【低学年】論理的に読む練習に「出口の日本語論理トレーニング」




最初に結論を書くと、「出口の日本語論理トレーニング」は一般的な国語問題集とは全く別物です。パッと見は「同じじゃない?」と思うかもしれませんが、実際子供にやらせてみるとその違いが分かると思います。

普段子供たちが取り組んでいる国語の文章題は、言ってみれば「文章を理解できているかの確認」であり「文章題に慣れるための訓練」です。

ですが、この「日本語論理トレーニング」は文章を論理的に理解できるようにするための問題集です。

その日本語論理トレーニングを詳しく紹介したいと思います。

 




『出口汪の日本語論理トレーニング』ってどんな問題集?

小学館から各学年とも「基礎編」「習熟編」「応用編」の3種類が、1~6年生まで出版されています。

合計18冊。1年生はピンク・2年生は赤・3年生は緑と学年毎に色分けされています。

出口汪の日本語論理トレーニング 小学一年 基礎編: 全学力を伸ばす基本ソフト 論理エンジンJr.出口汪の日本語論理トレーニング 小学二年 基礎編: 全学力を伸ばす基本ソフト 論理エンジンJr.出口汪の日本語論理トレーニング 小学三年 基礎編: 全学力を伸ばす基本ソフト 論理エンジンJr.

日本語論理トレーニング小学生シリーズは、全国の先進中学高校で使用され受験実績を上げている「論理エンジン」を小学生用に噛み砕いて論理エンジンJrとしたもの。

それでは出口先生の「論理エンジン」とは??

「論理エンジン」で述べる「論理」とは、もっと根本的なもの――「ものごとの筋道」を指しています。

私たちは日常においても知らず知らずに論理を使っています。つまり無意識のうちに筋道を立てているものなのです。(中略)

文章を筋道立てて追うこと、すなわち論理的に読むこと――これさえできれば、現代文の得点力は大幅にアップします。それだけではなく、英語、古文、漢文などの読解力もまたアップするのです。

 

つまりこの問題集は、文章を筋道立てて追うこと(論理的に読むこと)をトレーニングする問題集ということ。

(出口先生の「論理エンジン」に興味ある方は出口先生の「論理.jp」も覗いてみてください。「国語力」ってイマイチ何のことか分からなかったりしますが、論理エンジンのサイトを読むとなるほどと納得しっぱなしになりますよ!)

 

国語の文章題を解くのに読解力が必要なのは言うまでもありませんが、その読解力は文章題を解くことではあまり向上していきません。

よく言われているように読解力向上には「解くより読め」です。

 

そういった意味でこの日本語論理トレーニングは、ただの文章問題ではなく「設問を解くことにより、文章を論理的に読む訓練してくれる問題集」なので、小学校低学年でも取り組む価値が十分あると思います。

 

文章を筋道立てて追うことは全ての教科に通じる

我が家では今子供が最レベ算数をやっていますが、算数をやっていても「文章を筋道立てて追うこと」の大切さを実感しています。

長男がやっているのは小2の最レベ算数ですが、こちらの問題集の文章題がすごーく難しい。

文章を整理できてしまえば簡単なのですが、文章が捻ってあるので、文章を整理して理解するのがすごく大変。
私も一度読んだだけでは一瞬アレ?ってなります。そう、算数だって文章題を解くのには読解力が必要なんです。そしてこの読解力は全ての教科で必要なものなのです。

 

日本語論理トレーニングのおすすめポイント

  • 設問を解いていくことにより、自然と文章を論理的に理解する力が身に付くような構成になっている
  • 設問で取り上げられている文章が良く、正しい日本語に触れられる。音読教材としても使える。
  • 単元がくっきり区切ってあるので、子供がどこで躓いているかを把握するのに役立つ
  • 段階別(基礎・習熟・応用)になっているので、子供の国語力に応じた部分から始められる

 

ユニークなのは、国語の問題集なのに「算数の文章題」が登場したりするところ。算数の文章題ってある程度の読解力がないと読み解けないよな~って気が付きます。

 

最後に1つ…この問題集の欠点を挙げるとしたら「値段」です。1冊1,000円。その上本の厚みも手に取った感じ薄い…。いや、ですが問題数を数えてみると(手元にあるものは全部)どれも30問あり、ページも60ページ以上はあるんですが、1学年分すべてやると3,000円は少し悩む価格帯です。

学年で分かれている「基礎・習熟・応用」を1冊にして2,000円くらいにしてくれないかしら?なんていう勝手なつぶやきもありつつでした。

その他出口先生に関する記事はこちらもどうぞ♪

 

 



19 件のコメント

  • はじめまして。
    我が家はブログ主さんと同じ年の子ども(3年生)がおり、
    中受させない組(夫婦共に経験者、でも子どもにさせるのは単に面倒くさい)、
    でも地頭だけは耕してやっておきたいという方針。
    非常に近しい方針をお持ち(と勝手に共感しております)のこちらのブログ、
    隅から隅?まで参考にさせていただいております。

    出口先生の「日本語論理トレーニング」は本当にすごいですよね。
    本は大好きなんだけど、いわゆる読解問題になると固まってしまっていた我が子をも
    “読み方がわかった!”と開眼させてくれた貴重な1冊です。
    以来、親子で出口信者です(笑)。

    これに関連してもしご存知だったら教えていただきたいことがひとつあります。
    私としては、トレーニングの応用編まで終えた後もまだ一般の問題集は手を出さず、
    引き続き出口シリーズの中で良いものを選択して習得させてから、
    と考えているのですが、

    ・新日本語トレーニング基礎国語力
    ・論理エンジン小学生版
    ・読解・作文トレーニング

     もしこの中から選択するとしたら、どれを次にさせたらいいと思われますか。
     また“これは要らない”と思われますか。
    (中身をご存知という前提での質問となってしまいますが・・・)

    個人的には、緑色の論理エンジンは、若干易し目という印象もある一方で、
    新日本語トレーニングは使われている素材も手ごたえありそうという印象があり、
    次取り組むならとおぼろげに考えています。
    水色の「読解・作文―」は来年でもいいかな、とも思ったり。

    初めてのコメントなのにとっても不躾な質問を投げかけてごめんなさい。
    お分かりになる範囲で教えていただけると大変有り難いです。
    よろしくお願いいたします!

    • MMさま コメントありがとうございます。考え方似てます(笑)なんだかんだ言って受験は面倒くさいですよね~。私が子供を塾に入れない理由の一つに「送迎がやだ」というのがありまして…。はい。(もちろん子供が受験したいと言えば全力で応援はします)
      出口いいですよね~。日本語トレーニングを子供にやらせていると親が目から鱗だったりしますよね。
      ご質問の件。私は勝手に問題集レビューをしているだけなので偉そうなことを書ける立場にはありませんが…。
      トレーニングの応用までを終えられて「論理エンジン」に戻るのは少し勿体ないかも。内容が簡単なので。論理エンジンをやるとしたら少なくとも4年生以上のものを見てみてお子さんにとって「少し難しい」程度のものを選ぶと良いかもしれません。ですが長い文章を読むのが苦手ならぴったりです。
      新日本語は小4~対象なので難易度もトレーニング3年よりは上がっているので移行するならここがいいかも?
      作文の方は読解というより基礎の国語力という感じ・・・。

      すみませんまとめます。

      選ぶのならお子さんの国語力のどの部分を強化したいかにもよるのかも。
      ・やや長い文章を読む訓練というところを重視するなら緑の論理エンジン。
      ・基礎はマスターしていて読解力を強化したいのなら新日本語トレーニングの読解。
      ・文章読解というより国語の文章組み立ての基礎なら読解作文トレーニング。
      といった印象ですがいかがでしょう。

      我が家ですと長文読解が苦手なので新日本語トレーニングに移行かなと思っています。小4~対象なので、難易度もそこそこです。対話形式なのが個人的にはマイナスですが・・・。

  • ずうずうしい質問にも関わらずご丁寧にありがとうございました!
    なるほど、そういう使い分け方と視点ですね~。腑に落ちました。
    さすがです。参考にさせていただきます。たぶん赤と青を選択するかと思います。笑。

    中受は子どもも大変ですよ~。
    私自身は塾の友達にも恵まれて、結果やってよかった(私立に行って良かった)と
    思いますが、
    渦中にいた時は神経性胃炎で病院のお世話になったり、10円ハゲできたりと、
    なにかと親を騒がせて大変でしたから。
    そして夫は典型的な燃え尽き症候群だったとカミングアウトしてます。

    あとは・・・男の子で心から行かせたい!と思う学校が思い当たらないというのも正直なところですね。

    あ、ちなみに夫はあっぷーさんの先輩です。よく神宮界隈で旗振ってます。
    また情報交換させてください!今後ともよろしくお願いします。

    • MMさま レスありがとうございます。MMさま素敵すぎます。中学受験を「面倒」と言い切ってしまう潔さ。ありがとう代弁してくれて(笑)という心境です。

      私は中学受験の経験はありませんが、MMさまの貴重な経験談を教えてくださりありがとうございます。神経性胃炎、10円ハゲ・・・、ついつい見過ごしがちですが子供も大変な思いをしているんだなぁと実感。そして燃え尽き症候群も。考えさせられます。

      男の子で心から行かせたいという学校が思い当たらないという意見も新しくてすごい心躍りました。こういう忌憚ない意見を聞かせてもらえるのがブログの醍醐味かもしれません。

      ご主人が先輩とは♪ 私は今でも辛いことがあると校歌歌っているので(自分が体育会出身ということもあり)先輩と聞いただけで親近感です。

      ぜひ今後もブログに対する批判でも結構なのでご意見いただければすごーく嬉しいです、よろしくお願いします。

  • ややっ、勝手に夫がセンパイですなどと大きく出てしまった・・・と思いっきり恥じ入りましたが、
    少なくとも夫よりお若いであろうとお見受けしてのコメントです。大変失礼いたしました。
    いろいろ通じ合っていただけたようでこちらも嬉しいです。

    加えて中受に前向きになれない理由・・・
    ひとつは男の子はどこで伸びるかわからない、
    もうひとつはもっと長い目で見たら別の投資をしてもいいんじゃない、
    というのもあったりします。
    藤原和博さんが“私立に行かせるお金があるなら海外留学させたほうがいい”と
    どこかでおっしゃっていましたが、これには激しく同感です。

    昨日の話に戻って、惚れるほどに行かせたい・行かせる価値のある私学・・・男子になると本当に少ないですね。
    夫も私も、理念も立ち位置も中途半端な私立だったら行かせるだけお金の無駄、
    というシビアな考え方です(笑)。
    あと、大学付属校は基本は大学の経営基盤強化のための装置のひとつとしか思っていないので、
    これまた積極的に入れたいと思っていません。

    で、今の息子を見る限りは基本勉強嫌い。
    どんなに頑張らせても、おそらく中途半端校にしか届かなさそう。
    だったらあらかじめ回避しておいたほうが無駄がないだろう、という超合理的な判断もあります。笑。
    ただ、英語とスポーツだけは好きみたいなので、そこで勝負させるものいいかな、と。
    ズラしの勝負ですね。

    子どもの個性と資質を伸ばすことを適切なタイミングで親が見極めてやらないといけないとは思いますが、
    その多くの選択肢が中学受験だけ(かよ)、というのもなんともわびしいような気がしています。

    • MMさま なるほど~、いろいろ参考になります。「子供の個性と資質を伸ばすことを適切なタイミングで親が見極めてやらないと・・・」というのは本当にその通りですよね。それは私もいつも思いつつ、ついついわが子のことになると冷静にみられない自分もいるのが悩みどころです。
      うちも勉強は大嫌い。MMさまのお子さまと同じく中学受験をさせてもたいした結果は残せないだろうなという状態。結局本人のやる気なんですよね。だからMMさまが以前書いてくださったように、最低限本人が勉強をしたいと思った時にスムーズに始められるように最低限の家庭学習はしておきたいという思いがあって家庭学習に取り組んでいます。
      お子さん、英語とスポーツが好きなんですねー。英語好きとは羨ましい。何か得別なきっかけがあったのでしょうか。うちは5年海外に住んでいて現地幼稚園に通っていたのに英語が大嫌いですし興味もありません。欧米人の子供たちが体が大きかったりなんかで怖かったのが原因のようです。スポーツはスポ少をやっていることもあって大好きなのですが運動神経悪いんですよね(笑)
      なのでうちなんて勝負できるところと言えば「勉強」しかないんじゃない?なんて思うのですが、その勉強もね・・・(苦笑)
      なかなか上手くはいきませんが、そこが育児の面白さだと思って。子供を通して新しい世界を体験させてると思って自分も楽しみながらいきたいものです。

  • そうです。楽しみましょう!
    親は子どもの下僕ではないし、子どもも親の下僕ではない。
    子育てとは人格を認めて高め合うことだ(理想は)、最近そう思います。

    また立ち寄らせていただきますねー。

  • 小2習熟編が終わったので、小3基礎編を始めました。
    やはり、愚娘は三割程しか出来ません。
    このシリーズ、答えは書いてあっても、なぜそうなるか、が無いんですよね。
    いいテキストないですかね〜。

    • 小4愚娘さま コメントありがとうございます。
      確かに解答が・・・ですよね(;^_^A
      ただ、問題自体が解答といいますか、論理的な問題なので。問題を解くこと自体が解答みたいなタイプの問題集かもしれません♪

  • あっぷーさん こんにちは。
    梅雨入りのようなお天気でちょっと気が滅入ります。
    今日はこちらに出没させてください。

    またもや長男のことです。
    スタサプで国語も始めたのですが、基礎でありながら正答率の低さ…
    どう?と聞くと、「意味が分からない時がある。」とか言い出し…ん??と思いつつ、
    ちょっとこのままでいいのか?と少し観察中です。
    (まだ始まったばかりなのですが)

    もともと語彙力は学年以下、漢字も微妙、文章問題はフィーリングで解く。去年初めて受けた全統の国語でストーリー把握と部分理解は7割8割くらいの正答率。学校のチャレンジテスト(単元テストの合間にあるような教科書外の問題が出るテストでは満点)。
    読書は高学年になって急に本を読みだし、速読か?!というほどななめ読みですが、文字には触れています。あと、新聞は欠かさず読む。
    朝小を取り始めて毎日のスクラップと要点にマーキング。
    よくわからないのですが、高学年になって飛躍的に国語力はあがったのですが、なんせ語彙力がなさ過ぎて足を引っ張ってます。

    本人もスタサプでリズムがついてきたので、一気にスタサプで完結してしまいたいところですが、国語はちょっと違う??と思い始めました。今更ながら(テキストも買ったのに!(苦笑)
    路線変更?したほうがいいのかなと….
    右往左往し過ぎて恥ずかしいです。

    私も夫も高校時代から出口を知っていて、私は通信で習ったことがあったので、夫婦ともに立派な出口信者です。長男も朝小で出口式を知って以来、すっかり出口信者になっていて、年長の妹に朝小の出口のコーナーを切り抜いて解かせちゃったり。自分のことはさておいて他人事(笑)
    この前本屋で「出口の論理式の問題集を買ってよ~」と言われていたのですが、つい聞き流してしまっていました。本人もあれもこれもは出来ないとわかっているようで、半分冗談に。

    出口の問題集もいろいろあるんですね。迷ってしまうくらいです。
    その中でも日本語論理トレーニングをチョイスされているということは、アップーさん的に一番のお勧めなのでしょうか?
    語彙力強化しつつ、国語力アップ、上記のような状況において長男には今更出口に手を出すのはちょっと遠回りでしょうか?
    いつも聞いてばかりで本当に申し訳ないです。アドバイスを頂けないでしょうか。

    正直、長女も国語で苦労しておらず、私自身も国語で苦労した記憶がなく、なんとなく出来てた感じだったので、漢字に苦戦したり、国語が苦手な長男の躓きのポイントをいまいち理解してあげれぬまま6年生になってしまいました。
    本人も問題の読み取りができていないことから他教科でも点数を落としていたりすることがあるということを自覚しつつあり、算数同様にいや、算数以上にどうにかしたいという気持ちがあるようです。
    (先週の理科のテストでもそういうことに遭遇したらしく…)

    • ニューkinuさま コメントありがとうございます。
      大学受験を経験している者なら誰もが知っている出口先生様ですよね♪ わたしも当然出口信者です!

      日本語論理トレーニングおススメです。論理エンジンは正直他にもあるタイプの問題集ですが、日本語論理トレーニングは非常に出口先生らしい問題集です。
      長文をまるで「算数の公式」のように可視化できるので、特に男子には分かりやすいかと。
      あと長男くんは自ら勉強できるタイプのようなので、新日本語トレーニングはいいかも。
      対話形式で問題を解き進めていくので、自学自習しやすいです♪ その対話(小学生キャラ)も絶妙ですごく分かりやすいです。
      長男くんの読解力だと簡単なのか?ぴったりなのか?ここでは分からないので、ぜひ一度手に取ってみていただきたいです。

      ただ出口は「文章を正確に読み解く」ための問題集なので、語彙力というとまた別かも?ですがそこは朝小新聞で問題ない気もします♪

      • あっぷーさん こんにちは。
        アドバイスありがとうございます!とても分かりやすく書いていただき、
        考えた末、日本語論理トレーニングの基礎編の小4から始めてみることにして、ポチってみました。
        長男の食いつきもいい感じです。確かにこの薄さでこのお値段は…ですが、出口教およびあっぷー教としては文句なしです(笑)
        語彙力…確かに朝小を毎日読んでスクラップ、線引きしていればそれで充分ですもんね。
        にもかかわらず、漢字は全然だし、日本語も拙いので、んーーなんとかならんかなといつも長男を見てて思います。先日、公立中高一貫校の模試を受けたのですが(長男は受験しないのですが、お試しに)
        「適正Ⅰ、Ⅱとも難しくてわけわからんかった…」と言ってましたが、「総合」の問題は楽勝だったと言って得意げに帰ってきました。新聞勉強は少しは役に立つのかな?と思ったり。
        とりあえず4年生から始めて夏休みを使ってそのほかも手を出してみようかなと思っています。
        アドバイス本当にありがとうございました!

        • ニューkinuさま
          コメントありがとうございます。
          日本語論理トレーニングお高いですよね~(涙)3冊セットで1,000円希望ですが、出口だし仕方ないですかな・・・??
          模試受けたのですね。中高一貫模試については全然分からないのですが、総合問題が楽勝♪ 結果が楽しみですね~。結果を見たらまた長男くんの弱点や得意分野も見えてきそうで楽しみですね。
          男の子は語彙・漢字苦手なタイプ多いのかもしれません。こちらからするとヤキモキしちゃいますが・・・。そういえば、私の弟は勉強ができるタイプですが、彼の書く文章はびっくりするほどひどかったです(;´Д`)本もたくさん読む(部屋の床が抜けるくらい持っています)んですけどね。そんな例もあります( ̄ー ̄)

  • こんにちは。弟さんのお話、なんかすごく希望が持てます!!( という言い方は失礼ですね^^;)
    語彙漢字、文章…どうしたもんでしょう….という感じです。
    長男に、「これって語彙力を高めるために買ってくれたの?」と聞かれて、「いや、どちらかというと、読解力というか、国語全般かなぁ」と言うと、「読解力なら僕あるほうだよ。説明文、小説得意だし。っていうかさ~、算数とかの問題まで出てきて、小4だけど、やっぱ出口式おもしろいわ」
    ってなんだか得意げ^^^;
    偉そうにいう割には、今回、小6初めての学校のチャレンジテストは漢字のミスや語彙力のなさ&読み取り不足で原点されまくり(配点も高い)ボロボロの点数でした..(汗)日本語論理トレーニングは小4スタート次女にも使えるかなと思って、直接書き込まずノートにやる方式で一日少しずつやるやり方を始めたようです。新聞、出口、スタサプ、宿題、英語もろもろ毎日やるものコースを抱えこみすぎつつありますが、とにかく、出口、あっぷー教の長男はコツコツやっていくようです。

    語彙と漢字、文章力。。。言い回しとか口だけは達者なんですけど、書くとダメなんですよね。。読むことはできても書けない。どうしてそう書く??という漢字が出てきたり、言い回しも、それ使っちゃう??みたいな漢字。そもそも音読み訓読み&言葉の成り立ちみたいなものを完全にスルーして覚えようとしているあたり、覚え方が私とは違うんだろうなという気がします…夫も文法系や漢字、単語を暗記する系が嫌いだったらしく、それでも、大学は長文読解力でなんとかなったと言っていて、似てるのかなぁ…
    私的には文法や漢字等々知らずして問題を解けるなんてそれこそ不思議ですが、その辺ざっくりとイメージする力、俯瞰的な目線?(笑)が男の子のほうがあるのかしら~。

    長男の周りは中高一貫狙いの子が多く、田舎で私学の選択肢もないので、そこに集中しています。
    長男もあと2年早く今の精神年齢に到達して、勉強に目覚めていれば中受のチャンスもあったのでしょうが、遅すぎました^^; 新聞のおかげなのか、本人の興味なのか、総合問題となぜか理科?は楽勝だったようです。初めての模試だったし、結果は期待しないのですが、何かしら見えてくるといいなとおもいます。
    いずれにせよ、中高一貫の問題は水物過ぎて対策の立てようがあるのか?と思ったりします…(苦笑)

    • ニューkinuさま コメントありがとうございます。
      長男くん、出口の良さに気付いてしまったとは!!さすがです!!話合いそうだわ~。うちの子どもたちなんて、私が出口出口言ってるのに「誰?」みたいな。
      興味ない様子です。キー!!
      本当に。読めるのに書けない。不思議ですよね~。色んなものが頭の中にあってまとめきれてない?男子だから?
      なんて思っていたら。なんと私小2でも「〇〇は」の「は」を「わ」と書いていました。
      小学生の時、毎日天声人語の感想文書かされていたのですがそこで文章を書くのが好きになったかも。文章を書くのもやはり訓練なのかもしれませんね。
      kinuさま!美しい文章をお書きになられるので、長男くんと作文!どうでしょう??

      あ、あとは私もコメント欄から教えてもらったのですが本多勝一の「中学生からの作文技術」という本が目から鱗でした。
      なぜ学校でこう教えてくれない??
      句読点の打ち方など、私が参考になりました。長男くんなら読めるかも~と思います♪

      • あっぷーさん 
        本多勝一さん、なんだかすごく懐かしいです。大学の授業で『子供たちの復讐』という本で講義があって、読んだ記憶があります。その後月日が流れ…久しぶりに目にしました。
        「中学生からの作文技術」ぜひ読んでみたいです。
        次女が幼稚園の宿題で毎日、文日記というものを書いているのですが、たまに句読点をどこに打つか聞かれて、あれ?と思うことがあります。(恥)文学部なのに…
        よく考えたら連日勢いでコメントしているこの内容も不特定多数の方に読まれていることを考えたら、誤植、誤字脱字は多いし、恥ずかしいです…
        それに、美しい文章!だなんて。あっぷーさんにそんな風に言っていただけてうれしくてくすぐったくて妙な鼻血が出そう。(表現力なさ過ぎ…)

        あっぷーさまのお父様が天声人語の感想文を書くように勧められたというお話を聞いて、今のあっぷーさんの素地もきっとそこで築かれたものなんでしょうね。私はお恥ずかしながら本も全然読まない子供だったのですが(今、娘たちが本好きなのが信じられない…)、小学校の頃に宿題が少なかったらしく(記憶にないのですが)「宿題がほしい」と願って祖母(小学校の教師でした)を困らせ、祖母が毎日日記を書くように勧めたそうで、それから毎日のように日記を書いていました。今でも文(拙すぎますが)や日記を書いたりするのが大好きで、きっとその原点はあの時の日記なのかなぁと思ったりしています。
        きっと何かのきっかけも必要だけど、訓練ってスポーツにしろ勉強にしろどんなことでも無駄どころか、やっただけの何かしらの結果がついてくるんでしょうね。

        全然話が変わりますが、アップーさんの記事のどこかでピアノの話が出ていましたね。
        私もピアノを習って当時そこそこの値段のするピアノまで買ってもらったらしいのですが、ピアノが楽しいと思ったことは一度もなく、月曜日のピアノの日が近づいてくるたびに泣きたい気持ちでした…
        結局それなりに弾けるようになったにもかかわらず、今ではまったく弾けませんし、親に申し訳ないことをしたなという気持ちすらわいてきますが、一方で、嫌なものを続けた自分がえらいと思う気持ちも(苦笑)
        娘たちにはそんな思いをさせたくなくて、本人が習いたいと言うまでピアノを習わせるつもりはなかったのですが、本人たっての希望で1年前くらいから習い始めました。
        つい先日、次女が練習をし終わった後、「ピアノ大好き!!!」と言って近寄ってきました。その笑顔は、きらめき算数脳をやったときに、「楽しい!!きらめきもっとやりたい!」と私に言って来た時の笑顔と同じでした。姉妹、同じ時期に始めたピアノですが、年齢の低い次女のほうがどんどん進んでいきます。小学生の長女に比べて時間のゆとりがあるのでたくさんやっているからでしょうが、ピアノの上達が早いです。好きだからこそ、もっと上手にやりたいからこそどんどん練習したい、やっぱりそれが一番なのかなーと思ったりします。よく算数のセンスとか国語のセンスとか音楽のセンスとか言いますが、センスというものがあるかないかで多少は(?)違うのでしょうけど、まずは「好き!」になって、自分からやろうという自主性が一番の原動力になって、いい方向に導いていくんだろうなと次女を見てはっとさせられました。

        私、何をえらそうに書いているんでしょうね(笑)いつものごとくかなり話が反れましたね….。
        長男はまずは、「文章を書く」ことが好きになってくれて、それなりレベルでいいので、とにかく人が読めるような文を書ける子になってくれないかな~というのが願いです。ゆるくゆるく訓練学習、私も伴走したいと思います!

        • ニューkinuさま コメントありがとうございます。
          書いてくださったこと、本当に同感です。センスとか言うけど・・・でもやっぱり好きじゃなきゃセンスなんて磨かれるわけがありませんよね。
          私が文章を書くのが好きになったのも、小学生の時に作文が何かの賞に選ばれて。それで得意だと勘違い(笑)
          それで好きになったってくらいのものです。勉強も同じで、好きになることがまず第一。小学生の時に好きになったものって、きっとずっと好きだろうなって思うんです♪
          その上小学生の時に何かを「好き」にさせるのって意外と簡単!?
          次男は算数が好きと言いますが、これも私が吹き込んだからに違いありません(笑)

          kinuさま、差し出がましいようですがぜひブログ書いてください!!なーんて。kinuさまがブログ始められる時は読者登録したいのですぐ教えてください。
          すごく文章が上手ですし(ってオマエが偉そうに言うなって感じですね、すみません)、絶対に向いていると思います。

          わたしはブログで普段言えないことも書いて、コメント欄では貴重な情報をいただき。最初は続くかなぁと思っていたのですが、最近は唯一の趣味♪
          おススメです。

          • あっぷーさん こんにちは。
            ほんとほんと。小学生の頃の「好き」って大事。そして、意外に吹き込み可能なのも小学生までなのかもしれないですよね!
            私も長女の算数地獄を見ていて、次女で出遅れるわけにはいかないと思い、kinu塾で「算数好き」吹き込み中です。きらめきが終わったので、天才脳をポチりました。まだ届かないか届かないかと次女は楽しみにしているみたいで、私も楽しみ!きらめきは、☆3つは私には教えるのはお手上げで結局夫に外注してしまったのですが、長女ですらいっぱいいっぱいだから、「次女のことはママと次女でなんとかしてよ…」と投げ返されました(苦笑)そんなこんなで次女さんはすっかり算数(本人、算数が何物か分かっていませんが)に拒否反応がなく、数字とお友達になれています。これって大事だなことなんだろうなってすごく思います。

            そしてそして~、ブログだなんて。恐れ多いです。
            確かに書くことは好きなのですが、あっぷーさんのような素敵な言い回しができず、語彙も少なくて、まさに長男状態です(笑)でも、そういっていただけるだけでもうれしいです!!

            長男に、「〇〇(長男)が無塾で中高一貫校受かったら、ママ、本でも出したいわ~。」
            と言ったら、「ママ、僕のことバカにしすぎ。でも、それいいかも。売れたら僕にお小遣いで頂戴ね」
            な~んて話をしてました(笑)うちの子は塾には行ってませんが、あっぷーさんのおかげですごく勉強が楽しくなったようで、もう本当に本当にあっぷーさんには足を向けて寝れません!!
            毎日毎日「あっぷーさん」「あっぷーさん」の話をするので、この話をしらない次女が、「で、あっぷーさんって誰なの??」とキョトンとしてました(笑)

          • ニューkinuさま コメントありがとうございます。
            次女ちゃん、天才脳を楽しみにしてるんなんて~♪ きっとママも楽しそうなお顔をしてらっしゃるんでしょうね。
            そうなると次女ちゃんが算数が楽しくなるのも当然! きっと遊びの延長くらいなのかな~、そう思うとすごいことです。
            わたしも最近初心を忘れて、「長男はなんでこんなに暗記できないの?私ばかり賢くなっていく~」なんて責めていましたが。
            kinuさまのコメントを読んで、母が楽しそうに勉強することの大切さを思い出しました。感謝です。
            きらめきの☆3つも次女ちゃんとあれやこれや試行錯誤したらきっと楽しいと思いますよ~♪

            kinuさま宅もそうかと思いますが、うちも勉強が家族の共通の趣味といいますか・・・(;^_^A (子どもはそうは思ってないかもしれませんが)
            わたしも中学受験経験がないので、たまに家族全員で「この問題どうやって解くんだ?」って睨めっこ。
            誰が一番早く解けるか競争~!!とかやってます。パパが一番になると、いつもは邪見にしているパパに対して尊敬の眼差し向けてみたり。
            勉強ってやっぱ楽しいですね(笑)

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