気にはなりつつずっと購入を見送っていた「サピックス・都道府県地理カード」

アマゾンでの評価も高かったので気にはなっていました。でもお値段2,500円以上!なのにカードは自分で切り取る式・・・。うーん、2,500円の価値があるのかイマイチ自信が持てない。
そう思いずーっと購入を悩んでいました。
ですが次男があまりに暗記が苦手すぎて、1つの地理名を覚えるのに何時間もかかります(大げさではありません)。
予習シリーズなど参考書を眺めていても全く頭に入らないようなので、次男の地理勉強は「クイズ形式」。そうなってくると、この都道府県地理カードが使えるのではないかと、思い切って購入しました。
サピ・都道府県地理カードの内容
まずこちら、名前の通り「カード」です。切り取り線があるので、それに沿って切り離して使います(ハサミ不要で切り離せます)。
地理カードが164枚です。

地理カードは、表に県名等基本的な情報が書かれています。表の下にクイズが書かれており、裏がその答えになっています。
例えばNo.19の宮城県の表

裏

また、この都道府県地理カードには、カードとは別に「解説編」という冊子が付いています。
こちらに都道府県カードを使った遊び方が書かれています。
- かるた取りゲーム(解説ページにある文章を親が読み、子が取る感じ)
- 神経衰弱ゲーム(都道府県あてや地方あての神経衰弱)
- 早押しクイズゲーム(出題者が問題を読み、手を挙げて解答する)
- 日本一周トラベルカードゲーム(サイコロをふって日本全国を回りながらカードを集めていく。この遊び専用の大きい日本地図も付録で付いています)
- 日本地図カードパズルゲーム(これまた付録の日本地図カードを使って、神経衰弱のように遊ぶ。1人でもできる)
- 日本地図カード並べゲーム(トランプの7並べのような遊び)
このように本当に色々な遊び方ができるのが特徴で、もちろんここに書かれていない遊び方もあり。
我が家では、裏面を表にして並べます。都道府県名が分かるカードを都道府県を言いながら取る。正解なら手持ちになり、不正解ならよけておく。最後にたくさん枚数を持っていた方が勝ち。など、まぁなんとなく適当に色々遊べる感じです。
都道府県カードを早く買っておけばよかったと思った理由
最近は家族で都道府県カードで遊ぶことも多いのですが、やる度に「もっと早く買っておけばよかった!」と思います。
というのも・・・書かれている都道府県の特徴が絶妙なんです。
まさに中学受験準備用といった内容で、私は余裕で全問正解と思ったら・・・意外と難しく、中受勉強をしている長男の方がたくさん正解できるという情けない結果に。
例えば「鵜飼」「野口英世」「しょうゆ」「金魚」とかって何県?? パッとでてこない!
あとは、「伊達政宗」「時計台」等わたしたち世代にとっては常識だけれども、子どもたちはまぁ知らないよなっていうカードもあり。
よく考えられてセレクトされた164枚の都道府県カードというのが分かります。
各カードの解説も詳しく、明らかに中受向けです。都道府県カードの解説まで完璧にすればかなり力になりそう。
あとはもう1点。長男小5の地理勉強になると、もはや都道府県名は出てこずに都道府県の形と特徴を結び付ける問題もあり。形だけでどこの都道府県か分かるというのはもはや大前提といった感じ。
そのため、この都道府県カードのように各県ごとの形が書かれているのがいいです。
また解説の冊子ですが、これがまたいい! 解説ではなく、この1冊で売り出してもいいんじゃないかと思うレベルです。
解説の冊子には、1都道府県1ページ(カラー)で、特徴や地理名等がまとめられています。これが!普段の勉強にめちゃめちゃ使えそうです。内容はすごく詳しいというわけではないので、予習シリーズなら小4社会くらい向けですが。
とにかく中受社会を勉強するならば、必要なことが色々詰まっている一冊なので、買って後悔することはないと思います。
特に暗記が苦手な子や、中受勉強準備におススメです。実際に中受勉強が始まってしまうと、なかなか都道府県カードでなんて場合ではなくなると思うので、結構早いうちに購入するのもいいかと思います。
我が家ももっと早く買って家族でトランプ!なんかの代わりにすればよかったな~。

次男は負けず嫌いなので「今日夜に都道府県カードで勝負しようね。ハンデで今暗記していいよ」なんて言うと、カードを眺めながらせっせと暗記しています。しめしめ(笑)
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