数研出版の「体系数学」シリーズ。こちらを教科書として使っている中高一貫校も多いようです。
長男が通う中学では、数学は「代数」「幾何」に分かれており、やはり体系数学(テキスト)を教科書として使っています。
体系数学シリーズは、通常の数学教科書とは違って、「代数」「幾何」に分かれているのが特徴です。
通常の教科書は、代数と幾何がごっちゃになっているカリキュラム。ですが、思うに幾何と代数に分かれている方が理解が捗る!
幾何と代数がごちゃまぜカリキュラムだと、数学授業が、代数になったり幾何になったり。いちいち流れが分断されるので、効率が悪いように感じます。代数と幾何に分かれていると、頭の中も整理しやすい・・・。
それで、この体系数学シリーズ。一部ですがAmazon等で購入することができます。そのため、体系数学シリーズを家庭学習に使うの、大いにあり!
下図が、体系数学1の関連教材一覧。私が調べた限りAmazon等で購入できるものは●を付けています。(ちなみに、代数・幾何の「1」は、中1と中2範囲)
準拠問題集 | ||||||||
チャート式参考書 | テキスト | パーフェクトガイド | 標準 | 発展 | 基礎~発展 | ノート 標準 |
ノート 発展 |
|
代数1 | ● | ● | ● | × | × | ● | × | × |
幾何1 | ● | ● | ● | × | × | ● | × | × |
まずは基本となるテキストがこちらです。


コンパクトで持ち運びしやすいサイズ。紙が薄めなので、めくりやすいです。

そもそも代数・幾何に分かれているので、目的の単元が探しやすい!
その上、目次には中1・中2の印が入っているので、探している単元が何ページかすぐに分かります。「これ、どうやって解くんだっけ」「公式なんだっけ」という時にササっと取り出せてすぐに見つけられるので便利。

長男が教科書として使っているのは知っていて、購入したものは長男の置き勉用にしようかなぁと思ったのですが。
ちょっと使ったら、解説が分かりやすいし、持ち運びしやすいし、1冊あれば安心!で、いやいや、これ私が使うわ~~って、結局は自分用になりましたよ。
解説が分かりやすいので、取り合えず手元に置いておきたい1冊。ただ、ポイント的なもの(例えば、反比例のグラフは、定数の約数をxに入れて、Yを求めて座標を取ろうみたいな)は載っていません。そのため、そういったポイント的なものは、どんどん書き込んでいくのもいいかもしれません。
そういうポイントは、ネットで検索すればいくらでも出てくる(動画やスタディサプリ)ので問題ないかと。もしかしたら、パーフェクトガイドがあれば盤石なのかもしれないので、購入したら追記します。
体系数学シリーズの完全準拠問題集
この体系数学のいいところ。それは、体系数学の理解をサポートする参考書や問題集が充実しているところです。
書店で購入できる問題集(基礎~発展)は定価756円というお手頃価格。
【基礎~発展】


ちなみに発展編は一般では購入できない(メルカリなどでは可能。Amazonでは中古等あり)ようですが、手元に発展編があるのでレビュー。
【発展】


体系数学のテキストはコンパクトサイズでしたが、問題集はテキストよりも少し大きめサイズです。
体系数学のシリーズは何より紙が扱いやすいのが最高です。紙が薄くて柔らかい~~。

そして中身ですが、これが!!めっちゃいいです。予習シリーズの演習問題集をギュッと濃縮させたイメージ。問題数がとにかく多い。ページ数もかなりあり(100ページ)。これをやれば力が付くのは間違いないだろうって内容です。
余白は多くないので、ノートに書く。何巡かしたいな。
書きながら思ったのは、体系数学は四谷大塚の予習シリーズに近いかもってこと。テキストが分かりやすいので自学自習できるのと、関連教材が多い。そして良問揃い。
うん、これはまさに予習シリーズ!!
ただし・・・この体系数学は、基本的に大学受験を見据えて。だと思うんですね。そのため、体系数学が高校受験にどの程度有効なのは未知数。今後次男で検証していきたいと思います。(先が長い話ですみません)
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