長男、6年生前半に塾の理社はお休みにして自宅学習をしました。理由は、理社が穴だらけなのに塾の授業に追われて「穴を埋める時間がない」からです。
そもそも穴だらけなのは長男の勉強時間が少ないのが原因です(塾がある日は家庭学習ゼロ。塾がない平日は2時間強、週末は数時間…)。その上少ない家庭学習は苦手な算数に取られるので、理社は放置せざるを得ない状況。
勉強時間の少なさと言えば…塾がない平日に2時間勉強しているとは言え、長男は塾の宿題もテキトーにやっていて、採点さえしない。難しそうな問題は解かない。とりあえず宿題を提出しとけばいいやっていう考えが丸見えで気持ちがいいくらいです。
先日とうとうこんな長男に怒りがこみ上げてきて…。長男の背後に定規を突き付け『丸つけしないと…刺すよ…!!』と凄んでみましたよ。そしたら長男が『くっ、この女型の巨人、やるのか?!!』(進撃の巨人の影響)と大喜び。160cm近くの私より大きい身体で攻撃されて、長男は進撃の巨人ごっこのつもりでも私は本気で痛いし…で大変な目に遭いました。
話が逸れましたが、6年の前期は理社の穴を埋めるために家庭学習をしたのですが、その時に使用したのが地理は『四科のまとめ・社会』で、歴史は『サピックス・年表トレーニング帳』です。
さすがサピックス!の年表トレーニング帳
長男の6年になってからの社会偏差値はこんな感じ。
- 6年組み分けテスト1回:57
- 第1回合不合格判定テスト:58
- 6年組み分けテスト2回:54
- 6年組み分けテスト3回:59
- 第2回合不合判定テスト:57
偏差値60の壁がなかなか超えられず、過去のテストをざっと確認してみたところ、間違えている問題形式がほとんど同じでした。地理はデータ読み取り問題、歴史は年号並び替え問題がぜっんぜんできていない…。
そんなわけで、そもそも地理は基本用語も怪しかったので『四科のまとめ』で基本用語のチェック。歴史の用語は問題なかったので、歴史は年号を中心に家庭学習することにしました。
年表トレーニング帳は別冊解答が赤シートで隠して利用できるようになっているなど、同じくサピックス「白地図トレーニング」と似ています。
年表トレーニング帳は3部構成です。
第Ⅰ部(総合編):見開き2ページ構成。左ページは、年表を使って歴史の重要知識を穴埋めで書き込んでいきます。右ページは、年表中の出来事が起こった原因や影響を簡単な記述形式でまとめていきます。
第Ⅱ部(テーマ別実践編):「テーマ史」に沿った構成で、政治・外交・文かなどのテーマ毎に年表にまとめられています。
第Ⅲ部(別冊解答):上記の別冊解答ですが、解答が赤文字になっているので、付属の赤シートで暗記確認をすることができます。
年表は穴埋め方式ですが、枠が大きく重要事項だけ書かれているので、歴史の大まかな流れが掴むのに最適です。
我が家は時間がなく右ページは取り組めませんでしたが、記述も短文もしくは穴埋めなので、取り組みやすい! 穴埋めの空欄もかなり大きいサイズなので、1ページ1ページにあまり時間がかからないです。
穴埋め中心とは言えボリュームはかなりあり、最終は97ページ。長男は㉜の外交史までやりましたが、通常の歴史問題集とは違い、問題が年号順に並んでいるので視覚的に歴史の流れを整理するのにも役立ったと思います。
考えてみれば今までは歴史の流れよりは、用語の暗記を重視してきました。一度どこかで歴史の流れを押さえないとと思っていたところでこの『年表トレーニング帳』(私がリスペクトする方がコメントでこれをやったと書いておられて、その影響です)。中学受験生としてはやるのが遅すぎでしょうし、右ページまではできませんでしたが、一通りやれてよかったです。
本来は別冊解答を赤シートで隠して使う…までやりたかったのですが時間切れ。できればもう少し前にやりたかったというところです。
ちなみに『年表トレーニング帳』は中学受験向けですが、普段の歴史学習にも使えそうです。現に次男がこの年表トレーニング帳をみて、これならやってもいいと言っていたので、次男用にもう1冊購入予定。(これならやってもいいというのは、問題数が少なそうに見えるからですが…。)
次男は歴史知識が真っ新な状態なので、コピーして繰り返し使用させるつもりです。
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