四谷大塚のはなまるリトル算数は1年生~3年生のものが出版されています。
(ちなみに4年生以降は、ちょっとタイプは違いますが四谷大塚の『予習シリーズ』へと続いていきます。3年生はジュニア予習シリーズがあり)
問題は単元毎に「きほん問題」「練習問題」「発展問題」の3レベルに分かれています。
レベルが3つに分かれているという構成は最レベ・トップクラスと似ていますが、最レベシリーズと比べると問題数のボリュームは少な目。
問題数は少ないものの良問が多いと思います。
最レベなどと違い、受験問題に一直線というよりは「算数を楽しみつつ思考力をアップさせる」という目的が感じられます。
受験を過度に意識することなく楽しく算数に取り組めるので個人的に気に入っている問題集です。
難易度ですが、はなまるリトルの「はってん問題」は、最レベで言うと標準の次のハイレベル問題と同じくらいの難易度でしょうか(ただ3年生の途中から急に難易度が上がっている気がします)。
とは言え「はなまるリトル算数」は最レベなどとはちょっと方向性が違いますので、一概には比べられず。
難易度(1~5)で書いてみました。
- 教科書準拠の問題集
- (最レベ・トップクラス・エリートクラス問題集の標準問題)
- Z会グレードアップ問題集のように多少難しい問題が入っている問題集
- はなまるリトルのようにやや難易度が高めな問題も入っている問題集
- 最レベ・トップクラス・エリートクラス問題集のハイクラス、トップレベル問題
そのため、最レべなどに取り組む前の準備教材としても最適です。中学受験を考えている子にお勧めですが、学校算数しかやったことのない子でも十分取り組めます。
ここ最近低学年の学校テストが難化している印象があります。(1問くらいですが難しい問題がぽこんと入っている)学校のテストで満点が取りづらくなっているので、学校テストの対策にもぴったりです。
四谷大塚ドットコムで中身が少しだけ見れます。メニューの「教材」を選んで、そのあと左の「見てみたい学年の教材」のところを押してください。購入の際の参考にしてみてください。
はなまるリトル、大きめサイズで独立開きするのも低学年にお勧めなポイントです。

ただ問題数の割にはお値段高め・・・。もう少しお手頃価格なら嬉しかったなー。
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