時間がなくて手がつけられず。

ただ通常校舎でも四科のまとめは夏以降のようなので焦る必要はないかもしれません。が、このブログ的には四科のまとめを「市販問題集」の括りで捉えたいところ。そうすると、この「四科のまとめ・社会」が教科書的に使える!! そのため6年生の前半には一通り(1巡目)はやっておきたかったと絶賛後悔中なのです。

 




社会は教科書的に使えるテキストが欲しい

教科書的に使えるテキスト?何それと思われるかもしれませんが…

社会は、歴史なら流れ、地理なら地理的要因の理解が大切なのは言うまでもありません。ですが、社会は暗記要素も大きくそこは避けては通れません。やはり社会は効率的に暗記するのがポイント。

当然ですが、覚えている用語をいくらやっても意味がありません。覚えていない用語を探す作業が大事なのですが、1度で覚えられない用語って、大抵2度も3度も間違えます。

だから「暗記できていない用語」を把握しなくてはならず、それはノートに書くのでも何でもいいのですが。私は元々ノートを取ることも時には非効率になりうると思っているので、そこで欲しいのが教科書的に使えるテキストです。

 

具体的には、テスト等で間違えた用語があれば、その教科書テキストの該当用語にマーカーなどで印を付けておきます。また教科書テキストに載っていない事柄は手書きで書き込みます。

そして次回社会を勉強する際は、マーカーが付いている箇所の確認(暗記)からスタート。社会を勉強するときはいつも隣に置いて、間違えを書き込むだけでなく、分からないところを調べるのにも使えるお友達のようなテキスト!これです。

先日やった四まとの年号の箇所。このように、テストで間違えたところは書き込んでいきたいのです。

 

このように、教科書テキストは一度間違えた用語を把握することと、暗記を定着させることを目的に使います。その際大切なのは、教科書テキストは1冊であること書き込みやすいこと。

 

この条件の中で1冊にまとまっているのは必須で、教科書テキストが何冊もあると該当箇所を探すのが大変ですからね。(例えるなら、大学受験で言う山川の日本史のようなものが欲しいということ。って最初からこう書けば一発でしたね…)

 

社会の教科書テキストは四まとがいい!

そんな教科書テキストが欲しくて、本屋に行く度に社会参考書を片っ端から物色していました。

ハテナに答える社会や特進クラスの社会もいいのですが、分厚くて書き込みにくいので個人的にはNG。メモリーチェックは内容がもう少し詳しかったらいいのですが、あとは独立開きしないので書き込みにくい。

結局しっくりくるものがなくて、「教科書テキストはないんだ。1冊にはまとまっていないけれど予習シリーズを使おう」と思っていたところ見付けたのが!家で埃をかぶっていた四科のまとめだったのです。(塾で購入必須だったので買ったものの、開くこともなく眠っていました)

四まとは社会科単元全てが1冊にまとまっているし、予習シリーズと同じく開くとA3という大きさです。独立開きするので、子供も余白に書き込みやすい! その上内容が詳しく、そこはさすが四谷大塚です。(受験生は四まとを2巡も3巡も完璧になるまでやるのも納得。)

 

社会の教科書テキストは四まとで決まり!!

 

ここまできたのですが、四まとは穴埋め方式のテキスト。手を付けていない我が家の四まとは空白だらけで(と言うか空白だけ)、間違えた箇所にマーカーを引くにも空白に引いてもねぇという状況です。

あぁ、6年の4月から四まとやっとけばよかったーーーー!!!(←今ココ)

 

実際四まとの使い方を詳しく解説してくれているブログでも、6年の4月から始めるといいと書いてあります。せめて四まとの中身を一度でも確認しておけば、これは!今すぐやらなければと気付いたのに。

ちなみに、秋以降は理社も通塾すると息巻いている長男は「四まとを塾で使う時がきたらどうするんだ(泣) やってあったら怒られる」と不安がっていますが、そんな時は新しいのを買えばよろしい。

四谷大塚校舎では解答ノートが購入できるようですが、我が家は直接書き込む派なので新しく買うかコピーで対応する予定です。

 

四科のまとめ・社会のいいところ

四科のまとめは通塾していなくても、四谷大塚公式サイトから購入することができます(各2,000円+税)。また、下リンクから紙面見本が閲覧できます。

>>>四谷大塚ドットコム 四科のまとめ

 

四科のまとめ社会のいいところは、独立開きするし余白が多きので書き込みやすいところ。その上カラーで見やすい! 米作りの作業では写真も掲載されています。

著作権とかありそうなのでモザイクかけています

 

内容は詳しく、基礎編・発展編に分かれています。この発展編も素晴らしく、例えば「文化に関するおもな用語」「人物」(写真も掲載されている)「重要な史料」等々があり、重要な史料では史料の穴埋め問題もあり!

例えば過去問をしていて、何の史料だろうと思った時もこちらを見れば一発です。

 

そして教科書テキストとして完成させるためにタックシール貼ろうと思っています。

 

ということで、家庭学習にもおススメの四科のまとめ社会! 我が家、最近少しずつコツコツ進めています。とりあえず8月中には1巡目終わらせて辞書テキストとしても活用する予定です。

 



8 件のコメント

  • あっぷーさん、こんにちはー^^

    6月下旬に5年下巻を注文するときに社会だけ四科のまとめも注文してみました。夏休みに今までの地理の復習に使おうかなと。あっぷーさんのお墨付き見て『よっしゃぁ〜』とガッツポーズです。夏休みはこれと歴史の先取りの予定です。・・歴史は漫画だけになるかも(⌒-⌒; )

    理科のおすすめ、いろいろ探してますが暗記だけじゃないので、コンパクトにまとまる、のは難しいのでしょうかね。計算問題は解かないと慣れないし、実際の入試問題では実験方法を提示して色々と問いを解かせるものをよく見るので問題に数当たるしかないと考えると、『これ一冊で!』というのはないのかな。

    • とんとんさま コメントありがとうございます。
      もう四まと買われていたとは!!さすがです♪ 夏休みの復習にぴったりですね、うちもやってみようかな~。でもうちの場合は復習じゃなくてゼロスタートになってしまいそうで怖い(;’∀’)
      夏休みの歴史も欠かせないですよね。地理は1年半かけてここまできましたが、歴史は半年。スピード速すぎで付いていけるかな…。

      理科はなかなか難しいですよね。四まと理科はいまいちですし、サピの方がいいのかなぁ。どれをメイン教材にするか悩んでいますが、早稲アカのマスターノートはなかなかいいです。
      市販されているのかな?近々調べてみて記事にしたいと思っています♪

  • 予シリに、四まと、なるほど~、そういう風に言うんですね~。ちょっとカッコイイ♪
    なるほどなるほど~。あっぷーさん家での勉強方法が手に取るようにわかる記事で、参考になります!!

    山川の日本史、高校の時、私も使いました!!
    あの表紙を見ると、今でも高校の日本史の先生の顔が浮かびます^^
    でも、歴史はさっぱり忘れてしまいました・・・・。結構な得点源でしたが、忘れるのも早かった…。
    先日長男に、「ママって結局勉強しても全部忘れるんだね…何が得意なの?」と突っ込まれ、イタタ…

    歴史、娘は興味を持ってくれなさそうな予感がします。。。
    なんとなくですが、歴史は男の子は強い?羨ましいなぁ。
    一応、男の長男は、ねこねこ日本史とか好きだったし、
    さら~っと流れを追いかけるのが得意っぽかったのですが、
    娘は大丈夫かいな…現時点で暗記キャパが小さいので詰め込めるか…
    夏休み、漫画だけでもせめて読む!!が鉄則?
    我が家は歴史漫画を持ってないので、あっぷーさんのレビューを参考に
    購入しようと思っています。

    まだ5年生だしと思ってはいたのですが、
    よく考えれば、一通り中学入試単元の学習を5年のうちに終えるとなると、
    もうすぐ折り返し地点ってことですもんね。
    思ったよりもあっという間です。

    ちなみに四谷では夏期講習で理科は実験をいっぱいやるという話だそうで、
    ホントかなぁ・・
    実験やれば理科の成績あがってくれるのかなぁ・・・。
    算数と同レベルに理科が足を引っ張るので、
    娘は、国語と社会で受験できたらいいのになんて言ってますが、
    そんな中学受験聞いたことないわ…ですね。(苦笑)

    我が家、穴が大きすぎて大きすぎて、結局ふさがらないのではないか・・・と不安ですが、
    その時はその時。それもまた人生!!な~んて思ってなきゃ、
    やってられんわ~って今日この頃です。

    • kinuさま コメントありがとうございます。
      長男くんのセリフにドキッ。私も大学受験が終了した瞬間に山川教科書全てを一瞬で忘れた人間ですので…(;’∀’)
      キャパが狭いので、覚えたものを忘れないと新しいものが入ってこないのと自分に言い訳しています。
      歴史は興味がない子だと勉強が大変そうですよね。うちも長男は歴史が好きですが、次男が歴史なんて全く興味なしというタイプ。
      夏休み明けからの歴史。半年で歴史を終わらせるのってすごくハードじゃないですか(涙)

      地理は1年半だったのに、歴史は半年。まっさらな状態からの半年なので、いったいどれだけ苦労するのだろうと今から恐ろしいです。
      年号など~、どう覚えていけばいいのだろう。
      やはり夏休みに歴史漫画。長いと読まなさそうなので、コナンとか娯楽性の高いものを買おうかと思っています。あとはyoutubeの面白動画も長男は観たりしています。

      娘さん、国語と社会で受験♪ うちは算理で受験できたらいいなぁ~。
      2教科得意ならば、国語と算数が得意だと可能性は広がるんですけどね。上手くいかないですね。

      うちも今後どうなるのか?さっぱり分かりませんが、中学受験が全てではないし、何にせよ「いい経験をした」で終われば万々歳なのかな~と思っています。

  • ありがとうございます。
    再読で「教科書テキスト」にようやくピンときました。
    コンロなしにハッ?とした後です。

    予習テキストのようなものを読んで、理解して、暗記するという連続ハードルは正直、継続し難いなと思われたうちの子では、基礎知識は穴埋め問題集(必ずページのどこかに答えは書いてあるようなモノ)だけを繰り返して、足りないところはマンガで理解を補うという感じでやらせてました。

    そのおかげでメモチェもそらで穴埋めは出来ており、記述部分だけは繰り返そうかと、次のメインは、もうちょっと深く理解する段階に進みたいと思った、ところの、この記事で四まとにします。

    いつも自炊して、日割りプリントにするのですが、これは教科書テキスト用の2冊目も買う事になるのかも。

    • キムさま コメントありがとうございます。
      テスト等で間違えた箇所を把握するため(間違えたところに印を付けて、印が付いている箇所だけをあとあと繰り返す)の教科書テキストが欲しくて、それだとメモチェより4まとの方が使い勝手がいいです。
      開きやすいとか、該当箇所が分かりやすいとかです♪
      4まとをいつも持って、授業やプリントで間違えた箇所もチェックしてくれればいいのですが…。長男が自分でそこまでできるハズもなく、私がやらないとというところです。
      中受を通して、勉強の仕方も少しだけでも見付けてくれればいいのになぁといったところです。

      小5次男も中受しなさそうですが、4まとかな~。コツコツやらせてみようかなとも思っています。

  • あっぷーさま
    いつも参考にさせていただいています。
    現在、長男が5年生で、社会についてはこちらの記事を拝見して、四科のまとめに情報一元化を進めています。
    理科についても同じように、情報一元化を進めたく、四科のまとめや、コアプラスなど、まとめ系のテキストは一通り見たのですが、どれもピンとこない状況です…。
    よろしければ、理科についてはどのように対応されたか、教えていただけますでしょうか。
    また、早稲アカに在籍しているのですが、6年生の理科のマスターノート(テキスト?)は、一元化に使えそうでしょうか?
    どうぞよろしくお願いいたします。

    • みゆあさま コメントありがとうございます。読んでくださり嬉しいです~♪
      そうなんです、理科も一元化したいですよね。私もそう思って色々見てみましたが、現状一元化できる問題集が見付けられず、情報提供できずすみません(涙)
      四まと、コアプラスも一元化にピンとこないの、分かります。
      理科は暗記範囲、計算範囲など単元が広いので1冊の問題集にというのが難しいかもしれませんね。
      理科の一元化というところまではいかないのですが、理科の計算問題は「魔法ワザ」に集約。類似問題はコピーしてはさんだり。計算問題は魔法ワザに多少集約したりはしていました。理科の計算問題に強いと有利なので、これは結構お勧めです。6年生になると塾からの課題が多すぎて、なかなか他のことをやるのは難しいので、5年生の今こそお勧めかもです。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です