ー2016年1月4日ー
私が塾や予備校に通った経験がないので、大手進学塾の実情は全く知らずに今の今まできてしまいました。でも自分がちょっと「家庭塾を開きたい」と思ったこともあり、俄然大手塾に興味津々となっている現在。
子どもをダシに大手進学塾の実情調査をしている時が一番楽しいひと時です。
子どもに「ここはどうやって教わったの?」「ここの説明には何分くらいかけてた?」などなどしつこく聞いていたら、
子供にウザがられています。
最初から子どもたちに「あなたたちはスパイだからね!」と言っておいたのに、なかなか任務を全うするのは難しかった様子。チッ。
最初はウキウキ「ぼくたちスパイなの?」とか喜んでたくせに!
通塾開始は小3?小4?その意味とは
それではじめの話に戻ると、中学受験するなら通塾開始時期は小3とか小4とか言いますよね?
今まで私は「そんなもんか」と思いつつも、この小3と小4の違いについては考えたことがありませんでした。中学受験のための勉強をする期間が小3なら4年弱、小4なら3年弱くらいの考え。
でも今回子どもたちを塾の冬期講習に通わせてみてこの時期の本当の意味がようやくわかりました。
それは恐らくですが・・・塾での算数が学校準拠から外れる時期の違いではないかと。
私は塾通い開始は小4でも遅くないと聞いたことがあったので、そんなもんかと思っていました。でも今回子どもの小3重要単元という参考書プラス問題集を見ていたらですね、、、
小3の範囲、学校算数とまるっきり違いますからね。
全ての塾が同じかは分かりませんが、どうも今息子が冬期講習で通っている塾は小3(実質的には小2の2月)から学校のカリキュラムとは乖離した中学受験カリキュラムが始まるらしいです。正確には中学受験カリキュラムの先取りです。
小4で習う植木算や周期算なんかをある程度先取りしていく感じです。
書いていいのか分からないけど書いてみます
息子がもらってきた3年生のテキスト(勝手に復習しとけみたいな意味合いっぽいです)の内容です。
- かけ算(こちらは筆算なので3年生の範囲)
- 割り算(あまりのある割り算、割り算の筆算は学校なら4年生ですが当然あり)
- 少数(少数の筆算もあり。これも4年生の範囲)
- 分数(帯分数・仮分数は当然・分母を合わせる計算もあり)
- 和差算と分配算(以下当然3年では未習のものです)
- 植木算
- 周期算
- 集合(ベン図)などなどなど
なんか全部書くとヤバそうなのでこのあたりにとどめておきますが、見ての通り学校で勉強する3年生算数とは全く乖離しています。というより、小4から始まるカリキュラムの先取りですね・・・。
つまり、4年生(実質3年生の2月)から入塾するとなると、これらのことは家庭で一通りやっておかないと最初苦労することにもなりかねないということ。
なかなかハード!もちろん復習的な授業から開始されることも考えられますが、実際追いつくのまでは少し大変かもしれません(もちろん全然追いつける範囲ですが、最初はちょっと時間が取られるかもという意味あいです)。
うちは偶然サイパー算数や勉強サプリで上記のことをやったことがあったので、今回の冬期講習にはなんとかついけています。でも全く未習の子はいったいどうするんだろう?
大手塾に通っている子をフォローする家庭教師さんや、フォロー専用の塾が存在する意味がようやく分かった気がします。
塾通いに関する記事はこちらもどうぞ(時系列的には下から上に進んでいく感じです)
充分収穫があった今回の冬期講習
今後我が家が2月以降も通塾を継続するか(長男が若干中学受験しようかなモードになっているため)、それともこれで終わりかは分かりません。ただ今書いたようなことを知れただけでも大収穫です。塾生用のテキストをくださって、ありがとうございます!!
これでゆくゆくは通塾を検討している子も家庭塾に受け入れ可能です!わーい。
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