ー2016年1月13日ー
長男が現在1月のみの進学塾のお試し授業(算数のみ)を受けています。
長男が通っている塾では、小2から通塾している子が20人くらい。長男と同じく冬期講習からの1月授業お試しをしている子が10人くらいいるとのこと。
それでこの1月に新たなクラス分けがあったみたいで、その結果が塾に張り出されていましたが、長男は1番上のクラスに名前が入っていました。
ですが一番上のクラスだからと言って「それだけ算数ができるのか」というと、私としては答えはNOだと思っています。冬期講習の確認テストなどは長男は確かによくできていました。それはなぜかというと、ただ単に「やったことがあるような問題が多かった」、この一言に尽きると思います。
はい、残念ではありますが、ただ単に家庭学習をしてきたことと同じ内容だったから高得点が取れた。それだけのこと。なので今後(もし塾に入ったら)この位置をキープできるのか?はたまた落ちていくのか?そこは未知数です。
ただ今回上位クラスに入れたことは長男も嬉しかったみたいで、ニコニコして「ママのお陰もあるね」(たまには良いこと言うね!)なんて言っていたので、本人の自信に繋がったのだとしたら良かったなと思いました。
うちは通塾予定なしで家庭学習をしてきたので、特に入塾テスト用に勉強したということはありませんし、塾によっても入塾テストの範囲は異なると思いますので参考程度に読んでくださればと思います。
塾授業を受ける前にやっておいて良かった問題集
サイパー算数の「和差算・分配算」
関連記事:サイパー思考力シリーズ「②比較・順序・線分図」「③和差算・分配算」のまとめレビュー
長男には家庭学習を始めてから、何百回と「線分図を書け」と言ってきました。ですが、簡単な問題だと「解けるのになぜ線分図を書かないといけないの」となる。逆に難しい問題だと「どうやって線分図を書けばいいのかが分からない」となってしまい、なかなか線分図をマスターできずにいました。
そんな時出会ったのがサイパー算数シリーズの「和差算・分配算」。
こちらは最初のページから取り組んでいくだけで、気が付いたら和差算・分配算を線分図を使って解けるようになっています。問題を解くというよりも、線分図を書くことに重点が置かれているので、長男もスンナリ線分図を書いていましたし、この問題集が終わる頃には問題を読みながら線分図を書いていくまでに成長しました。
この線分図の概念をマスターすると、文章題を解く力がかなりアップすると思うので、これは本当にやっておいて良かったなと思っています。
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天才脳ドリル 空間把握
関連記事:天才脳ドリル「空間把握」は大人も楽しい問題が満載!
中学受験経験がない私にはちょっとびっくりだったのが、塾の授業カリキュラムの単元に「サイコロ」というものがあったこと。
あとは全統テストでは、天才脳ドリルなどでよく見かける「ビルディング」の問題が出たりします。これって学校の勉強だけやってた場合は最初「なんじゃこりゃ?」ってなるかもしれませんが、幸いうちは天才脳ドリル 空間把握は時間をかけて取り組んだお陰で、「なんか見たことのある問題」だったみたいです。
小2の時に、これで思考力が少しでもアップすればいいなと思い家族で楽しみながら取り組んだ天才脳ドリル。思わぬところで役立ったのには驚きました。
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きらめき算数脳
関連記事:絶対やって損はない!自ずと思考力が鍛えられる「サピックスのきらめき算数脳」
家庭学習でも学校の学習でも、算数って大抵「単元毎」に勉強しますが、それだと一度解き方パターンがわかっちゃうと、あまり考えずに解くようになってしまうのがやや難点。
当然ですが中学受験では単元毎のテストではないわけで、子どもが通った冬期講習のテキストも単元毎には分かれていませんでした。
そういった形式に慣れていないので少々心配したのですが、そこは特に苦にはならなかったようで、それって考えてみたら子どもたちも大好きな「きらめき算数脳」のお陰かもしれません。
我が家ではきらめき算数は一問一問しっかり考えさせて解いてきていて、実際あそこまで「考える必要のある」問題集ってそうそうないような気がするんです。
やっぱり「きらめき算数脳」は我が家の家庭学習の原点だ~と今回実感。
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勉強サプリの応用問題 植木算・規則性などのテキスト
うちでは特に「特殊算をやらせよう」という意識はありませんでしたが、トップクラス問題集なんかをやっているとどうしても出てくるのが特殊算。
どうせやるならまとめて一気にやるかなと思ったものの、例えばトップクラス問題集などの植木算は問題量もそう多くなく、地頭がいいとは言えない長男はそれだけではどうしても理解が追いつきません。(次男は繰り返し解かなくても理解できるタイプですが、長男はダメ)
そこで使ったのが勉強サプリの応用編でした(当時はサイパー問題集は知りませんでした)。
勉強サプリは月額1,000円という低価格ながら、学年の縛りがなくどの授業も閲覧し、テキストをプリントアウトすることができます。(例えば植木算なら解説授業とテキストが17ページ!)
授業は閲覧しませんでしたが、テキストは「元は充分取れた」というくらい利用させてもらっています。
関連記事:通信教育で悩み続けている我が家が勉強サプリ継続を決めた理由
勉強サプリは小4からですが、通塾を考えている子なら小3でも結構使えると思います。1週間無料お試しができるので、その間にテキストをプリントしちゃうのも手かも(笑)ですが解約しないと自動継続になるので注意です。
勉強サプリについてはこちら>>【勉強サプリ】
Z会 入試算数の基礎30
関連記事:家庭学習ママ必携!こんな参考書が欲しかった「Z会入試算数の基礎30」
長男は元々算数が得意ではないので、たまーに(?)学校の算数テストで「おいおいおい」という間違えをしてくることも。
そんな時は「Z会 入試算数の基礎30」を参考にしながら、学校算数より少しレベルアップしたところ(飽くまで本人の理解が追いつく程度)まで教えていました。
例えば、長男ときたら学校のテストで「9分の1が10こあると1になる」とおバカなことを書いていましたので、家で徹底的に分数を叩きなおし~!!
図形を用いながら分数の基本的な部分からやって、思いのほか出来そうだったので4年生の範囲である仮分数・帯分数までを「Z会入試算数の基礎30」を参考にしてちゃちゃっとやっちゃいました。
とそんな具合。塾では小3で学校範囲以上のことをやっている場合が多いと思うので、これもよかったかなと。
今見直しても、Z会の入試算数の基礎30は塾学習でやる範囲を見事に分かりやすくカバーしてくれています。(今思えば、これを教科書代わりにして家庭学習を進めたらより効率的だったかも。これを教科書代わり、問題数は足りないのでそこは勉強サプリを利用する!←入塾テスト対策にもおすすめ)
Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30のレビューをアマゾンで見る・購入画面に進む
以上、やっておいてよかった問題集を挙げてみました。やはり塾で上位クラスに入れたのは「やったことがある単元ばかりだったから」(笑)でしたね~。
これから長男は上がっていくのか、はたまた沈んでいくのか。そして小3までの家庭学習がどの程度役立つものなのかも報告していきたいと思います。
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