一部の天才を除いては、「勉強」って地道な繰り返しが大切で、近道はないように感じます。
わたし自身問題集が大好きなので、子どもにも色んな問題集をやらせたいとウズウズしちゃうのですが、基本的には「1冊を完璧にする」ことが大事だと思っています。
思えば自分の大学受験の時も、使用した問題集はほんの数冊でした。
その数冊の問題集がボロボロになるまで繰り返し繰り返し勉強して。だからこそ私は1冊の問題集の大切さが身に染みて分かっていて(問題集選びで間違えると時間を無駄にしてしまう)、自分の場合はそれがZ会問題集であって、問題集1冊で人生変わることもあるんだと思っています。
長男が4年生で入塾して、宿題量が多くって・・・。何種類もの問題集をあっちをやってこっちをやって。宿題量が多くこなすのに精いっぱいで、たとえ間違いがあっても解き直しすることなく進んでいっていました。
算数が得意ではない長男は、基礎もきっちりできないまま「なんとなく」進んでいくのみ。わたし自身中学受験の経験がないため、中学受験ってこうしていかないとダメなのかな?と思っていました。
でも・・・中学受験って塾に通わないと無理だよとかよく言われるんで、大人も解けないような特殊な問題ばかりなんだろうと思っていました。ですがわたしが長男と勉強している限りは捕って喰われるほどのものではなく普通の「勉強」。
中学入試っていう言葉は何か特別な響きはあるけれど、突拍子のないことをやっているわけではありません。
それに気付いて、算数が苦手な長男は基礎をしっかり!地道な繰り返し!勉強の基本に立ち返ろうと思ったのが去年の冬のこと。
実際に我が家でやったのは「付箋勉強法」です。
(勉強法なんて書いてますけど、そんな大層なものではなく私が勝手にネーミングにしただけです。)
実際の「付箋勉強法」のやり方
やり方は簡単。
①1冊これという問題集を決める。
②1日何ページなど大まかなスケジュールをあらかじめ決めておく。
③解き終わったらすぐ答え合わせをし、間違いや分からない問題があればすぐその場で解説。間違った箇所に付箋を貼っておく。
④翌日は付箋の貼ってある問題(付箋の貼ってある箇所全部)からスタート。
⑤正解したら付箋は剥がしてOK。間違ったら付箋はそのままで、また翌日解き直し。
皆さん大抵は間違った問題を解き直ししていると思いますが、わたしも以前はそれをパソコン入力したりコピーしたりしていました。でも結構手間がかかるので何かいい方法はないかなと思っていた時にひらめいたのがこの付箋を使う方法。
やってみたら意外とよくて、まずは付箋という物理的なものが子どもの目に入ることによる効果がありました。
子どもはたくさん付箋が貼ってあればテンションは下がるけれど、正解すれば付箋をどんどん剥がすことができるので正解がすごく嬉しい。
間違いを多くすると翌日取り組む問題が増えるので、くだらないミスはしないように気を付けようという意識も向上しています。
何よりできない箇所を繰り返し解くことで、基礎がしっかり出来るようになりました。
この方法を始めてから、長男は直近の組み分けテストでも2回連続で150点(200満点中)を超えて、本人もやる気アップ。
(算数苦手な長男を引き上げてるのはぶっちゃけ私なんですけどね。長男はオレ算数得意かもと言ってますよ。ま~しめしめなんですが)
まとめ
わたしもたいがいヒドイ親でして、子どものために身をささげてというタイプではありません。
読み聞かせしたことないし、子どもと遊んであげたことも本当にないし、自分の時間を割いてでも子ども優先は無理です。
だから懺悔の意味も込めて・・・わたしが子どもにしてあげられること。
偏差値の高い学校に行かせるとかじゃなくて、「勉強のやり方」だけは教えてあげたいなぁ~・・・。そして子どもにとってその時々に最も必要な問題集を見付けてあげたいなぁ~・・・。
(とは言え、自分が勉強と問題集が好きで子どもと楽しみたいからっていう、やっぱり自己中な思考回路なんですけどね)
最後に全く関係ありませんが、次男の珍解答。
「くだもの畑の地図記号」が!!!まさかの!!!リンゴ!!
えっと~・・・うん。気持ちはわからなくもない・・・けどさ。
でおわり。
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